ロココはうろたえた  
 
せっかく愛しの妻と初夜を迎えようというその日に  
こともあろうか……  
 
『…これは…ある意味呪いでしょうか…神帝の』  
下半身馬とは…パワーアップしたのに、憂鬱である。  
『…………ロココ!』  
『なんと!あなたもパワーアップしたんですね!シバマリアですか。また脱がせにくそうな金の…鎧?その卵がまた…』  
再会早々まくしたてるロココをみつめるマリアは、はあとため息をつく  
『いや……馬か。馬とはな……』  
『あれは……すばらしいですよ。馬だから』  
『…………』  
『…とりあえず部屋にいきましょうか』  
 
部屋に入るや、マリアはまたハアとため息をついた。  
『戻れないのか?』  
『……いまのところ』  
マリアは、う〜んとうなだれたが、いきなり服を脱ぎだす  
 
『まっマリア?』  
『黙って……』  
全裸になったマリアはなにを思ったか、ロココの背に飛び乗る  
 
『ん……』  
『え?』  
背中では全く姿を見ることができず、ロココは背にマリアの陰部が当たるのを感じて、たじろいだ  
 
『んっ………ああっ』  
ぐちゃぐちゅという音が部屋に響く  
『マリア…………』  
『んっ……あっああ…』ロココの背に陰部をこするようにすりよせ、マリア恍惚の表情を浮かべる…  
『……うっ………あんまりですっマリア!』  
『みたいのか?ふふ………んっ』  
『君に触れたい』  
『触れてるではないか』  
後ろ手に回した手が、マリアの陰部に触れたとたん、なにかがはじけた…  
 
どしんと床に落ちたマリアの目の前に、アンドロココがいた  
 
『……戻れるじゃないか』  
『……ええ…愛故に……でしょうか』  
唇を重ね、肌を重ねる  
 
少し傷の残るマリアの肌をまさぐると、吐息が漏れる  
乳房は小さめだが、弾力があり、さわるとひときわ激しく乱れる……  
 
『やっやめろ……』  
『…さっきのいじわるの仕返しです』  
『いっ………んっふっああ……』  
『きれいですよ……ここも…』  
無理矢理に広げた陰部をむさぼるように舐められ、マリアは一気にのぼりつめた。  
『いっいやっ………もう…許して』  
『いやですね…これは罰です…』  
 
ロココは指先からバラの蔓を出す  
それがマリアの肢体を這うように縛り上げていく。  
『おまえに……こんな趣味があるとは』  
『まさか……あなたが喜ぶからやっているのに?』  
『悪魔もびっくりな……ひっ』  
バラの蔓の先が、マリアをまさぐる  
淫媚な音をたててその触手のような蔓に蹂躙されるマリアは、たまらずに吐息を漏らす  
『舐めて……さっきほどはないけど』  
『んっ………ふう』  
ちろちろとそれを口に含んでいる間にも、絶頂の波がおそう  
『くせになりそうだ…』  
『…マリア…入れますよ』  
『ま……待って…私は!』  
『初めてなのでしょう……大丈夫…』  
『いっ…………んっああっ入ってく……』  
 
『さすがに…きついな……』  
半分も入りきらず、ロココは一度とめた  
『痛い?マリア』  
『…馬でなくてよかった』  
『ああ…そうですね……』  
ずんっと奥まではいると、マリアはさすがに痛みを感じたのか、ひいっと悲鳴を上げた  
『ごめんなさい…ついむりを』  
『いやっ………んっああっ』  
『動いて大丈夫ですか?』  
『せっかちだな……私は……せっかちは好きだ』  
 
ぎしぎしと波をうけとめながら、マリアは幾度めかの絶頂の時を迎えた  
『んっ………またっいく………ああんっ』  
これがあのアマゾネスかとみまごうばかりの乱れぶりにロココも息が荒くなる  
『マリア……もう私も…………』  
『きて………中に…………私に……だして』  
『ああっ……マリア!マリア…………んっ』  
 
 
 
『……これは!』  
『そんな………』  
 
二人は唖然とした  
 
『ファジーマリアロココ……って』  
結びついたまま、二人は苦笑した……  
『さっきの馬が神帝なら…』  
『今度は愛然かぐやあたりの呪いか?』  
『困りましたね…どうすれば……もどるのか……』  
『…いや……これも悪くはないが……』  
『困りましたね』  
 
 
苦笑しながら  
子供が生まれたら  
この呪いの主に  
育ててもらおうかとマリアは冗談のようにつぶやいた……  
 
完  
 

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