ところで
「ハーイ、ユミル! 私コードの組み合わせが複雑すぎて覚えられないの! 何かオススメある?」
「やあティア、ぼくはもちろん『淫乱』のコードだよ!
これをつけるとみんな淫乱な少女とか淫乱なエルフとか淫乱な王女とかになるよ」
「ワオ! じゃあ淫乱な青年とか淫乱な剣士とか淫乱な皇子にできるのね!」
「そういうことさ! あと淫乱なお爺さんとか淫乱な発明家とか淫乱なフロッグマンとかもできるけど……」
「ユミルって相変わらず変態ね! でも、その方法は精霊には使えないわね」
「それができるんだなぁ。タッチペンの要領でいじっちゃえばいいんだよ」
「なんだか私には難しそうだわ」
「簡単だよ! なんだったら僕が練習につきあってあげるけど」
「名案ね! ユミル、あなたってサイコー!」