始めは好奇心だった  
惚れ薬……正直に言うとあの媚薬は、ムラムラする効果はあっても相手を特定する効果が無かったから、私なりにアレンジした  
だから多少効果が違ってきちゃうなー……って、どうでもいいかって思ってた  
だからウルリカが使う様子を覗ける場所が確保出来たのもたまたま…  
ウルリカを最初から実験体にするつもりは無かったんだよ…?  
 
 
「ねぇ、コレ!」  
「なんだよ…」  
「コレ飲んでよ!」  
「だから、なんだよその見るからに怪しいの…」  
「あやしい?んー……まあ…怪しい色だけど、中身はちゃんとした仲良しの薬みたいよ」  
「なんだ、その『仲良しの薬』とか『みたい』とかは!…お前の実験体になる気はない」  
「あー、ひっどーい!せっかく今までの事を水に流してやろうと思ったのに!」  
「…別にいいよ」  
「年下の女の子を真っ先に切掛かって来たくせに…」  
「う……あれは、戦略的に状態異常が――」  
「うー……」  
「あのマナの真似なんかすんなよ……分かった、分かったよ!飲めばいいんだろ!」  
「やったー!流石うりゅのマネ、効果バツグンね!…えーっと、クロエのメモによると……あんたはこっちの紫色で私はピンク色の方ね」  
「……おい、待て…なんでアイツの名前が出てくる…まさかっ!」  
「大丈夫よ、今回は呪いじゃないし、私レシピちゃんと見たもん」  
「悪いがアイツは信用出来ない…」  
「じゃあ私を信用しなさい!えっと…紅茶に入れて……はい、飲んで!」  
「お、おう…」  
 
あの戦い以来、すっかりこの調子で仲良しな二人…  
…薬いらないんじゃない?  
でも…さっきは二人共酷かったな…  
 
「…どう?なんか優しくなった?…ねーねー」  
 
『あの』ウルリカが人懐こっく聞いているにも関わらず、ロゼさんはしばらく俯いたままだった  
…効果が利いてきたみたい…ドキドキ  
 
「ねー…シカトしないでよ――きゃっ!」  
 
ウルリカが覗き込もうと席からたった時、それよりも速く立上がりウルリカに近付いたロゼさんは、ウルリカを再び座らせた…無理矢理  
その行動は座らせたと言うより、ウルリカに抱き着いたみたいに覆い被さった体勢…  
 
「ちょっ…ちょっと、何するのよ!いきなりこんな事――んんー」  
抱き着いた次はいきなりのキス…どっちも初めてのウルリカは顔を赤らめて  
両手両足をバタバタさせる…抵抗したいけど、体は受け入れている証拠…ふふふ  
 
「んんっ…んぷはっ!……ハァ…ハァ……」  
初めてにしては濃厚なキスをされ、二人の唇の間には少し糸が引く  
一旦離れたウルリカの顔は怒りと衝撃と動揺が混じった顔をしていて…  
でもロゼさんは無表情……違う、目をギラつかせて口を歪め、唇をペロッと舐める…  
そしてまたキスをする…ねちっこく唇を重ねる…舌を絡める…  
そんなに距離がないからか、二人のいやらしい音は私の耳に響く  
いくらここがロゼさんのアトリエで、他のメンバーが今日は来ないと分かっていて、防音もバッチリでも……私には鮮明に見聞き出来る…  
二人は唾液を交換し合うようにねっとりと長く、長く、何度も何度も唇を重ねあった  
お話で読むのや、私とエナ君する様なキスじゃない……初めて見る…本能で求め合うキス…  
ロゼさんの口は、やがてウルリカの唇を離れ、そのまま舌で頬を伝い首筋を這い耳を噛む  
「んあっ!んぅ…」  
ウルリカは耳を噛まれて痛がったわけじゃない…  
その朱に染まっていった体を這うロゼさんの指も、ウルリカを舐めあげる様な舌も……全てを感じていた…  
「ちょっと…やめ…やめてよ……いい加減にんふぅ…しないと……くぅっ…ぶ、ぶつよ…」  
意識は残っているんだろう……だってそう言う風に作ったから  
ウルリカが飲んだ方はあくまで潤滑油、感度が良くなるだけ…  
でも、ロゼさんの方は理性を飛ばす程のモノ……つまり、ああやってウルリカを舐め回していろんな所に指を這わせているのはロゼさんの望み  
 
