僕の名前は白玉一号。今日も人間が支配する世界を我が物とするため頑張っています。
しかし人間一人にも手こずり、ボールに使われ、家事手伝い、もういやです。
そこで!修行のたびに出ることにしました・・・・・・。
そんなこんなで白玉一号は旅に出て、伝説の小精霊が住むという山に向かいました。
ビュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
「ここであっているのでしょうか、まさか雪山に住んでいるとは思いませんでした。」
吹雪の中、真っ白の雪原の中にかろうじて見える白い球体がさまよっていた。
「やはり僕は王になる器ではなかったのでしょうか・・・。」
そのとき!!ピッカァァァァン!!!
「!?」
「そこの白いの、我が山に何ようじゃ。」
突如空中に光と共に現れた巨大な白い球体、巨大といっても白玉一号の2倍くらいですが・・・・・
「まさか、あなたが伝説の?」
「うむ、そう呼ばれておるが。」
白玉一号は話しました、自分が世界征服をしようと思っていること、しかし自分の力は早く動くことぐらい、修行をして新たな力を手に入れようと思ったこと。
「そうかそうか、でわ力を授けてやろう。」
「本当ですか!!」
「お前を見ていると昔の自分を思い出してな、同じ白のよしみじゃ、いくぞ!。」
白玉一号に光が集まってきます。
「貴方様のお名前は?」
「ホワイトZEROだ、詳しい力の使い方はこれを見ろ、さらばじゃ、ふぉっふぉっふぉ。」
分厚い取り扱い説明書を投げると、光と共に消えてしまいました。