狭い牢屋で2人っきり。現在、ヒースとティアは王国地下に捕らえられていた。
出られるのかな、と小さく弱音を零す少女にヒースは励ましの言葉を送る。
だが返るのは消えそうな笑顔だけで…なんとか気を紛らわしてやりたいと思いヒースは悩む。
しかし思い浮かぶ方法はあまり健全なものではなかった。ティアに気がつかれないようにヒースは生唾を呑み込む。
密室に2人っきり。片や美しい少女。ヒースは健全な男子であるので仕方ないことだろう。
しかもティアはヒースよりかなりの年下。ここだけの話だが、ヒースは少しばかりロリコンの素質があった。
「ティア」
名を呼び、己の近くに少女を呼び寄せるとヒースは自分の手を少女の胸へと置いた。
ぺたり、と膨らみの乏しいそこへただ乗せるように。
それに困惑したのはティアだ。ヒースに窺うような視線を向けるとヒースから今の状況説明の言葉が降ってくる。
「いや…顔色が良くないので診察をしようと思って」
戦場で医者の真似事をしたことがあるのでね、と言うヒースの言葉をティアは疑うことは無かった。
確かにお医者さんはこういうことをしたような気がする。
薄い服の上からヒースの無骨な手のひらがティアの胸を撫でる。未成熟ながらも柔らかさを感じさせるそれにヒースは夢中になった。
ティアがくすぐったそうに身をよじるがそれどころではない。
ヒースの手を阻むのはティアのブラウスだけだ。下着の感触は伝わってこない。
(つけてない…だと?)
ラウカも同じく下着を好まなかった気がする。小さいとはいえ発展途上である胸に下着をつけないとは…形が損なわれてしまうではないか。
憤りに身を任せるようにヒースがティアの蕾を軽く摘んでみると「あぅっ……」とティアが声を漏らした。
どうした、とヒースが尋ねてもティアは俯いて答えようとしなかった。
「……まあ、服の上からじゃ心音が測れないんだが…いいか?」
聞いているのか聞いていないのか首を勢いよく縦に振ったティアに、ヒースは遠慮なくブラウスを捲り上げた。
心音を測るなら手だけを突っ込めばいいのだが、そこはご愛嬌だ。
真っ白な肌になだらかな曲線を描いたそこにはピンク色の蕾が浮かぶ。
包むように優しく掴んでみる。素晴らしい弾力と感触が返ってきた。
つんと蕾はたっており、ティアの顔は隠そうとしているがすでに真っ赤だ。
「あの…まだ……」
「ああ、もう少しだ」
片手で胸を揉みながら、ヒースが次に狙うのはスパッツで覆われた未知の領域。
「あっ……!」
小さな困惑の声にもお構いなしに、ヒースの手は両脚の間へと侵入し布の上から秘所をなぞった。
「ひゃ……ぁ…そこ…いやれす…」
胸と秘所を同時にいじられ感じたことのない奇妙な感覚に襲われていたティアは既に呂律が回っていない。
ティアの言葉にヒースはわざとらしく首を傾げる。ここまで来ると戦場で名を馳せた将軍の面影などない。ただのロリコンである。
しばらくはラウカしか味わうことが出来てなかったので、新たなロリを前にヒースは止まらない。「そうか…普通は気持ち良いはずなのだが……やはり体調を崩しているみたいだな」
「そんな……」
不安を覗かせたティアに向けたのは安心させるような笑顔。その顔のままヒースは言う。
「下を脱いだ方が良い」