ん・・・ふぅ・・・ぅん・・・んぁ」
慣れないキスをするたびに、私の口から切ない声の交じった吐息があふれる。
口内では舌が絡み合い、唾液が交ざりあう音がいやらしく響いている。
その間、先生は私の胸を服ごしではあるが、しっかりと揉みしだいていた。
これからすることに比べれば序の口にすぎないことなのに、
私の顔は恐ろしいくらい熱くなっていた。
その熱は覚めない炎熱となって脳の理性を溶かしていく。
胸も直に触られているわけじゃないのに怪しい快感が芽生えだしている。
正直、恐かった。
先生が事をなしている間、私は目を閉じるしかなかった。
そんな目をなんとかうっすらと開ける。
「どうした?もう嫌になったか?」
目を開けたのに気付いたのか、先生が唇を放して聞いてきた。
その顔は笑っていたが、意地悪そうな目と声がくっついていた。
「じょ、冗談じゃないっすよ!まだ何にもしてないじゃないっすか!」
私は精一杯胸を張った。
しかし、胸を揉まれる感触でやや腰砕けになり、あまり意味をなしていない。
「そうか、じゃあもうちょっとレベル上げるぞ。」
そう言うと先生は私のYシャツの下から手をいれ、
器用にブラジャーのホックを外した。
そのまま直に乳首の先を摘まれる。
さらに先生は私の耳まで顔をもっていき、当然のように耳たぶをくわえた。
「ひゃあっ!?ちょっ、せんせぇっ・・・ふうぅ・・・んあぁ・・・」
生まれて初めての乳首をいじられ耳を舐められる感触に
私は背筋がゾクゾクした。
体が、ココロが、高ぶっていく。
「ふぁっ・・・はぁっ・・・あぁっ」
高ぶるペースに合わせてか、先生も愛撫のレベルを上げていく。
最初ただ摘んで指で転がすだけだった乳首も、
今は引っ張ったり弾いたりしてるし、
耳も耳たぶだけでなく、耳の穴を舐めたりしている。
「ふぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
この奇妙な感覚をどう言えばいいだろうか。
気持ち悪いような気持ちいいような。
恐いような尊いような。
やめてしまいたいような続けたいような。
しかし、そんな感覚が体を支配していく。
支配は連鎖し、気持ち良く、尊く、続けたい気持ちを増長していった。
そんなときに先生は手を止めた。
「あっ」
私は思わず声を出してしまった。
「あれ?名残惜しいのか?」
またも意地悪そうな目でこちらを見ながら先生が言った。
「えっ!?いやっ、そんなこと・・・」
さすがに恥ずかしいので否定しようとしたが
「そんなことありそうだな。」
うぅ・・・なんか釈然としない・・・
ならば・・・
「私ばかりやられてばっかじゃ悪いから私もして上げます!」
「えっ?わっ!?ちょ!?お前っ!!キリノ!!?」
動揺する先生をよそに私は先生のズボンのジッパーの前まで顔をもっていく。
すでになにやらパンパンになっている。
「うりゃっ」
そのままジッパーを下まで下ろした。
その瞬間、何かがすごい勢いで飛び出した。
「うわっ!・・・うわ〜っ・・・」
私は思わず目を丸くした。
私も下ネタ好きな友達とかから話には聞いていたけど・・・
何ていうかすごい・・・
なるほど松茸に見えなくはないなぁ。
「な、なんだよ・・・」
「いや、すごいなぁと。」それ以外になんて言えばいいんだろうか。
「おい、お前こんなことどこで覚えた?」
「秘密っスよ・・・」
そんなの言えるわけないじゃないっスか。
