クチュ・・ジュッ・・クチュ・・ヌプッ
「アッ・・ンンッ・・・・ヒ・・ィン・・クフゥッ・・」
私は何度目になるか分からない自慰に耽っていた
今はもう何も身に着けていない
体を冷やさないように毛布を被ってはいるもののその中身は生まれたままの姿になっていた
毛布が私の肌に擦れ乳首を刺激する
物言わぬ刺激は自分でするよりも気持ちよかった
左手は胸を揉み、右手は秘部に挿し込み更に激しく愛撫する
「ヒッ・・ンゥッ・・アァッ・・アッ・・ハァッ・・ハァアァァッ・・」
自分の愛液で濡れた指でクリトリスも撫で回す
「アアアァッ!・・アハァ・・いい・・す、ごい・・」
自ら生み出す快楽に酔い痴れる
「ハアァァ・・アンッ・・アッ・・アッ・・アアアァッ!」
もうダメ 我慢できない
私は今まで必死になって抑えてきた言葉を口にする
「アアッ・・ビュ、さ・・ん・・ンンッ・クンゥッ・・ビュウ・・さぁん・・」
愛しい人の名前 口にしてしまった
その一言で私の感度は更に引き上げられる
この行為があの人を穢す事を分かっていても、もう止められない
私の左手はあの人の左手 私の右手はあの人の右手 乳首を刺激し続ける毛布はあの人の舌
私は今、あの人に・・・ビュウさんに犯されている
そんな妄想は背徳感となって私を未だ感じたことの無い絶頂の域に誘う
「アンゥゥウンッ・・ビュウさん・・いいのぉ・・そこ・・すご・・アァン・・いのぉ・・」
愛しい人を穢しながら自分の快感を高めていく
きっと今の私はこの世界で一番イヤラシイ
「アァッ・・ビュウ・・ハァン・・いい・・もっとぉ・・もっ・・とぉ・・」
とうとう呼び捨て でもいい 誰かに聞かれてる訳じゃない
私だけの秘密にすればいい
「アアァッ!・・ビュ、ウゥ・イクの・・わったし・・イクのぉ・・」
恍惚と絶頂の言葉を口にする、そして
「アア!!アンアアアンアンアンァァ・アッ・アッ・アッンン・・・アアアァァァッッッ!!!!」
イッた
獣のような雄叫びを上げながら 秘部から愛液を噴出しながら あの人の事を想いながら
そして絶頂を迎えたあとには決まって胸が張り裂けそうな切なさが込み上げてくる
ホシイ アノヒトガホシイ ホンモノノカイカンガホシイ
際限なく溢れてくる欲望に再び身を任せようとすると
タッタッタッタ コンコンコン、
「フレデリカ!?どうしたんだ?」
「!!??」
あの人の声が聞こえた
時は少し遡る
「アッ・アアッ・・ンッ・・イッ・・クゥ・・フゥン・アッアッアッアァアァアァァァァ!」
「!?」
明日はどうやってあの不器用同士をくっつけようかと画策していたあたしは隣部屋から聞こえてくる叫び声に驚愕した
「な、なんなの?今のは??」
叫び声が聞こえたのは隣の フレデリカの部屋からだ
あたしは慌てて例の仕掛けを動かした
あたしの部屋の壁には取っ手がありそれを引きぬくとと小さな穴が出来る
フレデリカの部屋のベッドがギリギリ見える程度の小さな穴
ビッケパッケの色本を没収した時に何でもするから返して欲しいと縋り付いて来たので作らせたものだ
あの娘に不測の事態が起きたときにすぐに隣の様子が分かるようにとフレデリカには内緒で
「う・・そ・・?」
その穴を覗き込んだあたしの目に飛び込んできた映像は信じられないものだった
フレデリカがオナニーしてる
それも普段のあの娘からは想像もできないくらいな大きな声で喘ぎながら
「なんで・・?それにあんな大声だしたら誰かに聞かれ・・あ・・」
そこまで呟いて思い出した
そういえば前に一度機密保持の為の防音処置について話したことがある
ただあれにはフレデリカに話し損ねた続きがあった
防音処置が施されているのは機密を扱うことが多い艦長、隊長の部屋だけで普通の部屋には一切施されていないのだ
「うあ・・ちゃぁ・・」
我ながら迂闊だったと思う
フレデリカだって女の子
まして今のあの娘の頭の中はビュウのことで一杯
