このエリアでの聖宝石も無事手に入れて、次のエリアに進むことにはなったのだが、エリアはもう夜になり、さすがに飛行には向かないということで野宿することになってしまったワッPズ&ベイギャルズ。
とりあえず次界を救うことが先決になって、いつの間にやらお尋ね者も解除され、今は一応共同戦線を張っている9人。
ガーネメントで裏切ったと思われたコッキーも戻ってきて、元通りに行動を共にしている。
さて、そんな仮眠を取っている仲間たちから少し離れた場所に呼び出されたボルカンヌは、眠そうな目をこすりながらかなり不機嫌に呼び出した相手に文句をつけていた。
「なんだよ、こんなとこに呼び出したりして…オレぁ疲れてんだぞ、今日はゆっくり眠りてぇんだからな。くだんねぇ用事だったら殴るかんな」
「なんだはねぇだろぉが」
言うなりコッキーがボルカンヌの唇を自分のソレで塞ぐ。
「なっ! イキナリ何すんだよ///」
突然のその行動に驚いて、体を離そうとするボルカンヌの腰を引き寄せそのまま首筋、鎖骨、胸…と唇は徐々に下がっていく。
「いいじゃねぇか、久々なんだからよ」
「な、にがだよ! 大体、元はと言えばお前がBZ側に行ったりするから…ってオイ、やめろってば///」
じたばたと暴れるボルカンヌの身体を押さえつけ、コッキーは手をスカートの中に入れ太ももをまさぐり、耳元に舌を這わす。
「はっ…あ、ちょっ、待てよ…ヤダ、やめ…!」
「良いだろ、別に今更」
「そーゆーんじゃねぇって…わっ! バカ、んなトコ…さわっ……っぁ…ん」
的確に、ボルカンヌの敏感な部分を布地の上からなぞるコッキーの指に、思わず声をあげる。
「感じんだろ? ココ…」
「や…やめ…ろ……、っくぅ…」
くにゅ。
言いながら周りをなぞっていた指を布地の奥へと入れてくる。
「はぁ…んっ」
まだ濡れ始めたばかりのソコは指一本入るのがやっとではあったが、コッキーは構わず指を置くまで差し込み内側から何度もすりあげていく。
「ひ…ぁん」
がくがくと膝の力が抜けていき、コッキーにしなだれかかるボルカンヌの内股から、つ…っと液体が流れていった。
それから程なくして、野営地から少し離れた木陰、甘い嬌声と息切れする声が響いた。
「…ん…ふっ……ふぁ…! あぁ…ん」
くちゅくちゅと指が秘部をまさぐる音が聞こえる。ソコはもうすでに濡れそぼり今や指が3本抜きつ差されつされていた。
「あ…ぁん……もぉ…」
「もぉ? なんだよ?」
あざけるように耳元で響いた声に羞恥心とともに蜜があふれる。
指をきゅぅっと締めつけるその感触を楽しみながらコッキーがゆるゆると動かし続ける。
何度も軽い絶頂を迎えることはあても、決して指以外のモノを入れられることなく嬲られ続けているボルカンヌ。
「…もぉ…や……あぁっ…?!」
秘部をいきなりつかまれ悲鳴を上げる。
「っひ………ぁあぁ…ん…!!」
再び絶頂を迎え、息切れしているボルカンヌを眺めながら、くく…と楽しそうに笑う声が聞こえる。
「んだよ、なさけねぇな。お前次界警備隊なんだろ? もうちょっと我慢できねぇのかよ」
「はぁ…くっ……はぁ…ん…あ、ぁん………そ、れと…これ、はぁ…」
肩で息をしながら抗議の声を漏らすボルカンヌのあえぎながらつむがれる言葉は抗議の言葉であるはずなのに、それは徐々にねだるような声色へと変わっていく。
「コッキー…ぁ…こっきぃ…ん……も…お、願…い」
「いい眺めだなぁ? 上からも下からもこんなぐちょぐちょにヨダレ垂らしてよぉ」
「や…やめ、言わな、…で…」
かぁっと頬を朱に染めていやいやと首を振る姿はかわいらしく、艶かしく否応にもコッキーの熱を高めた。
「今度は俺の番だぜ…楽しませろよ、な」
ぐいっとボルカンヌの身体を持ち上げ、ゆっくり膝の上に下ろしていく。
ずりゅ…にゅぷ……
湿った音を立てて、肉が埋まっていく。
「ひゃ……ぁあ……ん、ぅん」
びくりとボルカンヌの体が反応する。
すでに指だけでも何度も絶頂を迎えていたその体はたやすくコッキーを奥まで受け入れ、ようやくありついたイチモツに敏感に反応した。
きゅうきゅうと締め付ける内側は、しごくように動き、奥へ奥へと呑み込んでいく。
