リビングでくつろぐフェイの前にやって来たスパイク。
スパイク「…おい、ヤラせろ」
フェイ 「ん?なぁによ、イキナリ。幾ら払う気?」
スパイク「後払いでいいか?…」
フェイ 「ハァ!?良い訳ないでショ!イイ女抱くのは、それなりにお金がかかる
に決まってんでしょーがっ!!」
スパイク「いいから、ヤ ラ セ ロ」
フェイ 「あ〜、ヤダヤダがっついてる男なんてサイテー。…第一ね〜、避妊どう
するのよ?」
スパイク「大丈夫、俺にはコレがある!!」
と、テーブルに龍の付いた瓶を置くスパイク
フェイ 「(こめかみを押さえながら)…ど〜ゆ〜事か、説明して貰おうカシラ?」
スパイク「おう!この薬は近視と虫歯以外には何でも効くっ!!」
フェイ 「あ〜、ハイハイ。それはアンタから聞いて知ってるわよ〜ぉ…」
スパイク「この薬の素晴らしい所はだなぁ〜、なんとそれだけではない!女の大事
なトコに塗れば快感倍増!男の大事なトコに塗ればいつまでもビンビン!
さらにさらにっ!避妊効果まであるのだぁっ!さすが中国四千年の歴史っ!」
フェイ、しばし唖然。しかし段々スパイクに対する怒りが込み上げて来る。
フェイ 「(再低音の声で)…で?」
スパイク「だから、安心してヤラせて?」
フェイ、すくっと立ち上がり、やおらスパイクに上段かかと落とし。躱すスパイク。
スパイク「イキナリ何すんだよ!あぶねーだろがっ!!」
フェイ 「うっるさぁ〜〜〜いっっっ!最低男に似合うのは、キスより足蹴りよっ!」
こーして今日も、スパスパとフェイフェイの実戦演習がはじまります。にゃははは〜〜〜♪