そんな会話をしながら私は先生のソレに手をのばした。
「これが・・・先生の・・・」
あの頭を支配していた何かが戻ってきたらしい。
私は両手でソレをつつみこんだ。
「うっ・・・」
かすかに聞こえた先生の声を私は聞き逃さなかった。
「せ〜んせい?気持ちいいんですかぁ?」
さっきまでの先生のような意地悪そうな目で、私は先生を見上げた。
そこにはバツの悪そうな先生の顔がある。
「えっ!?いやぁ・・・なんだ・・・え〜っと・・・」
何か悪いことがばれた子供のような顔をしながら先生は答えた。
結構可愛い。
「ふふっ。じゃあいきますよ・・・」
私は口を開いて先生のソレをくわえ込んだ。
「うぉっ!!」
くわえた瞬間、先生の腰が跳ね上がった。
「んっ・・・」
何これ・・・かたくてすごい熱い・・・しかも大きい・・・
でもそれ位興奮してくれてるのか・・・うれしいかも・・・
私はソレの先の割れ目に舌をのばした。
そのまま割れ目に尖らせた舌をすべらせる。
「くっ・・・」
ちょっと舐めただけで先生の下半身はびくびくと反応した。
何度か先を舐め続けた舌を
私はソレの裏の筋になっているところにそわせて上下させる。
舌にはたっぷり唾液を乗せた。
「ぴちゃ・・・ぴちょ・・・」
唾液のいやらしい音が響く。
「ふぅ・・・気持ち・・・いいっスかぁ・・・」
私は顔を上げて聞いた。
口からあふれた唾液が頬をつたって流れていった。
「ああ、びっくりしてる。いいぞ、キリノ。」
「そ、そうっスか?それじゃぁ次は・・・」
私はその筋にそって舌を下ろしていく。そして・・・
「かぷっ」
「うおぉっ!?」
私は目の前まできたソコを口に含んだ。
そしてそのまま口の中で吸い付く。
「ちゅぅ〜」
「うぉ・・・すげ・・・」
数回、口内でモゴモゴと動かした後、私の口はまたソレに戻った。
私はソレをくわえたまま顔を上下させた。
たまった唾液がじゅぶじゅぶと音を立てる。
「んぷっ・・・ふぅ・・・ちゅぷぷっ・・・」
口内で舌はソレ全体を包み込んだ。
「くぷぅ・・・うぅ・・・ちゅく・・・」
自分が触られているわけではないのに頭はどんどんぼーっとしていく。
「ぷはっ・・ちゅく・・くぷぷっ・・」
先生、気持ちいいかな・・・そうだといいな・・・
最初の釈然としない考えは消えていた。
今、頭のなかに残っているのは先生に喜んでもらいたいという気持ちだけ。
私は唾液をためて上下運動の速度を上げた。
「じゅっ、じゅぶっ、ぐぷっ、じゅるっ、ちゅぶっ」
舐め上げる音がいやらしく大きく響く。
「キ、キリノ・・・やばい・・・もう出るっ・・・」先生がうめきながら言った
。
出るって・・・出るんですか?
でも私は先生に喜んでもらいたい・・・
私は上下運動の速度をさらに上げた。舌もソレにしっかり絡ませる。
「じゅっ!、じゅぶっ!、じゅるっ!、ぐぷっ!」
「ぐっ・・・出っ、ダメだ!!」
先生がそう叫んだ直後、口のなかに熱い液体が一気に広がった。
「んぁっ!!」
驚いて口を放すと、ソレからあふれだした白い液体が顔中にかかった。
口の中に出された精液が口からあふれ、頬を伝った。
「いっぱいでましたね・・・」
私はほほ笑みながら見上げる。
どろどろになった顔でほほ笑んでいると思うと
自分でもエッチだなと思ってしまう。
「あぁ・・・お前上手すぎだぞ。びっくりした。」
先生が苦笑しながら言った。
喜んでいいのかな?
