「ああ、今日はなんていい日なのでしょう、こうして拘束されたあなたを見ることができるのですから、」  
 天獄の一室では、LOVEサー帝が手を括られ動きを封じられているフシールを見下ろして悦に浸っている。  
「あのいまいましい聖魔戦使も死にましたし・・・やはり悪しき者へは天罰が下るものですね。」  
「・・・・」  
それまで無言のフシールだったが、デミアンが「死んだ」と言うLOVEサー帝の言葉にぴくりと反応する。  
「・・・死んでなんかいないわ」  
「・・なにを言うかと思ったら・・・」  
嘲笑う眼前の相手に、睨み付けるフシール。  
「なんですか、その目はっ!」  
ぱしん。激昂して平手打ち。けれど少しも怯まないで睨み続ける。  
「・・・・く」  
少女の「何か」に気圧されるLOVEサー帝だったが、すぐに落ち着いてにこりと笑う。  
「・・・強いですね貴女は。だからこそ・・・わたくしも欲しくなったのですけれど」  
そう言って後ろを向き何かを口に入れる。  
「・・・?」  
「・・・欲しいですわ、・・・煌聖使フシール」  
・・・予想もしていなかったので、フシールも反応できなかった。  
「んむっ!!」  
LOVEサー帝が唇を自分のそれに重ねてきたのだ。  
 
「ん・・・!」  
茫然としている間に入ってくる舌。それがじぶんの口腔に当たっていく。  
「ん・・・ぅ。」  
・・・かこん。そして何かが、相手の舌をつたって咽喉に流し込まれた。  
・・・・・離れる。  
「けほっ!?」  
(な・・・なにか、飲んじゃった・・・)  
「な、なにをするのよ、この変態!!」  
動揺しながらも声を張り上げるフシールに、あの「笑顔」・・・悪魔達を殺してる時浮かべる、  
カメラ目線の笑顔を作るLOVEサー帝。  
「・・・痛いことには、貴女随分耐えるでしょう?それにそんなことで貴女をわたくしの  
ものにしても嬉しくありませんしね、ですから・・」  
「ですから・・・ナニよ?」  
「くす・・すぐに分かります」  
ぐぃ・・・フシールに体をすり寄せる。  
「・・・ぁ・・・」  
身体の密着で押し潰された胸に、何か・・・甘い刺激のようなものが走り、  
思わず声を漏らしてしまう。  
「・・・え、い、今の・・?」  
「先程あなたに気持ち良くなるお薬を飲んで頂きました」  
「な・・・・ぇえ!?」  
「だって・・・貴女こういう経験なさそうですし気持ち良くないと楽しくないでしょう?」  
「ち、ちょと待ちなさいよっ!!気持ち良いとか、あんた何言ってー」  
「貴女は私のもの・・・言ったでしょう?」  
「ぇ・・・」  
(ええーーーー!?)  
ここに来て相手の目論見が分かり、ぱにっく。  
ちろちろ。  
「ひゃんっ・・・!」  
首筋を舐められてきゅぅと目を瞑る。  
「可愛い声♪」  
 
ちろちろちろ・・・  
「っ・・・ぅ・・・・ん」  
ぞくぞくと這い回る未知の感覚に目をぎゅぅと閉じて耐えるフシール。  
(なに、こんなの・・・分からないわよぅ・・)  
「・・・・そぉれっ♪」  
LOVEサー帝はフシールの上着に手を掛けると一気に引っぺがす。  
「きゃあ!」  
あらわになった自分の胸に悲鳴を上げる。  
「・・・・形、いいですね・・」  
そう言って胸の先端でまだ眠っている乳首を、人差し指で突っつく。  
「・・・!あ!」  
ビクッ・・・とフシールの身体が揺れる。  
「・・・初々しくて素敵」  
つづいて、乳頭を指の腹で優しく撫でる。  
「きゃう・・・・ああ!!」  
さらに乳輪を指先でこする。  
「はぁ・・・んぅ!」  
小さな溜息を漏らしつつ身体を振るわせる少女にLOVEサー帝は満足そうに笑う。  
「これ、これですわぁ、貴女はやはりわたくしの思った通りの人、なんて素敵なんでしょう!!」  
「・・・や・・やめな、さいよこの痴女天使・・・あう!!」  
「・・・そんなことをいつまで言えるかしら・・・?」  
にこり。笑って乳首に口をつけた。  
 
