夕刻…いつもの様に明日のクエストを下見にギルドにやってきたエッジだったが…
アナ「あっ、エッジさん」
エッジ「ん?何か用でもあるのか?」
アナ「はい、実はギルド長がエッジさんに用があるとの事で、こちらに来られたらギルド長室に着て欲しいと…」
エッジ「何だか…また嫌な予感が…」
エッジ「…今度はどういった用件…」
ノエイラ「ちょっと!これどういう事なの!?」
エッジ「な、何だいきなり」
ノエイラ「貴方の名前よ!」
エッジ「俺の名前…?言ってる意味が分からないんだが…」
ノエイラ「これを見なさい!」
エッジ「…?ミストルース変更届…エッジ・エルエスだって!?な、なんで俺の姓があの姉妹の姓に変わってるんだ!」
ノエイラ「酷いわ…私と子供がいながら…」
エッジ「待て…俺は何も知らん…それにお前との間に子供をもうけた覚えは無い…」
ノエイラ「まぁいいわ、じゃあ今日は寝かせないわよ…目標は10ラウンド…たっぷり搾り取ってあげるわ」
エッジ「は?お、落ち着け…う、うぐぁぁぁーーー!」
その頃…
アナ「…?何?今の声…」
フェニル「あの女…今日という今日は許さない!」
アナ「あ、待って私も行きます」
ユラ「ふぅ、これでエルエス家の再興も目の前まで来たわ」
ネル「ねぇ、お姉ちゃん…最近あたしたち太ってきてない?」
ユラ「ふふ…大丈夫よ…もう少しでお腹もすっきりするわ」
次の日…
街人A「ひそひそ…あれが噂の最強のミストルースよ」
街人B「腕は確かだがあっちの方も確かだって言う噂のか?」
街人C「ええ、もうこの街に何人の子供がいるのかしらね…」
エッジ「ヤッパリオンナコワイ!モウコノマチニカエラナイ!」
と言いながら荷物を纏めて旅に出ようとした赤髪の青年がいたという。