アナが行方不明になってからもうどれだけの時が経っただろう。  
町は静けさを取り戻し、あの噂のレディーキラーの脅威は消え去ったように思える。  
ギルドのギルド長室にてエッジとノエイラの会話が聞こえてくる。  
 
「未だに犯人の足取りが掴めないのか!?」  
「ええ・・・不思議なことに犯人の手掛かりがまったくないのよ。」  
「くそッ!アナまで居なくなって、いったいどうなってるんだ!」  
「これだけ手掛かりがないなんて・・・まるで突然どこかへ消えたような。」  
 
ノエイラにもこの不思議な事件の足取りがまったく掴めないのだ。  
 
「まるで神隠しね・・・。」  
「くッ!犯人の居場所さえ判ればッ!」  
「とにかくギルドも引き続き調査します。」  
「ああ・・頼む。アナはかならず俺が助け出してみせる。」  
 
ギルドを出るとすぐにイリスとネルがエッジの元へ駆けつける。  
 
「エッジ・・アナの事でなにか分かった。」  
「いや・・・なにもわからない。」  
「そうかぁ・・・。」  
 
あれ以来イリスやネルもアナのことが心配でしょうがなかった。  
エッジと一緒に異世界でアナの捜索もよくしている。  
だが、未だになんの情報や手掛かりも掴めないでいた。  
そして今日も手掛かりや情報も無く空しく時が過ぎていく・・。  
 
「もう遅い・・・今日は帰ろう。」  
「・・・そうだね。」  
「アナ・・・・。」  
 
今日も三人で落ち込みながら薄暗くなった帰り道を歩いていく・・・。  
明日もクエストと捜索をしなければ・・。  
 
次の日エッジ達は再びアナを探し異世界へといく。  
 
 
一方こちらはあの男の城。  
 
「ふぁッ・・・あん・・ぁあッ!」  
「いいぜぇ!その調子だ!」  
「あぁッぁ・・あッ・・ん・・」  
 
ここはアナの固結された部屋、まだ昼間だというのに今日もアナの甘い声が部屋に響く。  
頬を紅く染め、体を震わせて快楽に溺れる。  
月日を重ねるごとに二人の行為は段々激しくなっていった。  
 
「おお!いくぜぇ!!」  
「ふあぁぁぁッ!!」  
 
ドビュ!ドビュ!と男の精液がアナを犯す。  
ビクッビクッと痙攣し快楽に身震いするアナ。  
 
「はぁ・・はぁはぁ・・」  
「ふう!今日も良かったぜ!」  
「・・・んっ」  
 
肩で息をしているアナの唇に舌を絡ませキスをする。  
口を離しそのまま片手でアナの陰部を撫でる。  
 
「はぁッあんッ・・。」  
「それじゃ・・また明日な。」  
「はぁ・・はぁ・・」  
 
男は部屋から出ていく。  
 
「はぁ・・はぁ・・」  
 
男が壁に消えていく姿を名残惜しそうに見つめてゆっくり瞳を閉じる。  
何度やってもアナの体は体力が無くすぐ睡魔に襲われてしまう。  
アナは相当疲れたのか、そのまま深い眠りについてしまった。  
・・・・・・・  
・・・・・  
・・・  
どれだけ時が経っただろう周りはとても静かで外は漆黒の闇に覆われている。  
 
「ぅ・・・私・・」  
 
軽くなった体を起こして体を洗いに城の風呂へと向かう。  
この城ではなぜかいくら犯されても寝て起きると体の疲れが取れてしまう。  
現在では夜になるとアナはある程度城の中を動くことが許されている。  
ただし掛けられた呪いのせいで主の居る上の階層にはまだ行けないのだ。  
夜の城を乱れた服のまま豊富な乳を丸出しにしてふらふらと歩くアナ。  
 
「・・・・あ。」  
 
ふらふらと歩いていたアナの耳にあの男の声が聞こえてくる。  
 
「そら!いくぜぇ!」  
「あぁぁッ!!」  
 
どうやらいつものメイド達と少し上の部屋でやっているようだ。  
 
「・・・・・。」  
 
無意識のうちにあの男の声のするほうに足を進めてしまうアナ。  
あの男に毎日犯される日々のせいですっかり性感帯になってしまった。  
欲望のままに自分を犯すあの男をなぜか愛おしく思ってしまう自分がいることに気づいたのはいつからだろう・・。  
あの男は自分を必要とし、愛してくれている。普段の日常では感じられないこの思い。  
これでも城での生活はとても豪華だ。  
豪勢な美味しいご飯に自分にあった服、メイド達も何かと自分に世話を焼いてくれる。  
なにより彼に与えられる快楽はもうたまらない。  
心は彼に愛されたいと思いながらもあの男にまだ素直になれないでいた。  
フェニルやイリスやノエイラのことをまだ忘れられないのだ。  
扉の陰からメイド達と彼を見てどこか寂しさを感じる・・・あの中に自分も入りたいと思ってしまう。  
 
