「ぁっ! ぅっ、はぁっはぁっはぁっ……っ」  
ベッドの上でジョウが苦しそうに喘いでいる。  
筋肉質で女性的な柔らかさに乏しい腰をしっかり押さえられて、股間を男に吸われているからだ。  
ジュルッ……じゅる、ぬちゅっぴちゅっ……  
ノースリーブのフィットシャツとパンツだけに守られたジョウの肉体を貪るのは立場無恭平だ。  
今回の食材は一部アングラ筋からは死の天使と怖れられている銀髪褐色肌の少女である。  
「はぁはぁはぁジョウ……どんどん溢れてくるよ……パンツがびしょびしょだ……」  
しとどに濡れたパンツをめくって陰部を直接舐めてみる。充血し敏感になって膨らむ襞を男の舌が無遠慮にねぶった。  
「ぁぁぁぁぁっ! くぅ……っ!」  
膣口に舌をねじ込み、舌で蜜液をかき出そうとする。ジョウの肉襞は恭平の舌よりも熱く、快楽器官が稠密していた。そこを肉質の異物が掻き回す。  
「はぁっはぁっはぁっ……ぁっ、ぁぁぁぁ……っ!」  
思いきり体をのけぞらせ、ベッドのシーツを握り締めぶるぶる震える。  
 
「くっ! ぁっ、ぁぁぁっ! はぁはぁはぁ……恭平、もっとだ、もっと……っ!」  
たまらずジョウはのけぞり、そして今度は体を丸くして恭平の頭をぐっと掴んだ。  
ジョウの握力である!  
「ぐっ!? い、痛いっジョウっ!」  
下手すれば頭を潰されてしまう。すさまじい激痛に見舞われた恭平は慌ててジョウの手を頭から引き剥がした。  
「はぁっはぁっはぁっ、恭平、はぁはぁお前、ヤワすぎるぞ……」  
自分の凶悪な腕力を棚に上げて恭平の軟弱さをなじる。  
褐色の頬を紅潮させ、蕩け眼に眉根は崩れている。半分開きっぱなしの口元から熱い息が洩れ、口の端からはよだれが垂れていた。  
女性らしいふくよかさとは無縁のはずのジョウなのに、なぜか下肢をくねらせて恭平を見上げる姿態は艶めかしく、男の下半身を挑発するのだった。  
ゴクリ……恭平は唾を飲み込んだ。  
 
「はぁはぁはぁジョウもヤワじゃないか……」  
言って恭平はジョウの腰を掴んで引っくり返した。四つん這いにしてパンツをずり下ろす。  
「ぁぅっ、きょ、恭平……」  
いきなりの体位転換に驚いたジョウは背後の恭平を振り返った。  
ジョウの視線を感じながら恭平は両太ももを抱き締め、脂肪分の足りない双臀の谷間に顔を埋めた。  
「ぅっ、ぁっ、お、おい、そこは、ぁっ、あはんン……っ!」  
尻肉の谷間をペロッペロッと舐め、菊座を舌でほじくるようにねぶってやる。  
「ぐっ! ぅっぅぅぅ……っ! はぁっはぁっはぁっぁっ、ぁぁぁっ!」  
アナルのすぼまりを舌でめくり上げるとジョウは声を裏返らせて悦んでくれた。  
ただでさえ硬い大腿筋がさらに硬く緊張し、両手でベッドのシーツを引きちぎらんばかりに握り締める。  
汗がぽたぽたと流れ落ち、口から垂れるよだれは光の糸を引いてシーツに消えた。  
 
