キッス「ミルファッ!!!!」
キッスは絶叫した。
体長3メートルは越しているであろう王道の触手付きバンデル(ヴァンデル?)がミルファを拘束している中、キッスは不謹慎にこう思っていた。
(ミルファ……胸があんなに突き出ててる……)
キッスは自分の頬を両手で叩く。
(なんで僕はそんな事を………今は戦わなきゃ!!)
ここは木々が生い茂る森………炎の天撃が使えるミルファやポアラの方が有利だ……。だけど………!!
キッス「僕は……やらなくちゃダメなんだぁぁァァ…!!!」
キッスは自分の指にキスをした。
刹那、キッスに一筋の閃光が走った。
キッス「天性のォォォッ……氷結波ァァァッ!!!」
パリパリパリッ………!!
バンデルが、凍てついていく。触手の拘束が緩み、ミルファは拘束から開放された。……が、油断したのもつかの間。ミルファは上空から落下していった。
ミルファ「キャァァァァッ!!!」
キッス「ミルファッ!!!!」
全力疾走でミルファが落下すると思われる地点までキッスは駆け抜ける。
………が。
ミルファ「な〜んてね♪キッス君、心配したぁ?」
キッス「………!?」
キッスは声がした方に振り向く。
ミルファ「BBをナメないでちょうだい♪キッス君……まだまだね…」
キッス「さすがミルファ……ハハハ…」
(まさか後ろに立っているとは思わなかった…)
キッス「……ん?」
キッスはある事に気が付いた。ミルファの服の左胸の部分が破れて、淫らに膨らんでいる胸とそれを包みこんでいるブラが見えている事に……。
(もしかして……僕を……誘っている……?)キッスはミルファより妄想深いようだ。
キッスの股間が、膨らみ始めた。
(うっ……熱い……)
ミルファの胸から目が離せない……。キッスはミルファに欲情していた。……もう抑えられない……。この想いも、この股間の熱さも………。
ビィト戦士団で1番理性がありそうだったキッスの理性は、すぐに崩れ落ちていく……。
――彼は、間違いなく男だった。
キッス「ミルファッ!!」
本当に一瞬だった。こういう時のキッスの動きは早い。
ミルファ「………っ!!?キッス君!?キャァッ!!!!!」
木の葉の音が、カサカサとオーバーな音を立てている。キッスが、ミルファを押し倒した。柔らかい木の葉が、ミルファを包み込んでいく。
キッス「ミルファ…!!!君ってヤツは…!!!」
無理矢理唇を奪う。恐ろしく甘く危険な香りに、キッスは精神的に酔った。
チュッ……クチュ……チュゥゥ……。
ミルファ「ぅぁぁっ……はぅッ……」
キッス「……んっ………うぅん………」
キッスは唇を離し、ミルファの左胸を揉み始める。
ミルファ「やぁぁん……ぁっ……キッスくぅん………ダメよぉッ………」
キッス「ミルファのオッパイ……柔らかいね……」
破れた服の左胸の部分を両手で左右に引っ張り、服の生地を伸ばした。そこから左乳房を取り出す。
キッス「………!!!」
股間が、パンパンに膨らんだ。
ミルファ「あぁっ……見ないでっ…!!!!」
ピンクの頂は、ツンと立っている。乳房のフォームは美しく、どこか芸術的なものを連想させた。
ミルファ「キッスくぅ…ん……っぁ……ぃゃぁあん……」
キッスに乳を揉まれて、可愛い声を上げてミルファは鳴く。
キッス「……ミルファ…可愛いよ……」
キッスは乳首への愛撫を開始する。
ミルファ「ぅ……キ……キッスく…ん!そこは……!!」
ミルファの腰が弾む。艶かしい動きであった。
チュプ……チロチロ………仔犬の舌に愛撫されているような…ミルファはそんな感覚を覚えた。
キッス「うぅ……んむぅ………」
ミルファ「いぃっ……キッスくん……はぁン……」
キッス「ミルファァ……ミルファッ……」
赤ん坊のように乳首を吸うキッス…。
ミルファ「ぃゃぁあっ……!」
ミルファが小さく叫ぶ。
キッス「…………」
キッスの右手が、ミルファの秘部に伸びていく。
ピト…………。
キッスはついに触れてしまった…。
ミルファ「キ……キッスくんっ!?」
キッス「こんなに濡れてる…!」
ミルファ「……それは、水の天撃よ」
………キッスは、一瞬それがマジネタかと思ってしまった。
キッス「ミ……ミルファは冗談が得意なんだなァ……」
股間の膨らみが、一瞬にして元の状態に戻ってしまった。
キッスは、ミルファのスカートをめくり、白のパンティーを脱がせた。
キッス「クンクン…ん〜っ……香ばしいかほり…だぁ!!」
寝ていたミルファが起き上がり、キッスの頭を叩いた。
ミルファ「お前はパンティーソムリエか!ヴォケェェッ!!」
そして、ミルファはまたねっころがり、犯されそうな女の顔になっているのであった。
(なんて変貌ぶりだ……。もしかしたら、ベルトーゼより強いかも…)
キッスにとって、ミルファという女性は敵に回したら恐ろしい存在であった。
キッスは、ミルファの両足を持ち、王道のまんぐり返しの体勢をとらせる。
美しい黒髪に対して、ミルファの陰毛は薄めだった。
クリの包皮を剥き、いやらしく突起したその部分を舌先でツンツンとしてみる。
ミルファ「うぁぁぁっ!?ひゃぅぅぅっ…!!!」
(何っ……この感じっ…!!腰が……疼いちゃうっ…!!)
