「・・・このまま・・・おろせば、良いんだな?・・・・」
「あぁ、そうだよ」
レスQは恥ずかしそうにゆっくりと腰を下ろす。
天井を仰ぎむかえうつ怒張の先端。目標地点は彼女の到達を待っている。
膝立ちの姿勢で相手の様子を見ながら、ポイントがずれないように気遣いつつ、
ヒップの高さを静かに下げていった。
「ぁ…………」
秘裂の表面に触れただけでも怒張の熱さは良くわかる。
既にどちらのものともつかない蜜が滲み出していて、お互いが触れるたびに擦
れて潤み溢れていた。
「やっぱりオレには無理だよ・・・巧く入らない」
お互いの秘部から溢れ始めた淫液が潤滑剤となって進入への抵抗はなくなって
いるものの、その為に巧く目標が定まらずに肉塊が秘裂の上を往復している。
「じゃぁ、もうやめたほうがいいのかな?」
そう言いつつもフッドは尖りきった肉杭をレスQの秘唇へ強めに擦りつけて性感を
引き出し続けていた。
「そんなコト言うのかよ・・・・」
口に出すのは恥ずかしいとは思いつつ、その先に起こるであろうことに期待した
身体は既に反応してしまっている。瞳を潤ませながら耳まで赤く染めて困惑する
彼女の秘裂の奥は、こぼれる蜜で艶やかに塗れ、薄紅色の花弁を覗かせていた。
「ン・はぁッ・・・・・あ」
ストロークを早く短くする毎にレスQの息が荒く熱くなり、白い肌にも赤みが差して
うっすらと汗に濡れ始める。
「キミが嫌なら無理にすることなんか無いからね。嫌ならやめても構わない」
「・・・・・!ホントにお前って・・・・!」
それこそ顔から火が出そうになるくらいに真っ赤になって恥じらう彼女を、改めて
可愛らしいと思う。
一緒に夜を過ごすのも眠るのも身体を重ね合わせるのも今回が初めてじゃない。
今まで何度もどちらとも無く求め合いはしたが、彼女は決して恥じらいを忘れ
なかった。
普段は強気で強情な彼女だけに、どうしても妙な優越感を覚えてしまう。
「お前、やっぱりヤな奴だな」
「それじゃぁOKってことで良いのかな?」
答えなど今更聞かなくてもわかっている。
フッドはレスQの答えを待たずに一気に自らの欲の証を押し入れた。
「あぁ・・・・ッ」
答えを待つと思ったのだろう 。
「あ・っ・・・・・あ・つッイ・・・」
OKのつもりではあったがいきなりの進入にレスQは思わず声を漏らしてしまう。
気持ちより一足先に待ちかまえていた秘裂の奥は蜜のツボとなって熱く滾り、フッドの
訪問を温かく迎え入れ、歓喜にうねり始めた。
淫奥の具合とは裏腹にこわばるレスQの身体を挿入したまま抱きかかえ、優しく唇を
重ねてその唇を押し開く。
舌で歯の裏をくすぐり、緩やかに舌を絡めながら時折吸い付くようにレスQの口腔を
愛撫して優しく髪をなで上げる。
彼女の緊張が解けたのを確かめるとフッドは唇を離し、改めて軽くついばむように何度か
キスを浴びせた。
レスQは潤んだ瞳でフッドを見つめ返して肩に腕を回すと小さな声で呟く。
「今日は、オレがするって約束したんだよな」
「そうだね。・・・やってみて」
レスQはこくりと頷いて恥ずかしそうにはにかむとゆっくりためらいがちに腰を動かし始めた。
「こんな、カンジで・・・・いいのか?」
自分でやるとは言ったものの勝手が良くわからずに、結ばれたままとりあえずの形で腰を
小さく前後に動かしている。
「もうちょっと大きく動いてごらん」
レスQは小さく頷いてフッドに言われるままに大きく上下に腰を振る。
怒張はしっかりと彼女の肉の鞘に収まっているので、動くたびに内襞を擦り当てる熱が強く伝わり、
互いの摩擦と肉感が甘い電流となってレスQの身体を駆け上った。
フッドは悩ましげに眉を寄せるレスQの秘裂の頂点へ指を滑らせ、肉芽を探り当てて軽く弾いてみせる。
「ひゃ・ァん!」