「・・・私は。」  
 
ガタッ!  
「あ。」  
 
思わず壁に掛けてあったメイドの箒を倒してしまい気づかれてしまう。  
 
「ん?アナか。」  
「アナさん。」  
「どうしたんですか?こんな夜に。」  
 
メイドが精液に汚れた姿で近づいてくる。  
 
「・・違います・・・私は・・お風呂に」  
「ふっふっふっ・・・あなたもこっちに。」  
「そうそう。」  
 
そう言われメイド二人にあっさり両腕を捕まれてしまう。  
身動き出来ないまま男の前まで連れてこられる。  
 
「なんだよ。アナも起きてなら早く来れば良かったのに。」  
「ふぁッ!・・・あんッ・・あッ!」  
 
メイドに両腕を取り押さえられたまま乱れた服から剥き出しの胸を両手で鷲?みにされる。  
 
「へっへっ!気持ち良いだろ!」  
「あんッ・・・ぁッ・・ふぁッ!」  
「本当に綺麗ですね・・・アナさん。」  
「ひゃぁッ!・・・はぁッ!」  
「ええ。・・・綺麗ですね。」  
「ぁあ・・・ッ・・ぅぁッ・・」  
 
メイド二人に陰部と首筋を撫でられ、さらに胸を揉まれる。  
一気に来る快楽に頭が変になりそうだ。  
 
「んっ・・ぅッ」  
くちゅ・・くちゅ・・くちゅ・・。  
 
口に舌を入れられ言葉が出ない。  
その間にもメイド二人と男はアナの体を触り弄る。  
 
「アナさん・・・良いですよ。」  
「良い胸をしてますね。」  
「んんーーーッ!!」  
 
ビクンッ!ビクンッ!  
快楽でアナの体が痙攣し跳ねる。  
 
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」  
 
メイドは膝を付き苦しそうに息をするアナの服を肩まで脱がし、髪を掴んで顔を上げる。  
苦しそうに男を見上げるアナに男は自らの肉棒を取り出した。  
 
「はぁ・・はぁ・・」  
「よし!アナにはこいつを扱いて貰おうかな。」  
「では私達は胸を・・。」  
「ぁあっ・・・ふぁッ・・」  
 
アナはメイドに胸を揉まれる刺激に耐えながら男の肉棒を見上げる。  
 
「はぁ・・あんッ・・」  
「さぁ・・舐めてくれアナ。」  
「・・・はい・・ぁッ」  
 
男に言われるがままに男の肉棒を舐めるアナ。  
もうアナはこの男の虜になっていた。  
 
「・・はぁ・・はぁ・・んッ・・」  
レロッ・・レロッ・・ピチャ・・  
「ふぁぁッ!・・はぁッ!」  
「おうおう!良い感じだぜ。」  
ピチャ・・ピチャ・・レロッ・・  
「はぁッん・・・んッ・・」  
 
メイドに胸を揉まれ男の肉棒を咥え込み必死にしゃぶるアナ。  
 
「うおぉぉ!!いくぞ!!」  
「むぐぅ!!」  
ドビュッ!ドビュッ!ドビュッ!  
「うッ・・・んッ・・っ」  
ごくん・・ごく・・・ごく・・・  
アナの喉が上下する。口から精液が飲みきれずに垂れる。  
「・・はぁ・・はぁ・・」  
「ふぅ!次は仕上げだな!」  
「お任せください。」  
「わかりました。」  
「・・・はぁ・・ふぇッ!?」  
 
ふらふらとするアナの体をメイドが支え、股を開き服と下着を破く。  
ポタッポタッと精液が垂れる。アナの陰部はもう濡れ濡れだ。  
陰部に肉棒を当てて一気に貫く。  
「さぁ・・続きを楽しもうぜアナ!」  
「・・・ぁッ!あんッ!」  
「気持ち良いぜ・・・。」  
「・・ぁんッ・・・は・・い・・ぁッ・・」  
「もっと気持ち良くしてやるよ!」  
 
男は一気に腰を動かし始める。  
 
「ふぁぁあッ!!・・・ぁあッ!」  
「そらッ!それッ!そらッ!」  
「ああーッ!・・ッ・・うぁッ!」  
「アナ!」  
「ふぁぁああッ!!!!」  
ドビュ!ドビュ!ドビュ!  
ビクッ!ビクッ!ビクッ!  
 
アナと男は同時に果てた。  
 
 
次の日  
 
「だめだ・・今日も手掛かりはなしか・・。」  
「アナ・・どこに行っちゃたの・・。」  
「今日はもう遅いから帰ろ。」  
「そうだな・・・また明日だ。」  
「・・・・アナ。」  
 
またなにも見つけれずに帰っていくエッジ達・・。  
 
 
 
今日も漆黒の闇に包まれている夜の城  
 
「さぁアナ!今日も楽しもうぜ!」  
「はい。」  
 
 
 
おわり。  
 
 

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