3月14日 AM8:00  
あの屈辱的な2月14日から1ヶ月、今日はホワイトデー………  
彼……クライスは決心していた。あの日以来、彼女……マルローネは事あるごとにクライスの  
元を訪れては、彼を犯すように快楽を貪った。情事の度に薬を飲まされ、動けなくなった状態を  
好きにされることは、それが快楽に繋がろうとも、彼にとって屈辱でしか無かった。  
 
だからこそ、クライスは決心した。『自分もマルローネさんに同じ事をしてやろう』と。  
彼はそう決心すると、マリーの元へプレゼントを届けるための身支度を始めた。  
 
身支度にそう時間は掛からなかった。プレゼントを丁寧にラッピングし、その他にクライスは自分の作った  
『効力S+』のアイテムをカバンに入れると、自宅を後にした。  
 
 
「あら、クライスじゃない……どうしたの?」  
 
自分でバレンタインデーにチョコをあげているにも関わらず、そのお返しの  
ホワイトデーには全く興味がないのか、マルローネはクライスの訪問に  
少し驚いた表情を見せた。  
「やれやれ………貴方今日は何の日か分かってるんですか?……この前の  
お返しを持ってきました。」  
 
「…………あっ、そっか。ま、とりあえず上がってよ。」  
本当に忘れていたのか……クライスは少し呆れた。  
 
クライスが持ってきたのは、手作りのクッキーだった。  
「今お茶入れてくるから待っててね」  
そう言うとマリーは奥へと下がった…………  
『クライスったら、私にされたことやり返すつもりかしら?……どの道あの  
クッキーには要注意ね』  
 
各々の思惑を秘め、お茶会が始まる………  
 
「ね、先に食べてみてよ………」  
マルローネが揺さぶりをかける。  
「………あのですねぇ……貴方へのお返しを持ってきたのに、私が先に食べる  
法は無いでしょう。」  
「あら、大した自身ねぇ……けど先に食べられない理由でもあるのかしら?  
………もしかして変なものでも入っているとか?」  
 
クライスの顔にあからさまな動揺が走った(かに見えた)。だがそこは流石  
アカデミー最優等生、何食わぬ顔で自身が作ったクッキーを口に運ぶ。  
『……っえ!?』  
次に動揺したのは、それを見たマリーだった。  
『なんとも……ない?私の気のせい…………?』  
そんなマルローネを横目に、クライスは2つ目のクッキーを口に運ぶ。そして  
「食べないのですか?」  
 
「たっ食べるわよ……食べればいいんでしょ!?」  
味は……中の上。といった所だった………始めは不信がっていたマルローネだった  
が、クライスの様子が変わりの無いのに安心したのか、クッキーを口に運ぶ。  
 
クライスの口元が笑みを浮かべている事にも気づかずに………  
 
マルローネは程無くすると、体の異変に気づいた。体が熱い、下腹部が火照る……。  
 
「おや、意外と早く効いてきたみたいですねぇ」  
そんなマリーをみ冷静に口を開くクライス。  
「……な、なんで…………」  
「自分の作った薬の解毒剤くらい普通は作っておきますよ。」  
クライスはマリーの疑問をあらかじめ予想していたのか、素早く切り返す。  
 
「まぁ、今度は私の番という事で観念してください」  
そういうと、クライスは薬で体に力の入らなくなったマリーをベットへと押し倒した。  
「……ちょっ!……嫌!ヤメテよ!!」  
力が入らずとも、そこは流石幾度もの爆発(調合失敗)に耐えた体……マリーは  
精一杯抵抗する。………そしてそれは、勉学一筋に励んできたクライスに対して  
十二分に効果を発した。  
 
「やれやれ………自分がするのはいいが、されるのは嫌だ。ということですか?」  
懸命に抵抗するマリーに対し皮肉な笑みを浮かべ  
「まぁ、無駄な抵抗ですがね。」  
そう言うと同時に、自分の手荷物から『生きている縄』を取り出した。  
 
ろくに力の入らないマリーはされるがままだった。クライスはマリーの両足を広げ、  
右の足首と左の手首を……左の足首と右の手首を縄で縛り付けた………縄は必要最低限  
のたるみしかないため、マリーは足を閉じることも、手を動かすこともほぼ出来なく  
なってしまった。  
「ふふ……いい恰好ですねぇ」  
そう言いつつ、クライスはマルローネの割れ目をスパッツごしにこする。  
「んぅ………い……や……ヤメ……テ」  
準備も無く、薬で敏感になった場所を急に触られ、一際高い声で抵抗する  
 