「はぁっはぁっはぁっ……ジョウ、ここが感じるんだ……エロいね、ジョウ。すごくエロくて、かわいいよ……」  
ケダモノのような息を吐きながらアナルをほじくる。太ももを抱く両腕を伸ばしてジョウの股間も一緒にまさぐった。  
右手の中指でクリトリスを包皮の上からこねこねとこねくり、左の中指で小陰唇の膣前庭をしごく。  
「ぅぁっ、ぁっ、はぐぅっ、ぅっ、ぁっ、ぁぁぁぁぁぁぁ……っ! か、かわいいはっ、よ、余計だ……っ!」  
この上なく全身を力ませ打ち震える。カワイイはジョウの半生に最も無縁な形容詞だろう。ひょっとしたら照れているのかもしれない。  
左の中指は大活躍で、膣口に侵入して第二関節まで埋まると肉襞の狭隘をかき回した。  
「ひっ!? ぁぁ……っ! ぁぐっ、恭平っ、ぁっ、ぁぁぁぁんっ!」  
「うっ、ジョウの中、すごい締め付けだ……!」  
鍛え抜かれた括約筋のなせる業か、恭平の指はぎゅうぎゅうに肉の圧力に締め付けられたが、それは気持ちいいだけだ。熱さとぬるぬるの具合もすごく興奮する。  
「も、もうダメだ、恭平、はやく、はやく入れてくれ……っ!」  
 
すっかりエロエロなジョウの性急な求めにも即座に応じられる。  
「オーケー、ジョウ。僕ももう我慢できない……」  
恭平はベルトを外してズボンを脱ぎ捨てた。ギンギンにいきり勃つ肉棒のためトランクスはテントのように突っ張っている。  
トランクスを下ろすと、人畜無害な草食動物系の顔からは想像もできないむくつけきペニスがそそり立ち、ジョウを睨みつけた。  
「ぅ、ン……」  
恭平の肉棒が青筋を浮かべて怒張しているのを見てジョウは舌なめずりをした。例のカラス事件以来、恭平のペニスはジョウの大好物になってしまっていた。  
最初恭平の気持ちを昂ぶらせるための食材となっていたのはジョウだったが、今度は恭平がジョウに食べられてしまう立場になっている。  
ただしそれは恭平にとっても本望で、その意味で恭平はまさしくコックの鑑といえた。こうでなければ爆裂天使のコックは務まらない。  
 
「じゃあジョウ、入れて欲しいところを大きく広げて見せてよ」  
聳立するモノを右手で握り締めて恭平は言った。  
「はぁはぁはぁはぁ……は、早く……」  
四つん這いのまま自らの秘唇に指を当てて押し広げる。  
汗っぽい褐色のラビアに、ピンクに充血しめくれ上がっている肉襞は絶妙な色合いになって恭平の雄性を刺激する。  
「ここかい……?」  
右手でしっかり掴んだ肉棒を開かれた肉壷に押し当てる。  
ぬちゅぅぅ……っ  
粘膜の濡れそぼりが亀頭に圧されて粘着な音を立てる。  
「ひぁ……っ! はぁっ、ぁ、ああ、そこだ……早く……!」  
「はぁっはぁっはぁっ……!」  
銀の髪をかきむしりながらペニスをせがむ肉食の天使、その腰をしっかり押さえて恭平は腰を突き入れた。  
「あはぁぁぁぁぁぁ……っ! ぁっ、ぁぅ……っ!」  
ぬぢゅっぬぶっぬちゅぬぢゅ……  
汁と汁が絡み合い、肉と粘膜の間でこすられ練られる淫靡な音が2人の聴覚を侵す。  
恭平のペニスは早速すさまじい膣圧にさらされることになった。  
ジョウは本能的に括約筋を動かし、自分の中に入った異質な肉をぎゅうぎゅうに締めつけてくる。  
「ぐっ……! ちょ、ちょっとジョウ! きつい……!」  
「はぁっはぁっはぁぁぁ……っ! 恭平、動いてくれ、早く……ぅぅぅ……っ!」  
そんなこと言うくらいならペニスを引きちぎらんばかりに締め付けるのはやめてほしい恭平であった。  
 