「じゃあ、俺からもいくぞ。」
そう言うと先生は、私の体を軽がると持ち上げて自分の膝の上に乗せた。
「えっ!?な、何するんですか!?」
いきなりのことに私はあせった。
そんな私の耳元で先生がつぶやいた。
「ちょっと核心に近いこと。」
その言葉が言いおわる前に先生の右手が私のスカートの中に滑り込んだ。
「ひゃあ!?ちょ、いやっ、せんせぇ!!」
私は思わず脚を閉じようとした。
しかし先生の手はそれより速くショーツの前まで手を伸ばした。
そのまま指をショーツの上から乗せる。
「ぁっ・・・」
触れられた感触に私は少し声を出した。
そんな私の耳元で先生がささやいた。
「恐がらなくていいから。力抜きな。」
優しく、安心する声だった。私は覚悟を決めた。
私はゆっくり脚を開いた。先生の手がさっきより少し中に入った。
「いくぞ。」
そう一言告げた直後に先生の指に力がかけられた。
「あぁっ・・・うぁあ・・・いやぁ」
体が触られる感覚に合わせてぴくんと反応する。
「うわぁっ・・・あうぅ・・・はぁっ・・・」
先生の指は私の敏感なトコロをぷにぷにと押し続ける。
そのたびに私の口からはいやらしい声が漏れ続けた。
「あはぁっ・・・ふあぁっ・・・あぁっ・・・ああぁっ・・・」
私があえいでいる間、先生の左手は私のYシャツのボタンを外していた。
ボタンは次々外され、いくらもかからないうちにYシャツははだけた。
さっきブラジャーを外したので、私の胸を隠すものはもうない。
「っ・・・せっ・・・せんせぇ・・・」
先生の左手はYシャツから私の胸にのびた。
手のひらは私の左胸を包んで、そのまま右手と同じリズムで揉みしだく。
「ああぁっ、うあぁっ、くぅっ、あはぁっ」
「どうだ、気持ちいいか?」
さっき私がした質問だ。
「はい・・・いいです・・・はぁっ・・・」
私は正直に答えた。嘘をついてもしかたないから。
「でもまだ気持ち良くできるんだ。みてな。」
そういうと、先生は右手を手前に動かした。そこにあるのは小さな突起・・・
先生の指はそのまま躊躇なくその突起をプニプニとさっきみたいにいじりはじめ
た。
「ひゃぁあっ!?す、すごいっ、すごいよぉ!」
触られた直後に私は目の奥を何かが走るのを感じた。「あぁっ!ぅぁっ!あはぁ
っ!いやぁ!」
私の秘部がくちゅくちゅと音をたててるのが聞こえる。
なぜそんな音がするかまでは頭が回らなかったけど。
「あんっ!んあっ!くふぅっ!ぁあっ!」
目の奥で何かが走る量が増えてきた。
それにともなって頭のなかで不定型な何があふれてくるような感覚がした。
何・・・これ・・・
ナニ・・・コレ・・・
「な、なにかくる!なっ!やっ!あぁっ!」
私がそう言った後、先生の指の速度が速くなった。
一気に頭のなかの何かが膨れ上がる。
「あぁっ!あはぁっ!ぅぁあっ!あはぁっ!」
頭の何かが爆発した。
「あ、く、あ、あああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
私は大声で叫んだ後、一気に力が抜けて先生にもたれかかった。
頭の中は空っぽになったみたいにすーっとしている。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ついさっきまでは気付かなかったが、
一試合おわった後みたいに息があがっていた。
「どうだった?」
先生が私を軽く抱き締めながら聞いてきた。
「・・・スケベ教師・・・」
私は口からよだれが垂れてるのも気にせず答えた。
「・・・そんなところびしょびしょにしてるスケベ生徒に言われたくないな。」
「・・・ち、違いますよ!そんなスケベじゃないっすよ!!」
そうですよ!ここだって気付いたらびしょびしょだったんだから!!