「………しかし、そうは言っても随分濡れていますが?それでも嫌なのですか?」  
「絶対に……イヤ……」  
薬を盛られ、尚且つ屈辱的な恰好をさせられているにも関わらず、気丈に振舞う。  
 
「分かりました」  
「え?」  
そんなマルローネを見、クライスは意外なほどあっさりと愛撫の手を止めた。  
「まぁ、私も紳士ですから嫌がる女性に対し無理やりという訳にはいきませんね」  
「じゃあ……早く縄を解いてよ、それに解毒剤も……」  
しかし安心するマリーを余所に、クライスは次の言葉を続けた。  
 
「じゃあ貴方が素直になるように、少しだけお手伝いしましょうか」  
クライスは冷やかな笑みと共に取り出した『何かの液体に浸かっているぷにぷに玉』を。  
 
「見て分かるとおり、ぷにぷに玉です………ただし貴方に盛った媚薬に浸かってますがね」  
すると、クライスはハサミを取り出し、マリーのスパッツの股部分に切れ込みを入れ始めた。  
「や……やだ……お願い、クライス……やめて」  
これからされる事への恐怖に声が震える……だがクライスは決して手を止めない。  
 
「……そうは言いますが、こうでもしないと貴方……いつまでも素直にならないでしょう?」  
クライスはそう言うと、ビンの中から取り出した媚薬まみれのぷにぷに玉を、マリーの  
膣へと入れ始めた。  
「んん!……いやぁ……そんなもの、入れ……ないで……んぅ!」  
 
クライスは一定の間隔で、一つずつぷにぷに玉を挿入していく。ものの5分で  
ぷにぷに玉は全て、マリーの中へと埋まってしまった。  
媚薬の効果と、異物の膣への挿入感でもだえるマリーに対し、クライスは  
 
「ふふ……全部入ってしまいましたねぇ。まぁしたくなったらいつでも声を掛けて  
下さい。私はそこで読書でもしていますから」  
 
と言い、ベットのマリーをそのまま放置し、一人読書を始めてしまった。  
ふと、時計を見やると11:00になっていた。  
 
 
最初の5分は時計の針の音だけが部屋に充満していた。10分経つとそこに  
布が擦れる音が。さらに15分が経過すると針の音は完全に消え、部屋には  
布が激しく擦れる音と、マリーの喘ぎ声が充満を始めた。  
 
『そろそろですかね………』  
 
マリーの我慢は限界に近づいていた。確かに薬によって感度は十分に  
上げられているが、決してそれだけでは達する事は出来ない。刺激が不充分なのだ。  
なんとか刺激を得ようと、体を動かすが縛られたままではそれすらも出来ない。  
 
「……ク……クライス……して……」  
緊張の糸は切れた………。マリーはシテ欲しい一心でクライスに懇願する。  
「私とじゃ、イヤなんじゃなかったんですか?」  
そんなマリーの心を焦らすように、聞き返す。  
「お願い……イジワルしないで………もう、我慢できないよぉ………」  
 
その表情に偽りは無い……マルローネはこのまま放置されれば、発狂しても  
おかしくない状態まで追い詰められていた。  
クライスはそんなマリーを見、笑顔で  
「分かりました…………  
その言葉と共にマリーの顔に歓喜の笑みがこぼれた。  
 
が、その笑みはクライスが続けた次の言葉で絶望の表情に変わった。  
…………と言いたい所ですが、これから昼の講義があるのですよ」  
マリーは一瞬、彼が何を言ったのか理解できなかった。  
 
「大丈夫ですよ、5時には終わりますし、15分も我慢できたんですから、5時間だって  
我慢できますよ」  
「そ……そんな……お願い!もう我慢できないの!……私おかしくなっちゃうよぉ………」  
マリーの必死の懇願を一切無視し、クライスはアカデミーに出かける準備を  
進める。そして最後に  
 
「ああ……そうだ、薬が切れると大変ですね」  
 
と言い、ぷにぷに玉の入っていた瓶に残っていた媚薬の残りを、全てマリーの中に  
流し込んだ。  
「んん!…………!」  
軽く絶頂を迎えたのか、マリーの割れ目から媚薬と愛液が漏れ出す。  
「じゃあ、いい子にしていて下さいね」  
クライスは満面の笑みで、マリーに語り掛けると彼女の工房を後にした。  
 
