「きゃーのー!」  
 
立ちションをしていたヤマト王子の耳に、十字架天使の悲鳴が届いた。  
 
「むっ!?どこかで女の子の悲鳴が!?まってろよ今イク!しゅたたた!」  
 
「へっへっへ、どうだ!オレ様の金棒の味は!オラッ!オラッ!」  
「きゃあっ!イヤーンですの〜!やめてくださいの〜!あん!ああっ!」  
 
その十字架天使は、救援が間に合わず鬼ガシ魔にやられてしまっていた。  
 
「そこまでだ!」  
「誰だ!……チ、チンコ!?」  
「あ、チャック上げるの忘れてた…どこみてんの!こっちだよこっち!」  
「なんだテメエ!」  
「フッフッフ?ボクかい?ボクはちっちゃな頃から若神子と呼ばれて育った天使の中の若神子!…ってあれえ?」  
 
「オラオラ!ここがいいんだろ!このメスブタ天使!」  
「きゃーのー!」  
 
「…ねえ、ちょっと話を聞いてよ。」  
「なんだようるせえな。今いいところなのによっ!」  
「コホン。とにかく!そこの君!なんとか間に合ってよかったよ!」  
「全然間に合っていませんの〜〜!!(うるうる)」  
 
 
 
「しょうぶだ!鬼ガシ魔!」  
「オウ!いくぞオラ!オラ!オラァ!」  
 
股間の金棒を振り回し、ヤマト王子を攻め立てる鬼ガシ魔。  
ギンギンに硬直したナニが木をなぎ、岩を砕く。呆れた固さである。  
 
「オラァ!オラァ!…あれ?どこ行きやがった???」  
「ここだよ、ここ!」  
 
いつのまにか鬼ガシ魔の金棒の先に立っているヤマト王子。  
気付かないか、普通。  
 
「クソ!降りろ!」  
「うわわわ!こ、こんなとき、可愛い女の子の応援があったらなあ」  
 
その念に反応したのか、「にゃんにゃんチアガール」が瞬時に現れた。  
 
『ファイトファイト!てーんし!頑張れ天使!』  
 
「よ、よーし!パンチラを見たから元気百倍ッ!えいやっ!」  
「な、なんだ!?……どこもなんともなってねえじゃねえか。驚かせやがって!」  
「あ、動いちゃダメ!…この接着剤使ってよ。」  
「ああん!?ふざけんな!…ってあらああ!?」  
 
鬼ガシ魔が動いた途端、ポトリ、と落ちる鬼ガシ魔の×××。  
 
「ああー!俺様の×××がぁーーーー!!×××が死んじゃったよー!!」  
「だから言ったのに…はい。接着剤。」  
「…ありがとう。大切に使うよ。でもこの決着はつけるからな〜!」  
 
落ちた×××を拾い、泣きながら逃げていく鬼ガシ魔。  

「おう!待ってるぞ!」  
「あの…ヤマト王子さん。助けてくれてどうもありがとうですの…」  
 
ヤマト王子にそっと寄りそう十字架天使。  
柔らかな乳房の感触が戦いで興奮したヤマト王子をさらに昂ぶらせた。  
 
「据え膳食わぬは男の恥!!」  
「あ〜ん?」  
 
さっそく始めてしまうヤマト王子と十字架天使。  
そしてそんな二人の痴態を草むらから覗く天使が一人。  
 
「ヤマト王子、あの若神子……もしや。」  
 
 
        / =+=ヽ        
          i ノリノ0))〉 × / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  
      (\l(l!゚ ∀゚ノリ/ < スーパーヒーロー スーパーウォーズ♪  
       ヽ(⊂I U.I⊃    \_______  
          ( Y|        
           じ'フ  
 
エロパロビックリマン 第1話 終わり  
 

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