(っくぅ、相変わらず締め付けやがる…! こいつは名器だぜ)
「は…やくぅ、う、ごい…てぇ…!」
緩く、焦れったいその感覚に堪らずボルカンヌがねだる。が、
「自分で動けよ、ホラ」
コッキーは腰をゆるゆると揺らしながらボルカンヌのたわわな胸を弄ぶ。ふにふにと柔らかいその胸の頂点は固く突き上がり、指の間に挟むとコリコリと良い感触がした。
「あぁん…あっ……あぁ!!」
ひときわ高い嬌声が零れた。
「あぁ…ん、いぃ…いい、よぉ…、もっと…あぁんん…もっとぉぉ…」
両腕をコッキーの体にまわし足を絡め、自ら腰を打ちつけ悶えるその姿からは、とても昼間の警備隊としての顔は見ることはできない。
「はっ、とてもついこの間まで処女だったなんて思えねぇぜ。お前ぇインランなんじゃねぇか?」
「ふ…あぁん! や…そ、れは…ぁコッキーが…ぁあん…v」
大きく動かされるたび身悶え悦ぶ。
「ったく…普段からこんくらい素直ならかわいいのによぉ」
ズンズンと腰を大きく動かすコッキーの膝の上で、ボルカンヌの豊かな胸が踊る。
繋がった部分からは湿ったこすれる音が絶えず聞こえる。
互いの汗が混じりあい、吐き出される吐息はそのまま繋がっている相手の体にかかる。
それがまたお互いの熱を上げていく。
「ふぁ…あぁ!! もぉ、ダメ! イく…あぁん……イくぅ!!」
「っく…!!」
ひときわ大きく背をそらし、それとともに内側が絞り取るように締め付ける。堪らずコッキーのモノが膨らみはじけた。
膣内に熱いものが一気に当たるその感覚を全身で感じて、ボルカンヌの体が痙攣を起こす。まるで体の中がそれしかないような、頭の上からつま先までその感覚しかなくなり、ボルカンヌは果てた。
荒い息を吐きながら、ぐったりとしたボルカンヌの体からモノを抜き取れば、たった今放ったばかりの精液が蜜と混ざり合って接合部を汚している。
ソレは太股まで濡らし、ひくひくと痙攣している蜜壺からいくらでも溢れ出てくる。
はぁっ、はっ…
ボルカンヌは、力の入らない四肢を大地に投げだし、先程の快楽の余韻を体中に感じていた。
上気した頬と潤んだ瞳は、コッキーを煽るには充分すぎるものだった。
「ボルカンヌ」
「ぅ…ん、な、に…?」
ボルカンヌが身動ぎし、視線を向けると、コッキーはボルカンヌの肩を押さえ、そのままうつ伏せにして、腰を高く持ち上げる。
「…?」
ぼんやりとまだ焦点の合っていない瞳で首ももたげる。
「挿れんぞ…」
「ひぁ?! あぁ…っ、ダメ。こん、な続け…てなん…て、無理…っ」
「堪ってんだ、やらせろよ」
言うなり、ソレが再び膣内に入ってきた。
「ひ…っ…あぁ!!」
後ろから深く貫かれて身を仰け反らせる。
パンッパンッ
肉の当たる高い音がこだまする。
「はぁっ…はっ…ぁあ!」
正常位のときのような突き上げるような感覚はなくても、後ろから貫かれることによって、内壁に擦れるその感覚にめまいがするくらいの快感をおぼえる。
「あぁ! ダメ! …ダメェ! イっちゃう…あぁ、また……イっ…ちゃうぅ!」
「何度でもイけよ、ホラ!」
「はぁあ…ん!」
さらにいっそう激しく腰を打ち付けられれば、ボルカンヌはまた絶頂へと意識が飛んだ。
しかしその間もコッキーの腰の動きはおさまることなく、激しく動き続ける。
「ひぁん…や、やぁあっっ!!」
「お前ばっか楽しむなよ、俺がまだなんだぜ?」
「ひぁ…ぁあん! ぁん?」
腰のピストン運動は休む間もなく、次々と訪れる快楽に言葉も出ない。
「あ、ひぃ…っ! あん、あぁぁ…ん? あっ あっ んぁあああっ」
先程からイきっぱなしになってしまっているボルカンヌは、指先が白くなるほど大地に爪を立てる。
なんとか快感をやり過ごそうとしても、熱いコッキーの男根は秘部を激しく突き上げ続ける。
「あ…もぅ…もぅダメェ! コッキー、… お願い、い、一緒にぃ!!」
「しょうがねえなぁ…っ」
狂っちゃう、と涙でにじんだ視線を向けられ、コッキーは大きく腰を引き動かし最奥を付いた。
「あぁっ!あーーーーーーぁっっっっ!!!!」
膣がぎゅうっと引き締まり、熱い奔流が内壁にあたりながら流れ込む。
最後の一滴まで漏れないよう、挿れたままコッキーはボルカンヌを抱きしめた。