だがこんなところで挫けるわけにはいかない。ジョウの脇腹を肉に食い込むくらい強く掴んで腰を振り始める。  
ジョウの脇腹は女性性というものに非寛容なまでに筋肉質で、それでいてセックスの時はネコなのだ。  
「はぁ……っ! ぁっ! ぁっぁっぁっぁっ……くぅぅ……っ! 恭平っ、お前のがっ、ぁっ! ふぅんっ! はぁっはぁっはぁっくっ、中で、いっぱいだ……っ!」  
「ジョウがっ、ぅっ、はぁっはぁっはぁっ、きついんだよ……っ! すげっ、き、気持ちいい……っ!」  
ぬぢゅっぬじゅっぬぢゅっぬちゅっずちゅっ……  
弁解の余地がないくらい汁っぽい音を立ててジョウの肉壷は軋む。雄の剛直をくわえ込み、ヌルヌルの粘膜で窒息させようとするのだ。  
だが恭平のペニスだって簡単にはへこたれない。  
濡れて滑りがよくなった内粘膜をカリでえぐるようにこすり、突く時は肉弾頭で奥深くをガツンガツンと震撼させる。  
「はぁっ! ぁっぁンっ! ぁっ、ぁぁっ! んっ、ぅんン……っ!」  
やがてジョウ自身が腰を振り始めた。卓越した運動能力を持つジョウにとり、セックスもまたスポーツ感覚でできる行為なのだろう。  
 
肉づきの乏しいジョウだが、それでも恭平が腰を打ちつけるたびにパシィンパシィィン……と肉の弾ける音が聞けた。  
「ぁっぁぁっ! ぁぁんっ! はぁっはぁっぁぁぁぁっ! 恭平っ、だ、ダメだっ、もう……っ!」  
髪を振り乱すと玉の汗が飛び散りベッドを濡らす。背中を流れる汗の動きも恭平には催淫効果がある。  
「ジョウっ、そ、それは早すぎっ! 僕はまだだって……っ!」  
イキやすい。これがジョウ意外な弱点だった。  
「はぁっぁはぁっはぁぁっはぁぁっぁぁぁぁぁぁ……っ!」  
爆裂天使は声を裏返らせながらよがり逝った。全身をビクビクビクッと震わせて雌蜜を撒き散らす。  
「はぁっはぁっはぁっはぁっ……! ジョウ、まだ僕……!」  
恭平も苦しそうだ。  
快楽で顔を歪ませてジョウは背後を振り返った。  
「はぁっはぁっはぁっふぅっふぅっふぅっ……恭平、もっと、もっとイカせてくれ……」  
「わ、わかったよジョウ……地獄のような天国に連れてってあげるよ……!」  
ジョウの決め台詞とは少しちぐはぐな言い回しだ。  
「ぁぁんっ!」  
恭平が肉棒を引き抜くと、その衝撃でジョウのレアな悲鳴が聞けた。  
 
蜜壷から離れて、恭平は別な要求をした。  
「ジョウ、お尻を左右に割ってよ……」  
はぁはぁはぁ……と息せき切っての要求に応じないわけにはいかないジョウである。  
尻は既に左右に割れているわけだが、恭平はそれをさらに左右に押し広げてくれと言っている。  
「はぁはぁはぁ……こうか……」  
上体をベッドの上に突っ伏したまま、両手を後ろに回し、言われたとおり双臀を左右に押し分ける。  
分けられた谷間の深奥にある菊門の皺皮は物寂しげにヒクついている。  
恭平は取るものとりあえず、いきり勃った剛直をアナルに突き立てた。  
「かはっ! はぁっ、ぐっ、ぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」  
肉棒がめり込んでゆくにつれて皺皮が引き伸ばされ内側に沈み込んでゆく。  
尻穴を侵す異物感と被虐的な快感にジョウは未だ慣れることができないでいた。気持ちよすぎて慣れないのだ。  
ベッドのシーツを狂おしいまでに強く握り締め、アナル侵犯に悶え苦しむ。  
「ジョウっ、こっちも、相変わらず……締まる……!」  
恭平も苦しさに喘ぐ。いきなりイってしまいそうだ。  
 
