「フレデリカ・・・いくよ・・・」  
「はい・・・あ、あの・・」  
なに?と聞き返す彼に  
「一気に・・・奥まで・・来てください・・・」  
とお願いした  
ディアナによれば女性にとって初めての行為とは物凄く痛いらしい  
早めに膜とやら破っておかないと何時までたっても痛いままなのだそうだ  
彼は少し驚いた顔をして  
「・・・・・わかった」  
微笑みながら頷いてくれた  
「それじゃ・・・一気にいくよ?」  
「おねがい・・します・・・」  
そう言うと彼は自分のモノを私の秘部にあてがい  
ジュブッと思い切り挿し込んできた  
「ヒッ・・ハッ・・・アアアアァァ!!」  
ミリッという音がする  
「や、やっぱり痛い?」  
「ハァ・・ハァ・・」  
返事ができない  
ただその理由は痛いからと言うわけじゃなかった  
「そ・・・その・・私・・・・」  
声を上げた理由を説明するのはかなり恥ずかしいのだけど目の前で心配そうに見つめてくる彼に言わない訳にはいかない  
「い・・・・イってしまい・・・・まし・・た・・」  
言ったあとで更に顔が熱くなる  
死にたくなるくらい恥ずかしい  
「可愛すぎるよ・・・」  
「あ・・・」  
恥ずかしさのあまり両手で顔を隠していると彼が私を優しく抱きしめてくれた  
私も負けじと抱きしめ返す  
そんな幸せな時間を堪能していると  
「フレデリカ・・・俺・・動きたい・・」  
彼は更に私を求めてくれる  
嬉しい その言葉を聴くだけで私は満たされた  
でも満たされた端から欲というのは沸くもので  
「私も・・・動いて・・・ほしいです・・」  
そんなおねがいをしていた  
 
ズプッグチュッブチュッズチュッ  
「アハッ・・アアン・・アッ・・イッ・・アアッ・・アンッ・・アッハァ・・」  
まるで私の襞の感触でも確かめるように彼は私の膣でゆっくりと動き始める  
「アッンッ・・ア・・ハァ・・アァ・・ハァア!・・・イッ・・ん・・・」  
ゆっくりと膣を擦られる感触に快感ともどかしさが混じり合う  
「ハッアアアァァァ・・・ビュウさぁん・・おね、がいですから・・もっとぉ・・」  
そういいながら私は自分の腰をくねらせる  
もどかしさから勝手に腰が動く  
自分でも初めてだなんて思えないいやらしさ  
ちょっとショックです  
「フレデリカ・・・ホントに初めてなの?」  
意地悪な笑みを浮かべる彼  
「は・・・初めてですよぉ・・」  
かなり説得力にかける私の反論  
きっと目に涙でも浮かべているに違いない  
「・・・・・ふふっ、ゴメンゴメン  
 あんまり感じてくれるものだからびっくりして」  
「も、もう・・・ビュウさぁん・・」  
こんなに意地悪な人だとは思わなかった  
・・・・でも、そういうところも好きになりそうです  
ズチュ  
「イッアアアァァァッッ!」  
いきなり腰を動かし始めるビュウさん  
ホントに意地悪な人  
さらに動きが早くなる  
「アッンッンゥッアッハァッアアァッンンッアアッァアア!」  
ダメ キモチイイ モットホシイ  
彼の背中に手を回ししがみつく  
彼の動きに合わせて腰をくねらせる  
彼の息遣いと私の息遣いが重なる  
彼のモノが私の膣で獣のように暴れる  
「アンッ・・いい・・すご、く・・いいで・・す・・ビュウさンアアアアッッ!!」  
「フレデリカ・・さんは・・いらないから・・」  
「で、でも・・ンッアンッ・・アハァ・・そん、な・・」  
「俺がそう・・よんで欲しぃッ・・だ・・」  
「アアンンッ・・ビュ、ビュウ・・・イッ・・・アァ・・ハァッ・・アンッ・・」  
彼の名前を言う 彼の目の前で 彼に愛されながら  
なんて・・・・・カイカン・・・  
「フ、フレデリカ・・・もう・・・」  
「いい・・です・・ンッアッ・・膣に・・出して・・」  
「でも・・・」  
「お願い・・・感じたいんです・・貴方を・・・」  
そういうと一層速く腰を動かす彼  
「イッンッアッンンッアアンッンゥッアッアッアッイッイキ、ます・・ンッアッわ、たし・・アァ」  
「フレ、デリカ・・ううぅ!!」  
「ヒッアッアッアッアッ「アアァ!!」」  
私の膣に彼の熱い精液が流れ込む  
その熱さは私を今迄で一番の絶頂に押し上げてくれた  
「ハァ・・ハァ・・ハァ・・んむ・・ちゅ・・」  
二人で抱きしめあいキスをする  
夢中になっている私に小さな物音など聞こえるはずも無かった  
 
コトッ  
仕掛けをバレないように元に戻す  
「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ったく・・あいつったら・・」  
あたしは愛のセックスを見せ付けられて(勝手に覗き見しただけだが4回目のオナニーをしてしまった  
ちょっと寂しい  
途中から割り込んでやろうかと思ったけどそこはフレデリカのために我慢した  
あの娘のはじめてをぶち壊すわけにはいかない  
「しっかしなぁ・・・」  
いや、実際驚いた  
フレデリカの初めてとは思えないあの乱れ様  
しかし結合部から見えたあれは紛れも無くあの娘の純血  
「あたし・・やばいかも・・・」  
セックスを見て興奮したこともそうだけど何よりやばいと思ったのは  
「フレデリカ・・・」  
ビュウではなくフレデリカを見て興奮したことだ  
まさかあたしに百合の属性があったとは驚きだ  
激しく乱れるフレデリカを回想するだけで体が疼いてくる  
「ふん、見てなよビュウ・・・  
 そうそう簡単にあの娘はあげないんだから・・  
 ってかいつか絶対あの娘襲おう・・うん、決めた  
 あの娘を性教育したのはあたしみたいなもだし  
 もっといっぱい気持ちいいこと教えてあげないとね  
 あ!あいつと3Pってのもありかな  
 なんかノッてきたなぁ♪あとは♪あとは♪」  
かなりえっちぃ未来設計をしながらあたしの夜はふけていった  
 
 
「ゴ、ゴメン!!フレデリカ!!」  
朝起きていきなり謝られてしまった  
「???」  
私の頭は疑問符だらけになる  
「そ、その・・今思うと・・俺・・・物凄く身勝手な事を口走ってた・・・」  
彼はしゅんとうなだれている  
「い・・いえ・・その・・私も・・かなり恥ずかしい事を・・・・」  
今度は私がうなだれる  
そして顔を上げると彼と目が合った  
「・・・・・・」  
「・・・・・・」  
少々長めの沈黙  
「と、とりあえず・・服・・着ようか・・」  
「そ、そうですね・・」  
思えばずっと裸のままだった  
とりあえず服を着ようとすると  
「フレデリカ・・」  
彼に後ろから抱きしめられる  
心臓が高鳴る  
昨日あれだけ愛し合ったというのに私の心臓が彼にかなり弱いらしい  
「かなり身勝手な事を言ったと思うけど・・・俺はフレデリカの事・・」  
「ビュウ・・・」  
後ろに向き直り彼にキスをする  
昨日の濃厚なキスとは違う、軽くて甘いキス  
そして私は微笑みながら彼にこう質問した  
 
 
        「私は・・・貴方の中のヨヨ様を・・・超えられそうですか?」  
 
FIN  
 

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