ヨーコ(る… るーしぇクンったら… すっ… ごぉいぃ)
ルーシェ「って、うわあ!? 何してるんですかヨーコさん!」
ヨーコ「ん…っ はぁ… るーしぇクンのココ… こんなに男らしくなって… ん…」
ルーシェ「ヨ、ヨーコさん、そんなこと、だめ、天使が見て…」
ヨーコ「遠慮しないでいいのよ… んむっ…」
ルーシェ「だ、ダメですって… んぁっ…!」
天使「かあああ!!」
ルーシェ「む、無駄だ天使たち、よ、あぅっ… お前達はすで…に、あっ、ああっ! 出ちゃう!」
ヨーコ「いいよ、飲んであげる… 口の中にいっぱい出して…」
ルーシェ「あっ、あああ!」
ヨーコ「んっ…! んむ、んん…」
天使「ひでぶ!」(破裂)
ヨーコ「いっぱい出たね…」
ルーシェ「うう… 汚された…」
ヨーコ「泣かないでるーしぇクン… わたしが責任取ってあげるから…」
ミカエル「ルシフェル様!?」
ルーシェ「み、ミカエル!?」
ヨーコ「?」
ミカエル「ル、ルシフェル様… ああ、なんて可愛らしいお姿に…」
ヨーコ「るーしぇクン、この女(ひと)だれ?」
ミカエル「お前こそ何者だ、人間! 私のルシフェル様に何をしている!」
ヨーコ「私の…!? ちょっとるーしぇクン、あの女とどーいう関係なの!?」
ルーシェ「そ、それはその…」
ミカエル「どけい人間め! ささ、ルシフェル様、私がご奉仕して差し上げます…」
ルーシェ「ち、ちょっと待てミカエル!」
ヨーコ「そーだよ待ちなヨ! るーしぇクン嫌がってるじゃないか!」
ミカエル「な、なんだと!? ルシフェル様は私とこの人間とどちらが良いのですか!?」
ヨーコ「るーしぇクン、この女に嫌だってハッキリ言ってやって!」
ルーシェ「あ、あうう…」
ヨーコ「さあさあさあ!」
ルーシェ( ど う す れ ば い い ん だ )
アビ「お待ち下さい美しいお嬢さんたち!」
ミカエル「?」
ヨーコ「なんだい?」
アビ「旧世界にこんな物語があります。 一人の幼い子供を前にして、二人の女性が自分が母親だと主張しています。
その判断を任された役人は、二人の女性にそれぞれ子供の腕を取らせ、互いに引っ張り合わせました。
子供への愛が強い方が、自分の方へ引き寄せられるということです。 この場もそれをやってみては?」
ヨーコ「じゃあ、それでいいよ。 るーしぇクンは私のモノに決まってるから」
ルーシェ(モノ扱いかよ)
ミカエル「見ていて下さいルシフェル様、すぐにこの下等な人間めからお救いしてご覧に入れます」
ルーシェ「……」
アビ(もっとも、子供が『痛い』と言った途端に手を放した方が愛深く、親の資格があるというオチですが)
ヨーコ「負けないよ」
ミカエル「人間ごときが…」
アビ「それでは両腕を取って… 始め!」
ルーシェ「い、痛い痛いイタイイタイ!」
ヨーコ「ホラ、るーしぇクン痛がってるじゃないか! 手を放しなよ!」
ミカエル「貴様こそ! ルシフェル様を想うなら手を放さんか!」
アビ「ダメだこりゃ」
ルーシェ「助けて〜」
完。 ギャフン!