「ねえ、竹下って胸が大きいよね」  
「………いきなり、何を言ってる」  
 
(また、始まった……)  
 
 今日は期末試験の勉強をするってことで私の家に来たのに、  
エロ女子高生の山田は三十分も経たないうちにそんなことを言い出した。  
 これさえ無ければ、すぐに彼氏なんか出来るだろうに……要領の悪い奴だ。  
 
ムニョ……  
 
 気にしないで勉強に戻ろうとした私の胸を何かが揉んできた。  
 
「………何をしている?」  
「いや……触ったら、どういう感じなのかなって」  
 
 いつの間にか私の後ろに回った山田は、私の胸を思い切り鷲掴みにしていた。  
 移動したことに全く気が付かなかった。  
 
「ちょ!……あんた、いい加減にしなさいよ!」  
「え〜?良いじゃん。揉ませてよ」  
 
(この行動力を、もっと他の場所で活かせば良いのに……)  
 
 一先ず、殴って止めさせようとしたが、後ろにいるせいで上手く行かない。  
 上手く止めることが出来ないせいで、山田の行動はエスカレートしてきた。  
 
 既に山田の手は、私の服の中に入っている。  
 
「すごい……胸パット無しで、こんなに大きいんだ」  
 
 ……山田の目つきが変わっている……  
 
「本当にいい加減にして!」  
「やっぱり彼氏に揉んでもらっているせいなのかな」  
 
 聞いてないし……  
 でも、そうかもしれない……  
 大祐と付き合う前はCだったのに、気が付けばGに近いFだし……  
 
むにょむにょ……  
 
「ん……」  
 
(やばい……気持ち良くなってきた……)  
 
「あれ?気持ち良くなっちゃった?」  
「な!そ、そんな訳ないでしょ!」  
 
 山田に指摘されて、ちょっと焦る。  
 
「だって……乳首がこんなに硬くなってるし……」  
「ぐ……」  
 
 言われてみれば、そんな感じがする。  
 かなり恥かしい。  
 
「胸が大きい人は感じにくいって言うのは、やっぱりウソだったんだね」  
 
 そう言いながら、私の乳首を摘んできた。  
 
「ちょ……そんなところ、摘まないで!」  
「こんなに気持ち良さそうなのに?」  
 
 山田は嬉しそうな怪しい笑みを浮かべていた。  
 
「ここはどうなっているのかな?」  
 
 山田は私のズボンの中に手を差し入れてきた。  
 
「……もういい加減にして……」  
 
 私は胸で感じすぎてしまったために、語尾が弱くなってしまう。  
 山田はそんな私を、全く気にしなかった。  
 
「すごい……もうこんなに濡れてる」  
「………」  
 
 恥かしくて、何も言う気になれない。  
 シーツが絞れる位に濡れていることは、すでに気が付いていた。  
 
「ちょっと見せて」  
 
 山田はそう言いながら、私のズボンを剥ぎ取ってしまった。  
 私は何もすることができない。  
 私の大事な部分が、山田の目の前に曝された。  
 
「へえ……竹下のって、こんな風になってたんだー」  
「………」  
 
 恥かしくて、顔を逸らせてしまう。  
 
「ちょっと、触らせてね」  
 
 山田は嬉しそうに、私の性器を弄り始めた。  
 
「止めて……んん!」  
 
 焦らされていたために、強い快感が私の体を突き抜けて行った。  
 触れられた途端に、中から愛液が溢れ出すのが分かる。  
 
「中から溢れ出して来る……気持ち良いんだ」  
 
 嬉しそうに言うと、私の性器の観察を始めた。  
 
「大陰唇は私のより大きいんだ……色も少し黒い」  
「そんな恥かしいこと言わないで……」  
 
 恥かしくて、少し涙ぐむ。  
 
「やりなれてる女って感じで、私はうらやましいけど?」  
「嬉しくない……」  
 
 そんな私を見ても、山田はやめる気は無いようだった。  
 
「クリトリスは私のほうが大きいのかな?ちょっと、ムカつく」  
 
 そう言うと、私のお豆を指先で弾いてきた。  
 
「ああ!!」  
 
 強い痛みと快感を感じて、私の体が大きく震える。  
 
「また溢れ出して来た……竹下って、こんなのが良いのか〜」  
 
 嬉しそうに言いながら、指で突付いてくる。  
 
「あん!ああ……だめ!止めて……」  
 
 気持ちいいけど……止めて欲しい……  
 
「うん……じゃあ、最後に……」  
 
 次で最後にしてくれる……  
 
 
「膣を調べさせて」  
「中?……ああ!」  
 
 私の膣に山田の指が入ってきた。  
 
「やっぱり、私のと違って柔らかい……包み込まれる感じかな?」  
 山田の二本の指が、私の膣をかき出すように動く。  
 
「止めて……ああ!そんなに引掻かないで!!」  
 
 私の腰は、山田の手の動きに合わせて動いていた。  
 
「もう一本増やしても、平気そう……」  
「やめて……ぐ!!」  
 
 私の膣に三本目の指を入れてきた。  
 苦しくて……余計に気持ち良くなってしまう。  
 
「さすがに三本だときついか……」  
 
 山田はそう言いながらも、私の膣で指を動かしていた。  
 
「ああ……だめ……」  
 
 私は深く考えることが出来なくなってしまう。  
 喘ぎ声も止めることができなかった。  
 
「へえ……竹下って、こんな喘ぎ声を出すんだ」  
「あう……ああ!…ん」  
「……こことか弾いたら、どうなるのかな?」  
 
 山田は悪戯っ子のような顔をすると……  
 
びしっ!  
 
 私のお豆を指先で弾いた。  
 イク寸前だった私は、その刺激で絶頂に達する。  
 
「あああああ!!!!」  
 
びしゃっ!!  
 
「きゃっ!」  
 
 私は激しく潮を吹いて山田にかけながら、達してしまった。  
 
「こんなに敏感だったら、竹下の彼氏も面白いだろうね。  
嫌よ嫌よも好きのうちってな感じで……」  
 
 山田は嬉しそうに言う。  
 
「………勉強しろよ」  
 
ゴスッ!!  
 
 私は山田の頭を思いっきり殴ってやった。  
 
 
end  
 

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