「あー疲れたわー」
ヤマト達はキャットカフェの手伝いをさせられていた。
二時間前・・
「ゴロゴロするくらいなら手伝いなさい」とミエに言われて
ヤマトは嫌そうにしていたが、
「家にいる時ぐらい母上を手伝うでごじゃる」とツバメ
「あはは〜僕も手伝うよ〜」とブル
「リエナが包丁を使うだと!?そんな危ないことさせられるか!!」とバカ兄
3人にも言われ、しぶしぶミエの手伝いをしていた。
午後五時、キャットカフェの閉店時間となった。
「あー終わったわ」ヤマトが伸びをしながら言う
ヤマト、ツバメ、ブル、グレイ、ミエ、リエナの六人はお茶を飲んで他愛もない会話をしていると、
「・・?」
ツバメが太腿に違和感を感じて、下を見るとミエがツバメの太腿をまさぐっていた。
(は・・母上殿は、一体何をしているのごじゃろうか・・?)
と、そのとき外から
「ヤマト出て来い!!俺たちと勝負しろ!」
挑戦者たちがヤマトにビーファイトを挑みにきた声だった。
「よっしゃあ!今すぐ行くわ!」
と、勢い良く飛び出していき、ツバメも付いていこうとしたとき、
「ツバメ君」
ツバメはミエに呼び止められ振り返る、
「何でごじゃるか?母上殿」
「今日の夜に私の部屋に来て欲しいの・・ちょっと頼み事があって・・」
「・・・?わかったでごじゃる」
そして、ツバメは外へ向かった、
ミエは怪しげな笑みを浮かべキッチンへ戻った。
コンコン・・・
挑戦者も全員帰り、しばらくした後ツバメはミエの部屋のドアをノックしていた。
「どうぞ」
ミエに言われ、ツバメは「失礼するでごじゃる」と言い、ミエの部屋に入る。
「いらっしゃい・・・」
ミエは、ツバメを椅子に座らせるとお茶を振舞った。
ツバメはお茶を一口飲むとミエに聞いた、
「拙者に頼み事とは何でごじゃるか?」
「実は最近、体が疼いて疼いて仕方ないのよ」
「?」
ツバメはミエの言ったことの意味が分からず、キョトンとしていた。
「あの・・ミエ殿、体が疼くというのは・・・?」
するとミエは、
「疼くっていうのは、異性を求めることね。
ぶっちゃければ、セックスしたいって事よ」
「せっ・・!?」
ミエはツバメのあわてふためく反応を期待していたが、
「せっくすとは何でごじゃるか?」
お約束・・・ミエはずっこけた。
しかし、すぐに立ち直ると、
「じゃあ教えてあげるわ・・・セックスって奴を・・」
するとミエは、ツバメをベットまで連れて行った。