そりゃオナニーくらいするかなどと考え込んでいると
「ヒィン・・ハァ・・ハァ・・アアッ・・ン・・」
第二回戦を告げる嬌声が聞こえてきた
「うそ・・もう・・?」
どうも様子がおかしい
人間一回イッたらそうそうすぐには始められない
あたし自身が既に経験済みだ
「一体どういう・・・」
「アアアァアァ!・・クゥンッ・・イイッ・・アハッ・・」
「・・・・・・ゴクッ・・」
あの娘が何故あんなことになっているかなんてあたしにはわからない
ただあの娘の事を見ているだけであたしまで変な気分になってくる
「き・・・気持ちよさそう・・・」
あの娘と同じように自分の体に指を這わす
「すご・・・あんなに・・乱れて・・」
フレデリカは14回戦目に入っていた
あたしはと言うと3回ほどイッたところであえなく力尽きていた
「アアアァッ!・・アハァ・・いい・・す、ごい・・」
それでもフレデリカから目を離せずにいた
普段は清楚でおしとやかを地でいっている娘がああまで乱れられるものなのかと感心していると
「アンゥゥウンッ・・ビュウさん・・いいのぉ・・そこ・・すご・・アァン・・いのぉ・・」
フレデリカはあいつの名前を囀りながら快楽を貪っていた
もし今あいつがあの娘を見たらどうするかなどと不謹慎なことを考えていると
ギィ・・ギィ・・ギィ・・と足音が聞こえてきた
こんな時間に艦内を徘徊・・・もとい巡回している人間など一人しかいない
あいつだ
どうしよう
フレデリカに教えて・・いやダメだ そんなことをしたら覗いてたのがばれてフレデリカに恥ずかし殺される
あいつを足止めする・・どうやってよ? 第一フレデリカのオナニーショーはまだまだ続きそうだ
あいつを気絶させる・・無謀無謀 あたしが瞬殺される
あいつに事情を説明して帰らせる・・アホかあたしは
とりあえず大騒ぎして注意を引く・・そんなことしたらキチガイ決定+マテライトの回転訓練耐久フルコース確実
結論・・
「フレデリカ・・・あたし・・あんたのことちゃんと見守ってるよ♪」
自分でも酷いと思うがもうどうしようもない
ここは成り行きに身を任せてみるのが一番最良の選択肢だと思うことにした
そして
「アア!!アンアアアンアンアンァァ・アッ・アッ・アッンン・・・アアアァァァッッッ!!!!」
今まで最大の大嬌声
タッタッタッタ コンコンコン
「フレデリカ!?どうしたんだ?」
「!!??」
動き出す二人の時間
あたしはその始まりを見届けることになった
何故? どうして? 声は外には漏れないはずなのに
私の頭の中は疑問符で埋め尽くされる
でも、どれだけ考えようと今の状況が良くなる訳じゃない
「ごめん!フレデリカ!!入るぞ!」
ドアの前にいるであろビュウさんが入ってこようとする
「あ・・まっ・・」
ガチャ バタン
遅かった
ビュウさんが私に駆け寄ってくる
「どうしたんだ?フレデリカ・・すごい叫び声だったぞ・・」
ビュウさんが心配そうに私の顔を覗き込む
「あ・・・の・・その・・・」
どうしたかなど言えるはずも無く閉口するしかない私
「顔が赤いぞ・・熱でもあるんじゃないのか?」
不意にビュウさんが私の額に手を置く
ド ク ン
ただ額を触られただけなのにそれまで混乱で吹き飛んでいた快楽が一気に押し寄せる
「・・・ンンンッッ!!」
必死に自分の中の快感を抑える
「すごく熱い・・」
大丈夫 気づかれていない 気づかれるわけにはいかない
こんないやらしい姿の私を見られたくない!
その思いで理性を奮い立たせる
「いけない!早く船医に知らせないと!!」
ビュウさんが慌てて出て行こうとする
「ま、待ってください!!」
私も慌てて上体を起こしビュウさんの手を掴む
今人を呼ばれるわけにはいかない
その考えが先行して自分の状態を忘れていた
毛布が滑り落ち、私の一糸纏わぬ肢体が露わになる
「え?・・あ・・フ、フレ・・デリカ・・?