「冗談だよ、冗談。でもさっきまでのこと考えたら、お前結構エロいぞ。」
先生は私のよだれを指で拭きながら言った。
「うっ、そうかも・・・」
たしかにさっきまでエッチなことをしながら
気持ちいいだのすごいだのいってたんだから普通にみればかなりエッチだ・・・
「でもエロくても全然かまわないぞ。そのほうがこういうことしやすいしな。」
先生は笑顔でフォローしてくれた。まあ本音の可能性は大きいけどね。
「そう・・・っスか?」
私は少し自身なく言った。
「ああ。どんなでもお前ならな。」
先生は私の頭を撫でながら答えてくれた。
今まで聞いたことのないくらい教師らしい台詞。
「ふふっ、そういう台詞を皆の前で言えば皆慕ってくれるんじゃないっスか?」
「・・・皆の前で言えるか。お前だから言ったんだよ」
そういうと先生は私の頭を抱えてぎゅっと抱き締めてくれた。
先生の胸にあたった耳が先生の鼓動を感じる。
「・・・いますぐ続きするぞ。スケベだから。」
先生の声はささやくようだった。
「・・・はい。私もだから。」
私の声も負けないくらいささやくようだった。
「・・・服・・・どうするんスか?」
私はすでにクシャクシャになっているYシャツをつまんだ。
「恥ずかしいなら脱がなくてもいいけど・・・どうする?」
「・・・脱ぎます」
私はそういうなりボタンを外してあったYシャツを脱ぎ、
しわだらけのスカートごと少し湿ったショーツを下ろした。
今、私が身につけているのは靴下とリボンだけ。
もう私の恥ずかしいところを隠すものはない。
形のいい胸も、くびれた腰も、髪の毛と同じ色のうっすらと生えた毛も、
その奥にうっすらと見えるスジも、全部愛しい人に見られている・・・
「やっぱ・・・ちょっと恥ずかしいっスね。」
自分で脱ぐと言って脱いだものの、やっぱり恥ずかしい。
しかし脱いだら何かが吹っ切れた感じがした。
「次はどうするんですか?」
私の声は多少だがはっきりしていた。
「こっちきな。」
先生は私に向かって手招きした。
私は言われたとおりに先生のそばまでよっていく。
そのあいだ、先生は座ったまま私を待っていた。
「俺の腰をまたいで。」
「・・・はい。」
私は両手を先生の肩にそえて、先生の腰をまたいだ。
先生の顔が正面に見える。
私が腰をまたぐと、先生はズボンのジッパーを下ろした。
ズボンから出てきたソレはさっき舐めた時の大きさとほとんどかわらなかった。
いや、むしろ大きいかも・・・
「・・・やっちゃうんスね。」
さすがに少し不安になる。「ああ、まずは軽く腰を下ろしな。」
先生は片手を私の腰にあてた。もう片手はソレを支えていた。
「わ、わかりました。」
私は先生のソレを確認しながらそっと腰を下ろした。
先生がソレを私の入り口にあてがう。
それに合わせるように私は入り口の位置を調整した。
すぐに私達はふれあった。
「っ・・・」
先端が少し触れただけでもソレが熱いのがわかった。
私がちょっと動くだけで粘液がくちゅ・・・くちゅ・・・と鳴る。
「あたってますね・・・」
私は苦笑した。
「あたってるな・・・ここからだ・・・」
真剣な先生の声。普段ならありえない声。
「ゆっくり腰を下ろせ・・・」
「・・・はい。」
緊張で先生の肩にそえた手に力が入る。私はゆっくり腰を落とした。
不安ながらもゆっくりと、ゆっくりと・・・
先端が入り口に沈んでいく。
ずず・・・ずず・・・と音をたてているような気がした。
自分の中に自分じゃないものが入ってくる。違和感が体を這いずり回る。
「・・・くぅっ・・・つっ!」
違和感は唐突に痛みに代わった。
「い・・・痛い・・・」
引き裂かれるような痛み。
初めては痛いとは聞いていたけど、本当に痛いとは思わなかった。
「大丈夫か?」
先生が心配そうな声で聞いてくれた。
「・・・うん・・・大丈夫・・・っつぅ」
私はできるかぎりの笑顔で答えた。
みち・・・みち・・・と何かが入り口の奥ではぜる。
確かに痛いが我慢できないほどじゃない。
「うぅ・・・んあぁっ!!」
私は覚悟を決めて一気に腰を下ろした。
激痛が駆け抜けた。
私は先生にもたれかかった。息は荒くなっていた。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
「よくがんばったな。えらいぞ。」
先生は私の頭を撫でながら誉めてくれた。
「私・・・今先生と一緒何スね。」
