「ユーディット、こんな所にいたのか」  
「あっ、ヴィトス、いい所に来たわ。読みたい本が見つからないの。一緒に探してくれない?」  
グラムナート一の規模を誇るヴェルンの図書館に訪れたヴィトスは、強制的にユーディーの  
手伝いをさせられる事になった。指定された本のタイトルを探して棚に目をさまよわせるが、  
どこにあるのか見当も付かない。  
「……見つからないよ。そんな本置いて無いんじゃないのか?」  
「もうっ、ちゃんと探してよ!」  
ユーディーが踏み台の上から声をかける。踏み台に乗ってさらに高い場所にある本に背を  
伸ばしたり、しゃがみ込んで足元の本棚をのぞき込んだりする度に、胸のラインや下着が  
ちらちらと見え隠れする。  
「ユーディット?」  
「ん、何?」  
「そんなようなタイトルの本、こっちの方で見かけた事があるような気がするんだがね」  
適当な事を言って、ユーディーを図書館の奥、人気のない書庫に誘い込む。  
「ん〜〜、どこかなあ?」  
ほんのうっすらと埃が積もっている本棚が、この場所にしばらく人が訪れていない事を物語る。  
少しくたびれかけたユーディーは本棚に手を付くと前のめりに体重を預け、きょろきょろと  
視線だけを動かしている。と、ヴィトスが突然ユーディーのおしりをなであげた。  
「ひゃっ!」  
そのまま後ろから抱きしめられ、身動きがとれなくなってしまう。  
 
「な、何するのよ!」  
「何って……ねえ」  
怒った顔で振り向くと、ヴィトスにくちびるをふさがれる。  
「ん……ぅ」  
舌を絡ませている間にもヴィトスの手は、服の上からユーディーの胸をやわらかくこね回す。  
「ちょっとヴィトス、やめてよ!こんな所で……誰か来るわよ!」  
「君が静かにしていれば平気だよ」  
左手で胸をもてあそびながら、右手がユーディーの股間に伸びてくる。下着の上から指で  
なぞると、  
「あんっ」  
ユーディーのくちびるから甘い声が漏れる。  
「ユーディット、声を出しちゃダメだよ」  
くすっ、と笑ってユーディーの耳たぶを甘噛みしながらヴィトスがささやく。  
「くっ……」  
両手を口に当てて、声が出ないように我慢をするユーディー。  
ヴィトスの大きな手で口をふさいでやれば声を抑えるのは簡単だろうが、あえて放っておく  
事でユーディーにあえぎをこらえきれない自分を意識させる。  
「んっ……ふぅっ、う……」  
自分の指を噛んで刺激に耐えるユーディーの表情を楽しみながら、ヴィトスはわざと  
ユーディーの弱い場所ばかりを執拗に攻め続ける。下着の横から指を入れると、  
そこはぐっちょりとした粘液であふれかえっていた。  
 
濡れた指を下着から出してユーディーの目の前に持って行き、見せつけるようにしながら  
その指をこすり合わせると粘つく液体が糸を引く。  
「いつ、誰が来るかわからないような場所でされるのって、こんなに感じるものなのかい?」  
わざと意地悪く言うと、ユーディーの耳まで赤く染まった。  
ユーディーの下着を降ろし、片足ずつ上げさせてそのまま抜き取る。  
「もっと足を広げて」  
「……やっ」  
おしりをさらに突き出させて上衣を腰までまくりあげると、後ろからユーディーの中に  
指を入れ、くちゅくちゅ、と音をさせて何回か出し入れをした。  
「これだけ濡れてれば、すぐに入れても大丈夫だね」  
「えっ?ああっ!!」  
ヴィトスは自分の固くなったモノを取り出すと、いきなりユーディーの割れ目の中に突き立てた。  
「声を出したらいけないって言ってるだろう。それとも誰かに見られたいのかい?」  
「んんっ……!」  
目に涙をためて、ふるふると首を横に振る。  
 