「はぁっぁっ! ぁっぁっぁっくぅっ!」  
切迫感に比例して腰を振るスピードも速くなる。突かれると菊座は中に沈み込み、怒張を引くとめくれ上がるのだった。  
中をかき回され、焼けるような快感にジョウの理性は壊乱状態になる。はしたないおねだりで一層の快楽を求める。  
「ひっ、ひぁっ、はぁっはぁっはぁっ、恭平っ、もっと、もっと尻を焼いてくれ……っ!」  
ぬっちゅぬぢゅっぬっちゃぬっちゃ……  
「ぐっ! だ、ダメだ、ジョウっ、もう僕……っ、出てしまう……っ!」  
菊肉の延展性に締め付けられ、恭平も終わりの時がきた。射精願望を堪えきれない。  
「はぁっはぁっはぁっ恭平っ、じ、地獄に落ちろっ、ぁぁぁぁぁぁ……っ!」  
物騒な物言いだが、翻訳すると「早く逝け」ということになる。  
「ぅぅぅ……っ、出る、出る、ジョウっ、うぐぅぅぅぅ……っ!」  
くぐもった断末魔の叫びと共に恭平はペニスをアナルから引き抜いた。最後の最期にカリで尻穴を思いきりめくられてジョウも体を跳ね上がらせた。  
「ひぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」  
大きくのけぞってビクビクっと震えるジョウの背中にスペルマを撒き散らす。  
「ぅぅぅぅぅ……っ!」  
激しい射精感に打ち震えていた恭平だったが、ジョウの体が弛緩して前のめりに倒れこむと、ジョウの肩に手をついた。  
「はぁっはぁっはぁっはぁっ……」  
恭平の手が肩を押さえつけているのがわかる。その感触と重さにジョウは目を細めた。  
心地よい重さだったのに恭平の手が離れた。背中を撫でている。  
「ジョウ……俺の、舐めてよ……」  
恭平は指をジョウの口元に押し付けた。べっとり精液まみれの人差指だ。  
差し出された指先をアンニュイな目で見ていたジョウだったが、やがて舌を出してペロッペロッと舐め始めた。  
「はぁはぁはぁ……んっ、んんっ、ン……ぁむ……」  
最終的に口を開けて指をくわえ込む。ちゅぱっちゅばっちゅぶっ……おいしそうに指をねぶり、ジョウは目を閉じたのだった。  
 
「ジョウ、すごく気持ちよかったよ……」  
心地よい眠気にうっとりしながら恭平はジョウの頭を撫でた。  
ジョウは恭平の胸の中で寝そべっている。男の上で余韻に浸ることをジョウは良しとしない。離れようかと思った時、恭平が言った。  
「ジョウって最初は怖い人だなと思ってたんだ」  
ジョウは動きを止めた。恭平の薄い胸に頬を寄せる。  
「……怖れられることなんて慣れっこだ……」  
自嘲めいたジョウの言葉を聞いたのかどうかわからないが、恭平は続けた。  
「でもジョウ達の仕事に巻き込まれていくうちにジョウのこと、仲間思いでいい人だなぁって思うようになった」  
「……うるさいぞ、静かにしろ……」  
人格や性格を怖れられこそすれ、褒められたことはほとんどない。特に男に好意を示されることなんて絶無だった。  
「今はかわいいなって思ってるよ。やらしいジョウって、最高にかわいいよ」  
「…………」  
ベッドの隅に置いていた拳銃に手を伸ばす。どんな反応をしていいのかわからないので、脅して黙らせようとしているのだろう。  
「ジョウ、もっともっとヤラシイことしようよ。ジョウの体をもっと触ったり舐めたりキスしたりしたい」  
「……あたしなんかよりセイやメグ相手の方が楽しいんじゃないのか?」  
ぶっきらぼうなジョウ。淫乱さを褒められて照れているのかもしれない。  
「それはそれ、これはこれだよ」  
チャイニーズやアメリカンな美味な食材を自在に調理する名コック(見習い)にふさわしい返答である。  
「ジョウとセックスすると、ジョウのやらしい顔とやらしい言葉が聞きたくなって、どんどん深みにはまっていくんだ」  
「……もう寝る。恭平、お前も寝ろ」  
ジョウは恭平から離れ、プイとあさっての方向を向いてふて寝してしまった。  
背を向けるジョウを引っ張ってこっちに向けると恭平はジョウの唇を奪った。  
「んっ……ン……」  
甘い声を洩らすあたり、やっぱり恭平に怒っていたのではなく、照れ隠しにソッポ向いていただけだったのだと知れるのだった。  
                          終わり  
 

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