その焦れったくしつこい愛撫に、ウルリカは腿を擦り合わせてもぞもぞする…  
一番触って欲しい場所を……でも一番触れて欲しくない場所を…  
意識はある、理性もある…知識は無いけど、ウルリカはそこに触れられた時…もう自分は戻って来れない事を悟っていた  
そしてロゼさんの指はそこへと延びて行く  
 
「あふぅ……ひゃっ…や、やめてっ…」  
ロゼさんの指がウルリカの腿を捕らえ、股を広げていく…  
ウルリカも小さく首を振り抵抗を示すが、襲ってくる衝撃に備えて全身を強張らせる…ついに目を閉じ、息を飲む…  
……しかし理性など無いロゼさんは自分の悦だけを満たす事しかしない  
 
全身に力を込めていたウルリカは、なかなか襲って来ない刺激に少し身を弛め、目をそっと開ける――  
「んあああ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ーーっ!!」  
ウルリカは急に襲ってきた衝撃に悲鳴に似た声をあげ、ロゼさんの男性器を差込まれた膣からは血が滴る  
 
ウルリカはほとんど椅子が倒れそうなくらいのけ反り、目も白目をむいていた…  
あまりの衝撃に塞がない口であうあう言っているウルリカに構わず、ロゼさんは椅子に腰を打ち付ける様に腰を振る  
自分の悦だけの為にウルリカに押込み、突き上げる  
 
「ちょっ…と!…やめ…んあぁっ…やめてっ!…あぁっ…ふあぁっ!……やめて…よ…」  
泣きながら…ロゼさんを力なく叩きながら抗議するウルリカもお構いなしにロゼさんは腰を動かし続ける  
不意に動きが速くなり、ウルリカは怯え  
「ちょっと…んあっ…何…なになになに、やめて…やめてやめてやめ――んくぁっああぁあ゙あ゙ぁぁぁ!」  
強く抱き寄せられた後に、奥深くに射精された…  
 
動きは少しの間止まっていたが、またロゼさんは腰を動かし始め…  
ウルリカもまた喘ぐ  
 
椅子に乗せられ、腰を打たれ続けて浮いていたウルリカの足は、二回目の射精辺りからロゼさんの腰に回され  
ウルリカの両の手もその背中に回された  
ピッタリくっつく様にロゼさんを抱き寄せたウルリカは、愛撫の時に服をずらされ露になった胸が擦れ、更に感じいく…  
そして更なる刺激を求め、自分が感じる様にウルリカは自ら腰を動かし始める  
ロゼさんの自分の悦しか考えていない動きではウルリカは満足出来なかった  
自分の呼吸を伝える様にウルリカは腰を動かし、体は完全に椅子から浮き、ロゼさんにぶら下がる様な体勢で激しくお互いを求め合っていた  
 
 
「ふぁ…ふあぁっ、ああぁぁっ!!」  
六回目の射精がされ、流石に疲れきった二人は崩れ落ちる  
ロゼさんはそのまま横に、ウルリカは後ろに崩れ、椅子で受け止められたが…  
力なく倒れてきたウルリカの体を受け止めきれず椅子ごとウルリカは倒れた  
 
真っ白に燃尽きたロゼさんと違い、ウルリカにはまだ意識がある様で、立上が――ろうとしてまた倒れた…  
それでも四つん這いになりながら、本能で  
このままあの嫌味女に見つかったら大変だわ!  
と悟り、這うように出口へと向かう…  
…しかし、その背後でロゼさんは光に包まれ――あれが噂に聞く光の祝福!――そしてスクッと元気に立上がり…  
目の前の揺れるウルリカのお尻を見つめ……  
「ハァハァ…、早く…出なくちゃ……へ…?ちょっとアンタまだ――いやあぁぁぁあ゙あ゙ぁーっ!」  
そのまま襲われた  
 
 
その後十回目辺りでウルリカは反応が無くなり、それを見ていた私でさえ七回もイってしまった  
これは私達の番がた・の・し・み…ふふふ  
 

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