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「ふふふ…これで次界創造主とは笑わせる…」
サタンマリアは柱に縛り付けられ、力なくうなだれた聖フェニックスの流れる黒髪をグイとつかみ、力付くで顔をこちらにむけさせる。
「ぅう…サ、サタンマリア……何故……こんな事を………っ」
捕える時につけた傷でも痛むのか息も切れ切れに、しかし真直ぐに聖フェニックスはサタンマリアを睨みつけた。
「何故だって?その眼が気に入らないからだよ!」
マリアは思い切りフェニックスの頬を平手で打った。
しかしフェニックスは怯まない。すぐにマリアに視線を向ける。
闇色に濡れた瞳がマリアを捉える。マリアは一瞬息を呑んだ。
「たとえ種族が違えども、理解しあえる事は出来るはずです!」
白く柔らかい肌は紅潮し、墨を流したような黒髪で縁取られている。
白と朱と黒のコントラストが艶めかしかった。
「…では私も貴様の事を理解出来る様、努力しなければならないな」
ニヤリと笑い、マリアはフェニックスの頬を優しくなぞった。
「…いつまでそんな眼で私を見ていられるかな?」
マリアの手はしなやかな動作でフェニックスの体を上から下へと撫でていく。
「な…何をする気だ!?」
「こうするのさ!」
マリアはフェニックスの長衣の裾に手を掛け、一気に捲くし上げた!
「……!な…なんだと!?」
そこで特派員が見た物は!?
1.意外と立派な物がついていた
2.女だった
3.その他