ビュウさんが私を、正確には私の体を見つめている
ビュウさんの視線を体で受け止める
理性が粉々に砕け散る
もう、煩悩に突き動かされるという選択肢しか私には残されていなかった
「フ・・フレデリカ・・一体どうし」
ビュウさんが何か言おうとするがそんなことどうでもいい
私はビュウさんを力一杯引き倒した
普段のビュウさんなら私がいくら押そうが引こうがビクともしないだろう
でも今のビュウさんは私以上に混乱しているらしく簡単に私に倒れこんでくれた
ベッドの上で絡まり合うビュウさんと私
「う・・わぁ!!ご、ごめん!!」
何故か謝り私から離れようとするビュウさんを抱きしめて
「ビュウさん・・・好きです・・愛しています・・」
告白の言葉を口にした
「え?・・・あ、あの・・え??・・え、えと・・・え???」
目を白黒させながら、何回も聞き返してくるビュウさんに
「好きなんです・・ビュウさんの事が・・愛しているんです・・ビュウさんの事を・・・」
私は聞き返された分だけ告白した
「・・・・・・」
黙りこむビュウさん
自分の事を引き倒し、裸で抱きつき、いきなり告白してくる目の前の女の事を彼は今どう思っているのだろう?
変質者? 淫猥な女?
どちらにしろ褒められたものではないだろう
「どうして・・俺のことが・・?」
「え?」
いきなりの質問に今度は私が聞き返した
「ほら、俺って戦うことくらいしか能が無いし、いつもサラマンダーたちと一緒にいるからドラゴン臭いし・・・」
「・・・・」
どうやら黙り込んでいたのは自分の《良い所》を探していたせいらしい
「それは・・・」
戦っている姿がカッコいい ドラゴンに跨る姿が凛々しい 優しい
そのどれもが当てはまるけど一番の理由は
「泣いていたから・・でしょうか・・」
「??」
ビュウさんは不思議そうに私を見る
自分が泣いていたから自分の事を好きになったといわれて喜ぶ人はいないだろう
でも本当の事だからしょうがない
それまで知らなかった一面に、私は強く惹かれていたのだから
「ダメですか?こんな理由じゃ・・・」
「いや、ダメなんてことは・・」
自分の泣き顔を見られていたことが恥ずかしかったのかビュウさんは俯いてしまった
月明かりに照らされた彼の顔を見つめていると、忘れていた欲望が顔を覗かせた
「ビュウ・・さん・・私・・・もう・・・」
愛しい人がそこにいる
その事実が私を高揚させる
「え?なん・・んむ!?」
彼の唇に私の唇を押し付ける
嫌われるかもしれない 蔑まれるかもしれない
でも・・・・もう遅い
例え嫌われようと後悔しないように、彼の唇にむしゃぶりつく
ビュウさんは黙って私の行為を受け入れてくれていた
「ん・・・ちゅ・・ちゅむ・・んん・・んはぁ・・」
どれくらい続けていただろうか
息が苦しくなって唇を離す
もうこれで最後なのだと名残惜しむように
「・・・・・・」
彼は何も言わない
ただ少し震えている
「ビュウ・・・さん・・・?」
私は恐る恐る彼に触れようとして
「え・・・あ・・・」
・・・・・抱きしめられた
「ごめん・・・フレデリカ・・・」
「あ・・・・」
一瞬、その言葉はさっきの告白への返事なのかと思ったが、次に彼が口にした言葉は
「ここまでされたら・・・俺・・・我慢・・・できないよ・・・」
私を求めてくれる言葉だった
「寂しいんだ・・・辛いんだ・・・どうしようもないくらい・・・
そんな心の隙間を・・・君を抱くことで埋めようとしてる・・・
俺は・・・君に愛される資格なんか・・無い・・・最低な奴なんだ・・・」
「いいんです・・・私だって・・最低なんです・・
ビュウさんのそんな気持ちを解ってて・・・心の隙間を利用して・・・
自分を愛してもらおうとしてる・・・ずるい女なんです・・」
自分自身を罵り合いながら私たちは抱きしめ合っていく
