「いやぁ、ティアちゃんのモテモテぶりを見るとワシも昔を思い出すわい」
「昔?」
「毎晩毎晩女の家を訪ねては孕ましたもんじゃわい」
「は、孕ます……?」
「おや、ティアちゃんはウブなようじゃの…いかんいかん!なんならワシが教えてやってもいいぞ」
「ええと……?」
『今度こそすげぇ技に違いないぜ!教えてもらえよ!』
『……(レンポ…)』
『……ティアにはまだ早いんじゃないですか』
『でも性教育は必要よー』
「まあ実践が一番じゃろうがの…誰でも良いから誘ってみるのがいいぞ」
「誘う?」
「上目遣いで頬を染めながら『今夜、待ってるから…』って言うんじゃぞ!絶対じゃぞ」
『……???』
『……(レンポ子供…)』
『それだけー?』
『…え?まさか実践するつもりなのですかティア……そうですね、丁度向こうから人が来ましたし…』
「え?今夜?べ、別に暇だけど……遊びに行ってあげてもいいわよ!」