クチュクチュ……ジュルッ………!!!
卑猥な効果音が、木の葉のざわめきによって掻き消される。
ミルファ「んぅぅ……ヒクヒクしちゃうぅん……!!あぁぁん…!」
ミルファは尿意のような感覚に襲われた。
キッスの舌が、ミルファの可愛い突起をはいずり回る。次第にそれは早くなっていく……。
ミルファ「なんかぁっ……なんか変だよぉぉぉっ!!!出ちゃう……オシッコが………!!!キャァァァ!!」
ミルファは潮を噴いてしまった。ミルファは赤面した。
キッスは、マントで顔を拭く。
ミルファ「ハァ……ハァ………ご……ごめんなさい……」
イッた後のミルファの顔に萌えつつ、キッスは、
キッス「大丈夫……ミルファ、イッてくれて嬉しいよ」
ミルファ「いく…?」
ミルファは聞き返した。
キッス「イクっていうのはねぇ、ミルファの中の何かが気持ち良すぎてもうダメって時に言う言葉なんだよ」
キッスは拙い説明をした。
ミルファ「へぇ〜、じゃぁ、私……もうイッたのかな…」
キッスは微笑み返し、「そうだね」と、爽やかに言ったのであった。
キッスはミルファを手なずけたも同然だった。
最初は『無理矢理』だったが、彼女は徐々に快感と淫乱に目覚めてきている。
――だが、彼女はまだ完全に目覚めてはいなかった。
(指……入れたのに、喘がないや…)
ミルファの膣内に指を入れたのはいいが、ヌルヌルするだけで、ミルファが喘がない。これは一体どういうことだ…。
ミルファ「…………」
相変わらずミルファは赤面したままだが、やはり喘がない。
――スリルが欲しい……。
キッスはズボンとトランクスを一気に脱いだ。キッスの顔に似合わず若く猛ったその肉棒に、ミルファは驚きを隠せないでいた。
ミルファ「キッ……キッ………キッスくん……?それを………私の中に……?!無理よ!!」
キッス「………ミルファ……大好きだ……」
ミルファの言葉を無視し、ミルファの唇に軽くキスをすると、キッスは正常位でミルファのまだ狭い膣口を肉棒でこじ開けた。
キッス「うぉぉっ…キ……キツい…!!」
気を抜いたらすぐに発射してしまいそうでキッスは恐かった。
ミルファ「いっ……痛ぁぁいっ!!!」
ミルファはロストバージンの恐怖に怯え、痛みに耐える。
キッス「ミルファ……ゴメン……力、抜いてくれるかい……?…ハァ……ハァ………」
相当キツいのだろう。なかなか押し進められない。
ミルファ「痛いぃ…痛いってばぁっ……!!!」
ミルファはバタつく。
キッスはミルファの胸をわしづかみにしてこねくり回した。すると…。
ミルファ「んあぁン…!」
キッス「今だっ!!!!」
膣内の圧が緩まった。
ズチュ……グチュゥゥ…!!!!
ミルファ「ぅあぁぁぁぁぁっ!!!!!」
――ミルファの叫びが森中に響く事は無かった。強い風が、木の葉を次々と揺らしていき、ミルファの絶叫は見事に掻き消されていた。
キッス「ありがとう……イーブルさん………」
風が吹けばイーブルの恩恵なのだw
キッス「それはそうと…全部入ったから…そろそろ動くよ…」
ミルファ「……ハァ……ハァ……」
熱い何かが、二人を包みこんでいく……。
ミルファ「痛く……なくなったよ………」
弱々しい声で、ミルファは言った。
キッス「じゃぁ、動くよ…」
……クチュッ……。
キッスが腰を引くと、水音が鳴った。
今度は勢いよく突いてみる。
ミルファ「ぁぁぁあっ…!!!入ってくるぅぅっ…!!」
ミルファの肌には鳥肌が立っていた。
ピストンを早くしてみる。
グチュッ…ズチャッ!!クチュッ…!!!