ヴィトスは自分の腹をユーディーの背中に密着させる。ゆっくりゆっくり、探るように身体を  
前後させる度、ユーディーの身体が小さくふるえる。  
「いつもより濡れていて、きつく締め付けてくるような気がするんだが、僕の気のせいかな」  
くちびるで首筋を軽く吸いながらつぶやく。  
「わかん……ないよっ、そんなの」  
否定するユーディーの言葉とはうらはらに、ヴィトスが焦らすように腰を引き気味にすると、  
ユーディーはヴィトスを追いかけるようにして、いやらしく腰を押しつけて来る。  
「ふうん。わからないのか……おや?ユーディット、あの本」  
ゆったりとした前後運動は続けたまま、本棚に向かって右側、ユーディーの膝あたりの高さの  
位置を指し示す。  
「さっき君が言ってた本じゃないのか?」  
「んっ……、あ、そ、そうかも」  
少しでも気を抜くとくちびるからこぼれそうになる甘い声を噛み殺しながら、とぎれとぎれに  
答える。  
「僕がせっかく見つけてあげたんだ。忘れないうちに手元に置いておいた方がいいんじゃ  
 ないのかな?」  
「えっ?あっ、後でいいよ……んんっ」  
「そんな事言わないで、早く取りなよ」  
ヴィトスはユーディーをせかすように、動きを早めて奥まで責め立てる。  
「あっ、わ、わかったから、そんなに動かないでぇっ!」  
 
はあはあ、と息も絶え絶えなユーディーは、左手で本棚につかまる事でなんとかバランスを  
取り、右手を目的の棚の方に伸ばす。  
ユーディーの口元から手がはなれたのを見たヴィトスは、ユーディーが自分とつながっている  
部分のすぐ上の突起に指をすべらせた。  
「ひ……っ!」  
指の先でくりくり、といじくると、びくん、とユーディーの身体が弾む。  
「や、やめ……ヴィトス」  
「ほら、本を取って」  
自分の声を遮る物も何も無く、ユーディーは下くちびるをぐっと噛むと、ふるえる右手で  
本をつかむ。  
「だめ、ヴィトス、この本キッチキチに詰めてあって……ああんっ!お、奥まで……固くて、  
 すごっ、大きいっ!」  
「本が取れなかったら、このままやめちゃうよ?」  
ヴィトスがまた腰を引く。  
「だって、抜けないの……ああ、いやっ、抜いちゃいやっ!」  
本を取ろうと無理な体勢をしているせいでヴィトスのモノにいつもと違う場所を刺激され、  
ユーディーの快感が急に高まってくる。  
「ヴィトス、あたし、いっ……!」  
後ろからヴィトスの手に口を覆われ、その中にあえぎをくぐもらせながらユーディーが  
絶頂を迎える。  
「くっ……」  
そのまま奥まで突き入れると、ヴィトスもユーディーの中に思い切り精を放った。  
 
ヴィトスがユーディーの中から自分自身を引き出すと、  
「やだあ……あふれて来ちゃうよ」  
内股に温かい液体が伝わってくるのを感じて、ユーディーが情けない声を出す。  
「えっと、何か拭くものは」  
「あ、あたしゼッテル持ってる。はい、ヴィトスに半分あげるね」  
お互いに手早く身支度を整える。  
ひと息ついてから、さっき手に取った本を改めて見てみると、  
「あ……タイトル似てるだけで、なんか違うし」  
がくっ、とユーディーが肩を落とす。  
「今日はもう疲れちゃったよ。しょうがないや、宿屋に帰ろうっと」  
「ああ、送って行くよ、ユーディット」  
二人で並んで図書館のホールに出ると、急にヴィトスが歩みを止める。  
「ん、どうしたのヴィトス?」  
「あれ……」  
ヴィトスの見ている方、入り口わきのカウンターの上に目をやると、そこにはユーディーが  
探していた本がひっそりと置かれていた。  
「さ、さっき、ヴィトスが来る前にポストさんにも聞いたから、きっと気を利かして出して  
 おいてくれたんだよ。うん」  
自分に言い聞かせるようにして何度もうなずくと、さっさと本の貸し出し台帳に名前と本の  
タイトルを記入する。  
「さっ、ヴィトス、行こっ」  
これからは少し気を付けなきゃいけないなあ、などと心の中で苦笑しながら、ヴィトスは  
ユーディーに手を引かれて図書館を後にした。  
 

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