心の隙間を埋めるように 欲望を満たすように
そしてくちづけを交わす
先程の一方的なキスじゃない 二人で求め合う淫らな儀式
「フレデリカ・・・俺はまだヨヨの事を完全に忘れられていない・・
そんな・・・自分勝手な俺を・・君は・・・」
「はい・・・愛します・・・今は・・ヨヨ様の変わりでもいい・・
いつか・・きっと・・貴方の中のヨヨ様に・・勝って・・みせます・・」
「フレデリカ・・・・・」
更にキスを交わす
今までの比じゃないくらい濃厚なキス
口を開け、舌と舌を絡ませ、彼の口の中を犯し・・・私の口の中が犯されれる
何時止めるとも知れない激しい愛撫
唇を離すと一筋の淫橋が架かった
舌と舌の蹂躙合戦は終わり、次の愛撫を受ける
彼の手が私の胸に触れ、揉みしだく
「アァッ・・アンン・・ハ・・アァ・・アアッ・・アハァッ・・」
「ここ・・凄く硬くなってる・・」
硬くなった乳首をつままれる
「アァッ!!」
余りの快感に思わず仰け反る
「い・・痛かった?」
「い・・いえ・・気持ちよすぎて・・・」
「そう・・じゃあこれは・・?」
そういうと彼は乳首にしゃぶりついた
「イッ!ハァァァァッ・・・アッ・・・アッアッ・・ダメ・・そんな・・イャン・・」
乳首を嬲られ、舌先でコロコロと転がされる
気持ちよすぎる・・・
自分でするのとは比べ物にならないくらい気持ちいい
早くもイキそうになる私を見て彼は動きを止めた
「アンッ・・・・あ・・・」
きっと今私は凄く物欲しそうな顔をしていたに違いない
「あ・・の・・どう・・して・・」
そこまで言って
クチュッジュプックリュッ
「!!!!イイヒッ・・ィァアア・・アアンッ・・・アアアアッッッ!!」
いきなり秘部に指を挿し込まれ、クリトリスを撫で上げられる
快感の奇襲が私を絶頂へと押し上げた
「アハァ・・ハァ・・ッ・・ハァ・・ハァ・・ひ・・酷いです・・」
「ゴメン・・あんまり感じてくれるから・・ちょっと意地悪したくなって・・」
ホントに酷い人です
「なら・・次は私の番ですね・・」
「あむ・・ちゅぱ・・ちゅ・・・むぅ・・れろ・・ちゅぴ・・ぷちゅ・・」
私は彼のそそり立ったモノを咥えこみ舐める
これもディアナから聞いたのだけどフェラチオという技なのだそうだ
「あ・・・く・・・」
ビュウさんは気持ちよさそうに私のフェラチオを受けてくれている
「あはぁ・・ん・・んん・・ちゅぷ・・ちゅぷ・・むふぅん・・」
硬いモノが更に硬くなっていく
気持ちよくなってくれていると思うと私も感じてしまう
もっと気持ちよくなって欲しいと動きを加速させる
「ンゥッンッンッンッムッムッンッンッッ」
じゅぷっじゅぷっといやらしい音を立ててフェラチオをする
硬かったモノは私の口の中で暴れだす
必死で快感を得ようとするモノに愛らしさすら感じる
「チュッチュパッチュムッジュプッンッンッンゥッゥウンッ」
ただひたすら舐める 吸う
「フレデリカ・・・もう・・出そう・・・だ・・」
「んぅっ・・んむ・あしてくらさい・・・んっんっんっむぅ・・・」
私は彼をイカせるために夢中で舐める
「ア・・編む・・ムッ・ムゥ・・んんんっんっんぅんっんっんっんっんっんっんっ!」
「うう・・そ・・・・そんなに激しくしたら・・う・・うううああぁぁ!!」
「ンゥッ!!ンンンンンンンッッッッ!!!」
ビュウさんは激しく腰を動かしながら私の口の中を穢す
「ん・・・んぅ!んぅっんむっゥンっんぅん・・・ゴクッ・・・」
はじめて精液というものを口にした
ネバネバして独特な匂いのするそれは喉に絡みついたけど嫌な感じはしなかった
「はぁ・・・はぁ・・はぁ・・」
「ビュウさん・・私・・欲しい・・・」
「俺も・・・フレデリカが・・欲しい・・・」
そういうと彼は私のことを押し倒した