ミルファ「あっ、あんッ…!!キッスくぅん…き……気持ちいいっ!!!」
キッス「ミルファぁぁっ……!!僕もだよぉ………!!!!」
パン…パン…パン……!!!ヌチュッ…ニュル……!!
肉棒を奥まで突いたときにぶつかり合う肉の音、ミルファの愛液の水音が重なり合っていく……。
キッスがミルファの両乳房を掴み、グニグニとこね回す。
ミルファ「やんっ…!!あぁぁぁっ!!あんッ……うンっ!!!オッパイはダメェェェ!!!」
キッス「ハァ……ハァ……ミルファァ……!凄い締まってる……!!!ダメだ………もうイキそう…!!!!」
ミルファ「わ……わた…しも…何か……ぅぁぁあぁぁっ!!!!ダメっ……!!!イク…!イッちゃうぅぅぅぅう…!!!!!」
キッスはミルファのオッパイを手の跡がつくまでこねている。
ミルファの膣中がキュルキュルと急速に締まり、キッスの肉棒を締め付けた。
グチョッ………!!!!
最後の1突きを、ミルファの膣奥に喰らわせると、キッスは精を放った。
ミルファ「あ……あっついよぉ…………」
キッス「うっ………うぅっ………」
ミルファの膣から肉棒がニュルリと出て来た。
キッス「ハァ……ハァ……中に……出しちゃったよ……ゴメン……」
ミルファ「…………」
ミルファはぐったりしている。
キッスは、ミルファの頭を撫でると、「ミルファ……ごめんね…」と言って、ミルファのパンティーをはかせてあげた。
もうちょっと続く…。
エピローグ〜美しきミルファ〜
〜森の中にて〜
ビィト「なぁなぁ、ポアラ……ぬるぽってなんだぁ?」
ポアラ「さぁ……ぬるぬるちんぽって意味じゃないの?」
ビィト「ふぅん……ぬるぬるねぇ〜」
木の葉のじゅうたんをバリバリと踏みながら、二人はそんな話をしていた。
ビィト「二人共……どこ行っちゃったんだかなぁ…………お〜い!!キッス〜、ミルファ〜!!」
ポアラ「キッス〜!!ミルファ〜!!」
ビィトは止まった。
ビィト「……ん?この匂いは………」
鼻をクンクンと鳴らしながら、ビィトは進み出す。
ビィト「この匂いは……みるふぁのしゃんぷぅ〜だはぁ〜(*´¬`*)」
ポアラ「……キモッ」
が、ビィトの言った通りキッスとミルファは前方にいた。(まだ二人は気が付いてはいないが)
ミルファ「…キッス君……血が……!」
ミルファは驚いた。内モモから、少量の血が流れていたのだ。
(あれ……さりげなくマントで拭いたんだけどな)
キッス「その血はね………ミルファが本当の女になった証拠なんだ」
ミルファ「お…んな?」
キッスは、ミルファの前にひざまずくと、内モモから流れている血を舌で舐め始めた。
ミルファ「ちょ……ちょっとっ……キッスくんっ……」
キッス「ミルファ……君は美しいよ………」
ミルファ「ぁぁっ………キッスく……んっ……」
ミルファの秘部が、ジュン……とした。
キッスは立ち上がる。
ミルファ「……キッス君、また………してくれる……よね?」
キッス「……もちろんさ!」
遠くの方で声が聞こえる。
ビィト「キッス〜、ミルファ〜、ここにいたのか!!」
ポアラ「も〜、心配したのよ〜!!」
キッスとミルファは向こうから来た二人に手を振る。
キッス「そういえば、僕達、二人とはぐれてたんだね…!」
ミルファ「しーっ!それを言ったらポアラが怒るわよっ!」
ミルファは人差し指立てて唇に押し付ける。
キッス「ゴメンゴメン」
二人が、キッスとミルファのもとへやってきた。
ビィト「……なぁ、腹減らないか?」
ビィトが腹を押さえながら呟く。
ポアラ「そうねぇ……でも、虫はイヤよ!今日は宿屋に泊まりましょうよ〜!」
ビィト「ポアラはワガママだなぁ…!……でも金が……」
キッス「お金なら……今日バンデルを倒したから貰えるよ!」
キッスは企んでいた。宿屋に着いたら今夜、ミルファに夜這いをしかけようと…。
ビィト「でかした!キッス、ミルファ!!」
ポアラ「じゃぁ、早速鑑定小屋に行きましょう!」
トト「ウキィ〜ッ」
ミルファ「そうね!」
ビィト「ビィト戦士団、しゅっぱ〜つ!!」
ビィト戦士団「おうっ!!」
まだ見ぬ新しい街の方向へと、ビィト戦士団は新たなる一歩を踏み出したのであった。
――唐突に風が吹き、ミルファのロストバージンを脱した時の血が付いたキッスのマントが、美しくなびいた…。
【終わり】