私は先生にもたれかかったままそうつぶやいた。
「ああ、でもまだ終わったわけじゃないぞ・・・」
先生が両手を私の腰に当てた。
「・・・ゆっくりいくぞ、キリノ。」
「・・・して・・・ください」
私がつぶやいた直後に先生の腰が上にせりあがった。
若干浅かったソレが奥まで入ってきた。
「あぁっ!!」
奥まで入ったソレは後退し、また奥まで入る。
熱く高ぶったソレはゆっくりと私を蹂躙していく。
「あぁ、んぁ、あうぅ!」
私は先生にぎゅっと抱きついたまま、自分でも信じられないくらい
エッチな声であえぎ続けた。
先生の腰の動く速度は少しずつ吊り上がっていく。
「きゃぁ、あぁ!あぁっ!」
「どうだ?キリノ。どんな感じだ?」
先生が私に尋ねてくる。
その間も腰の上下は続いていた。
「あぁっ!、すごいっ、熱いし、ひゃあっ!」
私は涙をにじませながらあえいだ。
もう、しがみついてあえぐしかできない気がした。
「じゃあ、ちょっと体勢を変えるぞ。」
そういうと先生は私の頭を抱えて、ゆっくりと床に下ろした。でも・・・
「お、おい、キリノ、手ぇ放してくんないか?」
私は寝かせられた後も手を放さなかった。だって・・・
「やっぱり・・・なんか不安だから・・・このままにさせて・・・」
いまや一つになっているのだけど、やっぱり不安。
手を放したら先生がいなくなってしまう気がしたから。
「ったく、しゃあねぇなぁ。でも、悪くないかもな。」
先生はそう告げて私の顔の横に手を突いた。
「いくぞ。」
私はかえるのように足を開いて先生を受け入れた。
さっきとは違う部分にもソレがあたる。
さらにスピードもあがっていた。
「あっ、あっ!んぁあ!は・・・んあぁっ!」
また頭の中にあの不定形なもやが満ちてきた。
「あっ・・・また、なんかくる!ナンカクルゥゥ!」たまらなくなって私はさけ
んだ。
「うぉ・・・俺も・・・きつくなってきた」
先生の言葉を今の私はもう聞くことができなかった。
いや、聞こえていたが、意味のあることには変換できなくなっていた。
不定形なもやはわたしの頭の中で暴走を続ける。
さっきの感じから自分の絶頂が近いことだけ考えることができた。
「あっ、あっ!ああっ!あん、も、だめ・・・ダメェェェェ!!」
また、何かが爆発した。
「はぁああっ、ぁぁぁあああああっ!!!!」
もやが頭の中を駆け巡り、意識とともに頭からでていった。
薄れていく意識の中で、私は自分の顔に熱い液体がかかるのを感じた。
「ハァ・・・ハァ・・・」
私は荒い息をしながら意識が戻っていくのをぼんやり
と感じていた。
うっすらと目を開けると目の前に先生がいた。
顔にかかった液体をすくってみるとどろどろとする。
そこではじめて私は顔にかかっているのが先生の精液だと理解した。
「いっぱい・・・れましたね・・・」
呂律が回らなくなっている。
「ああ、今ふいてやるよ。」
先生はそういうとティッシュで私の顔をふいてくれた。
「どうだった?初めては。」
先生はほっぺたをかきながらいった。
私はすぐ答えた。
「極楽・・・れしたよ。」
「そ、そうか?ははははは・・・」
「ふふふ・・・」
私達はお互い笑い合った。
さて、そんな私達の様子をみている5つの影がドアの後ろにあることに
私はまったく気付かなかった。
(うわわ〜・・・キリノと先生・・・やっちゃったよ・・・)
ドアの隙間から真っ赤な顔でサヤがささやいた。
実はサヤ、風邪で休んだのだが、一眠りしたら治ってしまい、
一応・・・と学校まで来てしまったのだ。
(うわぁ・・・)
その下で同じく顔を真っ赤にしているのはタマ、ユージ、ミヤミヤだ。
(ダンはミヤミヤの配慮で縛られている)
彼らも自然探索が順調に終わりすぎて、学校に帰ってきていたのだ
(キリノ先輩・・・すごい・・・)
ミヤミヤが口を押さえてつぶやいた。
ユージとタマは顔を見合わせ、微妙な表情を浮かべている。
(っていうか、こんな年であんなことするのって漫画だけだと思ってたよ・・・)
サヤが目を丸くしていった。
(みんなもそう思わない?)
サヤは後輩トリオに同意を求めた。
しかし、返事はなく、3人は同時に目をそらした。
(え・・・?)
サヤは冷や汗とともにつぶやく。
さらに追い打ち。
「ねぇ〜ミヤミヤ〜解いてよ〜。こういうのはうちだけにしようよ〜。」
(・・・え゛!!?)
ドアの外が一瞬で凍り付いたが私と先生は気付かなかった