「嫌いじゃないんだろ?」
激しく榊は伊御を抱きしめる。上半身ははだけた状態になっている。伊御は戸惑いながらも拒否をする事ができなかった
大切な友人であり、自らも嫌いでない以上どうすればいいのか分からなかったのだ
もしも拒否をすれば、友人としての関係も壊してしまうかもしれない。それだけは嫌だった
感情をストレートに表現できず朴念仁のように言われてしまうが、敏感すぎる感情を隠しているだけなのだ
「だ、だめだ…」
榊の手は声を振り絞り拒もうとする伊御の弱々しい吐息混じりの声に怯む事はなかった
そしてその言葉すら掻き消そうと唇を近づけるのだった。弱々しい抵抗はかえって榊を燃え上がらせるだけだった
唾液を吸い尽くすかのように唇を吸い、そして中へと進入していく。異物に抵抗を覚えつつも劣情が燃え上がるのを感じた
そして吸い尽くすと満足するどころか余計に燃え上がった気持ちは止まることがない。そして榊はベルトへと手をかけた
真宵「…と、こうなるわけじゃよ」
姫「なるんですかー!?
つみき「ハァハァ」