クロスエンジェルはたじろいた
なんという悪魔だろうかみたこともない奇妙な形をしている
クロス『やっやめてくださいのっ』
『を〜』
唯一の武器クロス砲が奪い取られ、背後は崖
でも、まだ望みはある
ヤマトら神帝とロココさえきてくれたら
見回りにいくといっていた。すぐかえってくる
クロス『あっ』
全身に緊張が走った
クロス『きゃ〜の』
殺される!
クロス『あっ』
引きちぎられたレオタードから豊かなバストが飛び出した
クロス『いっいやっいやですのっ』
逃げようとしたクロス腕は触手に捕まえられ、身動きができない
クロス『あっあふっ』
気味の悪いべとべとした触手が全身を舐めるように動き回り、体を締めあげていく
クロス『んっあっいやですのっ』
ついにカノジョの深部を探り当てた触手はいきなり隙間に入り込んできた
クロス『んはっいっいやっいやっんふっああ』
だんだん意識がなくなる心地よさすら感じるのは?
クロス『っふっあっいっいっ』
とろんとした瞳にきらめく光が見えた
クロス『たっ助けにきてくれましたのね』
虚空にうつろう瞳のクロスエンジェルを、沈黙とともに絶望がおそった
『いい格好じゃないか!』
『わっワンダーマリア!』
そう叫んだ瞬間、全身がふるえるのを感じた
『スーパーデビルが作り上げた失敗作の悪魔に、よもやおまえが捕まるとはねぇ』
『いっいやっああの』
ワンダーマリアはなぶるようにクロスの裸体を視姦し、その一番敏感な部分にいきなり刺激を与えだした
くちゅくちゅ
淫びな音がイヤでも耳に入り、ツタのような触入り、ツタのような触手は全身をさらに締め付けていく
『ああっっやめっやめてくださいのっもっもうおかしくなっちゃいますの』
『感じてるのかい?こんなできそこないに、ふふ』
『いやああんっああふっううんおかしっくいやっいやあ!』
もだえるクロスをワンダーマリアは嘲笑した
『ははははいい格好じゃないか!ごらん。こいつにはね、ちゃんとあるんだよ、ふふふ。まさかはじめてではあるまい?』
『いやっいやですのっ』それはまさに男性器そのものだった
触手の一部が変形しているのだ
意識がもうなくなる
いやといいいやといいながら、体はもっともっととさらにほてり、陰部はもはや液が収まることなく流れ出て
おさまらないのだ
絶望しかなかった
『んっあああ!!』
ついに男性器に似た巨大な触手がクロスエンジェルの秘部を貫いた。ぐんぐんと狭いそこを幾度となく蹂躙する
『いやっいっいっいっちゃうっああ!!私はこんなのイヤですの!ヤマト神帝さん!ああっんん』
そのとき、何かがクロスエンジェルの中ではじけた。
がくんと首が下がり、体が急に青白くなる
マリアははっとする
『次はオマエダ』
ぐっと、か弱いと思っていた少女から腕を握られる。声は彼女の声ではない
『!っ』
ふりほどこうとしたマリアの手を触手がとらえた『なに?!なにを!』
触手が体の自由を奪う
クロスエンジェルをとらえていたはずが、今は自分が餌食になりつつあるのだ
『くっそんなっばっ!』もがくマリアに近づいたクロスエンジェルが、一気に胸元を引きちぎる
少し小さめの乳房をわしづかみにし、クロスエンジェルはニヤリと笑った『イタブッテヤルオマエもオレノモノ』
触手が体を縛り上げてきた。
魔力が全く効かない!
『ひっ!』
クロスエンジェルがいきなり秘部をまさぐってきた
スボンはずりさげられ、片足が触手によって持ち上げられていく
『いやああ!』
『うぐむっ』
ワンダーマリアの声は、いきなりかき消された
クチにあの男性器に似た触手がいきなり入り込んできたのだ
髪がほどけ、女の性か吐息が歓喜を帯びてくる
幾重にも枝分かれしたぬめぬめした触手が敏感なところをすべて攻めていく
特に秘部は敏感な突起を中心に舐めるような感じだ
『くはっっやっ!やめろ!まだっ私は!私は!』
後ろに回り込んだクロスエンジェルの秘部に突き刺さる触手が、枝を増やしていた
巨大な男性器に似たそれは、クロスの腰から突き出たようにそそり立つ
『サアイタダコウカ。女ヘッドサマヲ』
『いやっいやっいやあ!』
ジュルッとにぶい音がして、狭い秘部は完全にえぐるように貫かれた
『いたっ痛いっ』
苦痛にうめくマリアの声
『コイツハ驚イタ女ヘッドサマハハジメテデイラッシャル!』
ぐじゅぐしゃと後ろから突かれ、悲鳴を上げたマリアの声はやがて快感を帯びていく
『んん……くうん…あっあっっ……んふ…うわあああ』
突かれながらも触手はあらゆるところにからみつく
『フッサアイケヨ!ソシテオレノモノ二』
『なんですか!これは?』
上空からようやく、ロココとヤマト神帝はそこにやってきた
二人の女を弄び、蹂躙した触手は、すぐさま侵入者に襲いかかる
しかし彼らの敵ではない一撃で燃え尽きていく魔物から解放されたクロスエンジェルを優しくヤマトがだきあげる
『クロスエンジェルっ』
そうつぶやきながらも、なまめかしい姿になんとなくそそってしまう
一方ワンダーマリアを抱えたロココも欲情を押さえられそうにない
『さっ先にいきますロココ様』
『そうですね。皆もまっているでしょう』
ヤマト神帝はクロスエンジェルを抱えて飛び立った
が
しばらく飛んできれいな湖の近くに降り立ち、クロスエンジェルを水面に浸けていく
『や…ヤマト神帝さん』
『きれいに洗ってあげるよ』
『はいの…』
ぬめぬめした触手はまだ体に幾重にもからみついている
『んっだめですの!いやあん』
『君がこんな格好なんだもん』
『んもう〜んっああんっあっやあのっきもちいいっああの〜』
『君って柔らかいんだなあ』
『ああの〜おっぱいは〜びんかんですのよ〜ああんっんっ』
ヤマト神帝の攻めにさっきとはちがう心地よさを感じる
ヤマト神帝はさらにクロスエンジェルの知り尽くした体を攻めだした
『きゃっ』
岩に手をつかせ、背中から太股に触れる
右手は胸を触り、唇は背中をなめ回す
『んふっああんっっヤマト神帝さんっだめっじらすのやめてくださいの〜』
『どうしてほしいの』
『私のあっここもっさわってくださいの〜』
『どこさ?』
『ああんっいじわるですの〜ああっクリ………っそんなっ広げちゃっんん』
指がすっと秘部を探り当て、さしこまれる
『んはっううんっいやっんん』
『すごいよここ』
『ヤマト神帝さんがさわるからですのっんっ』
『いれていい?』
『欲しいですの〜あんっああの〜』
じらしながら、はいってくる熱い固まりに、クロスエンジェルは恍惚の表情でうめいた
『ふっっんっあっいやっいやあ〜の!〜』
二人が激しくもだえてしばらくして
神帝隊の元に戻ると、ロココもすでにいた
『クロスエンジェル!無事か?』
ジャックが心配そうにきく
『はっはいのっ!ヤマト神帝さんが助けてくれましたのよ!』
なにも知らない神帝隊は安堵の声を上げる
ヤマト神帝は小声で聞いた
『ロココ様は?あれから』
『………』
ロココはどうなったかはなにも語らない