「ふうっ、疲れたな。」
D・S四天王の一人である雷帝アーシェス・ネイはそう呟きながら自軍が拠点として接収したホテルに戻ってきた。
彼女はD・Sや他の四天王と同様に各方面から軍を率いてルドヴィック王国を攻撃中であった。
戦局が優位に進み、余裕が出てきた彼女は休息をとるために拠点に戻ってきたのだった。
この先何が待ち受けているか知らずに・・・。
中に入った彼女は侍従から受け取った紅茶を飲んだ後、大浴場に入るべく更衣室にて服を脱いでいく。
衣服を脱ぎ、生まれたままの姿になったネイの身体は男なら誰もが魅了されるほどの美しく妖艶な体つきであった。
浴場に入りしばらくすると侍女が入って来た。
「ネイ様、お体をお流しします。」
「頼む。」
そう返事をするとネイは湯から上がり、椅子に腰掛け身を任せる。
侍女はしばらく普通に洗っていたのだが突然背後からネイの胸を揉み始めた。
「はあっ・・ああんっ。」
突然胸に生じた快感に思わず喘いでしまうネイ、侍女はなれた手つきで胸を揉みながら彼女の耳元で囁き始めた。
「気持ち良いでしょうネイ様、先ほど飲んだ紅茶には媚薬を入れさせていただきましたので余計感度が上がっていることでしょう。」
侍女のその言葉に咎め様と魔力を集中させようとするネイだが快感で集中を乱され行動することができない。
「これからネイ様をルドヴィック陛下に抱かれるに相応しい女に調教して差し上げます。」
侍女の言葉と同時に数人の全裸の男が浴場に入って来た。
「陛下に処女を捧げ、胎内に御子を宿し、ルドヴィックの聖母となるのです。」