伊御「姫…可愛いよ」
姫「い、伊御くん…」
伊御「姫…」
姫「伊御くん…キス…してください…っ」
伊御「い、いいの?いくら屋上でも誰か見てるかも知れないし…」
姫「い、いいんです。伊御くんなら…ううん、伊御くんだから、私…」
伊御「…姫…」
姫「お願い…しますっ」
伊御「ありがとう、姫。すごく嬉しいよ」
姫「私も幸せです、伊御くん…すごく………幸せ…」
つみき「………………………(物陰からその様子をじっと見ている)」
姫「………んっ…伊御くん…」
伊御「姫…愛してるよ」
姫「ありがとうございます…私も伊御くんが一番ですよ…」
つみき(…! いま…姫、私のこと見た…私がいるって気付いて………)
姫「伊御くん…」
伊御「ん?」
姫「私と………つみきさん…どっちが好きですか?」
伊御「えっと…答えなくちゃわからない?」
姫「伊御くんの口から聴きたいんです…」
伊御「女の子として愛してるのは姫だけだよ」
姫「………つみきさんは妹みたいな存在、とか?」
伊御「つみきつみきって…さっきから仕方ない姫だな」
姫「え? …あ…っ!」
伊御「姫のことが一番だってことを教えてあげるよ」
姫「伊御くん………っ」
伊御「姫………!」
つみき「………………………」