ある日、何故か部員がほとんど休んでいてその日は勇次と珠姫しか居なかった。
「今日、二人しか居ないね珠ちゃん。」
「うん、そうだね……」
「どうしよっか…?」
「私は何でもいいよ……」
そう言われて勇次は少し考えた。少しした後勇次はこう言った。
「じゃあさ、稽古つけてくれないかな?」
「いいよ、じゃあ準備しよ……」
そう言って勇次と珠姫はそれぞれ別の更衣室へ向かって着替えた。二人とも更衣室から出てきて
「よしっ、珠ちゃんやろっか!」
「いつでもいいよ……」
二人は立ち位置について竹刀を構え一礼した。
「やあぁっ!」
勇次が竹刀を振りかざしたその時
「めえぇん!」
珠姫はすかさず勇次から面を取った。その後も言うまでもなく珠姫が勇次から面を取った。勇次と珠姫はそれぞれ更衣室で制服に着替え
「はぁはぁ、やっぱ珠ちゃんは強いや。」