「……お願い………我慢できないの………イキたいの………」  
一人残されたマリーは、誰に言うとも無く繰り返し呟き続けた。  
 
 
「マルローネさん、いい子にしてましたか?」  
夕方の5時過ぎ、クライスは再び工房へと顔を出した。  
工房の中はむせ返るような愛液のにおいで充満していた………。  
 
「………い……き……たい……よぉ……」  
 
既にベットはマルローネの愛液でビショビショだ。だが、マリーが達して  
いないことが分かる。なぜなら、薬の効果が現れてから既に5時間以上は経過している  
にも関わらず、彼女の割目からは一層と愛液が溢れ出し、当の本人も終わらない  
快楽に憔悴しきっているからだ。  
「苦しいですか?………マルローネさん?」  
「?あ……ん……おかえりなさい……クライス………………うん……苦しいよぉ……」  
 
「お願い………なんでも言うこと……聞くからぁ………クライスのが欲しいの………  
もう我慢できないよぉ」  
 
もうマルローネには、いつクライスが帰ってきたのか考える余裕など無かった。  
気が狂いそうだった………そんな彼女の本能が自らを奴隷と落とす言葉を、口に出させた。  
 
「やれやれ………これが賢者の石を作り出して、伝説の人となった女性とはね」  
クライスは嫌味を言いながら、自分のズボンを下ろすと、自分のモノをマリーの割目へと  
あて、一気に突き刺した。  
「んん!…………………………」  
その瞬間、マルローネは待ち望んだ絶頂を迎えた。  
 
始まってからどのくらい経ったのだろう………マリーの性欲も、クライスの性欲も全く  
衰えなかった。  
ただクライスに関しては正確に言えば、自分が絶頂を迎える前にマリーが達してしまうので  
自身が達することが出来ないでいる。と言ったほうが正解だ。  
「クライス………ま・また………いっちゃう!………んぅ!」  
そうこうする内に、またマリーが達する。  
「ふふ……全くイヤらしいですねぇ………まったく、節操も無く何度も達する  
なんてね」  
クライスは言葉でマリーを嬲りつつ、自分のものを彼女から抜こうとする。  
「やっやだぁ………お願い……謝るから……出しちゃいやぁ………」  
自分の両足をクライスの腰に絡ませ、引き寄せる。  
 
「じゃあいい加減に、私もイカせてくださいよ………マルローネさん?」  
クライスも強がってはいるが、もう限界に近かった。彼女の中がただでさえ媚薬にまみれて  
いるにも関わらず、さらに『ぷにぷに玉』まで入っているのだから、クライスが得る快感  
は普段の倍以上はあった。  
「うん………私、いっぱい我慢するから……一緒に………イコ?」  
 
お互いが達するまでに、時間は掛からなかった……………。マリーからその言葉を聞いた、  
クライスは、動きを『彼女を感じさせる動き』から『自分が達するための動き』へと変え、  
激しく腰を打ちつける。  
「マルローネさんの中………凄く気持ちがいいですよ?………もう、このまま  
イってしまいそうです」  
「う……ん……私もクライスのが良いの………そのまま出して……」  
 
互いの腰が強く打ちつけられた時、二人に同時に絶頂が襲いかかった。  
「ん!………マルローネさん!」  
「んぅ!………………ぅ」  
 
クライスの白濁した液が、止めど無くマリーの中に流れ込む………  
「ふふ………クライスの、まだこんなに硬い………お願い……もっといっぱい出して……」  
「ええ……お望み通りに………何度でも出してあげますよ」  
そう言うと、二人はそのまま再び腰を動かし始めた。  
 
ベッドの中で二人は抱き合っていた。窓の外を見ると、日はすっかり暮れ、空には星が  
瞬いている。………クライスは満足だった。これで自分は彼女と対等………否、それ以上  
の関係になった。という自信があった。  
 
 
そんなクライスの表情を見、微笑みながらマリーは話しかける。  
「ねぇ………クライス」  
「なんです?」  
自身に満ちた表情を向ける。そしてそんな彼に、マルローネは語り掛けた。  
 
「あのね…………………………私……………  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…………………今 日 危 険 日 な の 」  
 
 
自身に満ちたクライスの顔が蒼ざめる。そんな彼に満面の笑みを浮かべ、マルローネは  
続ける。  
 
「 で き ち ゃ っ た ら 責 任 と っ て ね ? 」  
 

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