うふ・・・・うふふふふ・・・・♪」  
尖りかけた乳首にねっとりと舌を絡めつつ・・ちろちろと舐め回しつつ・・・たまに口をすぼめて  
ちゅちゅと吸う。  
・・・・それから甘く噛む。  
「あはぁ!!」  
「もちろんわたくしがもう片方の乳首にサービスを忘れることはありませんわ」  
成長期の淡い膨らみを揉みしだき、二本の指で乳首を摘みコリコリしごきあげる。  
「く・・・ぅぅ」  
目をキュッと閉じて、身体を震わせながら耐えていたフシールだったが、  
(無駄な抵抗ですわ♪)  
ちゅぅーーーーーーっ!!  
「ふあああああああっ!!」  
乳首を強く吸われ、叫び声を上げてしまう。  
ちゅぱちゅぱ。くりくり。  
「ああ!あはぁっ!!だ・・・・だめっ!や?く・・・・はぁー・・・・!!」  
それからは一度大きな声を上げてしまったからか、身体を大きく跳ね上げながら  
高く通る声で喘ぎ声を上げてしまう。  
熱い吐息を洩らして肢体に大粒の汗を一杯にかきながら身体をくねらせる。  
・・・ちゅぱん!  
「あああ!!!」  
・・・LOVEサー帝の口が、唾液の糸を付けながら離れる。  
「・・・もう必要ないですわね」  
LOVEサー帝はそう言ってフシールの身体の拘束を解いて、ぐにゃぐにゃにの少女の身体を床に横たえる。  
・・・それから下半身の衣服も脱がせにかかった。  
「・・や、やだ・・・」  
抵抗しようとするが、へろへろで力の乏しい今の彼女には無理で、結局脱がされてしまう。  
 
青い髪の少女が、裸体を晒している。  
「・・・・・ぅぅ」  
恥ずかしさに真っ赤になるフシールに。  
「・・・・綺麗・・・・」  
言いながら首筋に舌をつけるLOVEサー帝。  
そのまま舌をゆっくりと下の方に持っていく。  
・ ・・胸に着いた。尖りきっている乳首に舌でつんつん、とつつく。  
「・・・・・・・ぁあ!」  
さらに下・・・無駄のないウエストを通って・・・臍の穴をつつく。  
「く・・・・・はう!!」  
それからさらに下に滑って・・・・・  
「!」  
ぴくっ・・・・  
舌が敏感な突起を捕らえる。びくっとするフシールを見て、にこっと笑った後―  
包皮を剥いて、舐め転がし、甘く甘く吸い上げる。  
「あ―――――――――――――――――――――――っ!!!!!!!!」  
高く高く悲鳴を上げ、びくびくと身体をのけぞらせる。  
「どうですかぁ?」  
「だ、だめっ・・・・ぁぅぅ・・・・やめ・・・て」  
「何がダメなのかしら・・・・ねぇ?」  
小首をかしげながら指でくりくりクリトリスを転がす。  
「あ!きゃぅう・・・・くんっ・・・・・!!」  
「さて・・・いよいよクライマックスですかっ」  
そう言ってLOVEサー帝は舌をさらに下に滑らせた。  
 
ちゅるるっ・・・  
「うああああああああああああ!!!!」  
舌が自分の「中」に入り、叫び声を上げるフシール。  
こぼれてくる愛液を咽喉に流しながら、LOVEサー帝は舌を使ってフシールの身体を跳ね上げる。  
じゅぷ・・・・!  
舌を柔肉の内側で回しつつ刺激しながら・・・・指で肉芽をクリクリといじる。  
「うふ・・・・うふふふふふっ♪」  
「あ、あっ!あああ、あ!!」  
断続的に喘ぎ声を上げながら腰を跳ね上げる少女。その身体に、一瞬緊張が走って――  
 
「!・・・・・・ぁぁぁぁああぁぁあああああああぁっ!!!!!!!!」  
長い長い悲鳴と、弓のように仰け反る肢体。  
「素敵ですっ!!」  
頂きに叩き上げられているフシールに、LOVEサー帝は頬擦りをしていた。  
 
・・・・・ぱったり・・・・  
「さぁのびてる暇はないですわ、第2ラウンド」  
ぐったりしている少女のお尻をぴしゃぴしゃ叩く。  
「やだ・・・・もぅ・・・・・やめて・・・」  
目をうるうるさせて哀願する。  
「ダメです・・・・と言いたいですが明日は大事な日ですからね、まあ続きは  
処刑が終わってからにしましょう♪」  
ちゅ。  
そう言ってお尻にキス。  
「あ!」  
「じゃぁ・・・また明日・・・・うふ、貴女はもう・・・私のもの・・・」  
LOVEサー帝の浮かべる表情は、あくまでいつもの笑いだった。  
 
 

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