「おにぃちゃぁん…」
俺のモノを一番奥まで突き立てられ、コーラルは苦しげに呟いた。
涙を瞳にいっぱいためて、俺を見つめている。
『なんでこんなことするの?』
俺は無言の抗議をさえぎるように、その腕を押さえつけ、床に組み敷いた。
小さな、本当に小さな身体。
「痛いか?コーラル」
俺は何をしているんだろう?
俺はこいつを生かすために、自分の命を捨てた。
こいつだけは、どうしても助けたくて…。
なのに…。
「痛い…っ、おにいちゃん、痛いよぅ…っ」
俺のモノが出入りするたびに、ひっひっとすすり泣くような悲鳴が上がる。
心は痛んだ。痛んだけれど、やめることはできなかった。
「コーラル、コーラル、コーラルぅ…ッ」
一際激しく突き上げると、コーラルは甲高い声で叫んだ。
その絶叫を聞きながら、俺は妹の膣の中に注ぎ込んだ。
力なく横たわったコーラルの中から、俺はゆっくりと自分のモノを引き抜いた。
妹の破瓜の血は、今まで見たどんな血より、鮮やかに見えた。