深い森の中──  
「いやああああっ!」  
 若い女性の悲鳴が木霊した。  
 その声の主は──ユーディーだった。  
 数人の男に囲まれた彼女は、体を押さえつけられ、草の上に組み敷かれていた。  
 
 ここはヴェルンとメッテルブルグを結ぶ街道の途中にある森の一つ。  
 配達をする途上のユーディーだったが、気まぐれに採取をしようとふらっと入ったの  
が運命の分かれ道だった。  
 採取に夢中になっているうちに、同行していたメル、クリスタと離れ離れになってし  
まった。そうして独りで森の中を彷徨っていると、運悪く、この森を根城にしている盗  
賊達と遭遇してしまったのだ。  
 魔法で対抗したが、如何せん、独りで戦うには相手の数が多すぎた。  
 エンゲルスピリットで何人かを気絶させたものの、残りに突撃され、あえなく倒され  
てしまった。  
 
「へっへっへ、捕まえたぜ、カワイ子ちゃん!」  
 盗賊達はへらへらと笑いながら、ユーディーを取り囲む。  
「この数の前じゃ無駄な抵抗だったな」  
 盗賊達は総勢十人はいるだろうか。ユーディー一人でなんとか出来る数ではなかった。  
「痛いっ……離してっ! 離してよっ!」  
 気丈に叫ぶユーディー。  
 だが、それは盗賊達の下卑た笑い声でかき消された。  
「ぎゃっははははは! 離せるもんかあ」  
 ユーディーを押さえつけていた盗賊が、彼女の短いスカートから伸びている太股を  
いやらしくさすった。  
「いっ──いやあっやめて! 触らないで!」  
「馬鹿言え、こんな扇情的な格好しやがってよ。本当は男とヤりたいからこんな生地  
の少ない服装をしてるんだろ?」  
「ち、違うもんっ!──ああっ!?」  
 盗賊達の腕が伸び、ユーディーに襲いかかった。  
 
 抵抗もできず、ユーディーの服は下着ごとびりびりに破られ、白い肢体が露わにな  
る。黒いストッキングだけは脱がされず、そのままだった。  
「ああっ……! いや……やめてぇ……っ!」  
 ユーディーは火がでるほど恥ずかしい気持ちに襲われた。  
 裸にされた──何人もの男が私の裸を見ている──  
「い、いやあぁ……」  
 体──特に胸や股間──を隠したかったが、強い力で手足を掴まれ、何もできない。  
 盗賊達はにやけた顔つきでユーディーのからだを視姦する。  
「へえ、出るとこは出てんじゃねえか」  
「おう……あの可愛いアソコに思いっきりぶちこみてえぜ……」  
「たまんねえなあ……」  
 男達からの恥辱的な言葉に、ユーディーは顔を赤らめながら唇をくいしばる。  
「いや……やめて……」  
 だが、昂奮した男達は少女の言葉など聞かない。  
 腕を押さえていた男がユーディーの胸を、脚を押さえていた男がアソコにむしゃぶ  
りつき、揉んだり舐めたりしはじめた。  
「おお、柔らけえ……」  
「甘酸っぱい味がするぜ……!」  
 
「いやあっ! いやあっ!」  
 ユーディーは力のかぎりもがいた。無論、少女の力では成人男性の腕力をはねのけ  
ることは出来ないが、行為の邪魔をすることは出来た。  
「ちっ!」  
 アソコから顔を離してしまった男が盛大に舌打ちする。  
 それを見ていた男の一人が、剣を抜いた。  
 それをユーディーの顔めがけて突き下ろした!  
「ひっ!」  
 迫り来る切っ先に、恐怖のあまり硬直するユーディー。  
 
 グサッ!  
 
 ──剣は、ユーディーの顔すれすれの地面に突き刺さった。  
 
「ひっ……」  
 死の恐怖に包まれ、がくがくと震えるユーディー。  
「分かったか?」  
 剣を静かに抜いた男は、諭すように言った。「大人しくしなかったら、殺す」  
「げへへ、そういう事だ。じっとしてな」  
 ユーディーの脚の間にいた男は、再び少女のアソコに顔をうずめた。  
 が、  
「ん……?」  
と、奇妙な味をおぼえた。  
「なんだこりゃ……こいつ、失禁したぞ?」  
 その通りであった。ユーディーのアソコから、黄色い液体がチョロチョロと流れ出た。  
「ハハハ、こりゃ傑作だ! 大勢の男の前で失禁するとはな!」  
「たまんねえ姿だなあ、オイ!」  
「うっ……うっ……うっ……」  
 ユーディーは悄然と涙を流した……  
 
 
 ……あれからどれくらい時が経っただろうか。  
 ユーディーの白い肢体は、男達の為すがままに犯されていた。  
 今は四つんばいになり、口と性器に黒々とした肉棒を突っ込まれて揺れ動いている。  
手にも一本ずつ握らされ、擦ることを強要されている。順番待ちをしている男の中に  
は我慢できずに手コキしている者もいた。  
 男達はユーディーの意志など関係なく、煮えたぎる肉欲をユーディーのからだに浴  
びせ続けていた。繰り返し繰り返しユーディーを犯し、貫き、ユーディーのしろいか  
らだをキャンパスのようにして白濁液をぶちまける。  
「ラッキーだったな……こんな若くてイイ女をよお……最高だ……!」  
 誰かがそう言った。  
 森の中のアジトに籠もって女日照りだった盗賊達は、精液まみれになったユーディ  
ーを見ると、ますます情欲に昂奮してユーディーに凌辱を尽くすのであった……。  
 
 ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ、ぐちょっ  
「ふっ! ふっ! ふっ! ふっ! ふっ……!」ユーディーのオ○ンコに肉棒を出  
し入れしている男がたまらずに呻く。「さっきより全然滑りがよくなったな」  
 ユーディーの口を犯している男が笑った。  
「そりゃ、あれだけ中出しするほどヤりゃあ、ほぐれるってもんよ!──うっ!」  
 その瞬間、口腔の中に思いっきり射精する男。  
「ううっ……よし、一滴残らず飲み干せ!」  
「──んぐぅ……!」  
 だが、ユーディーは全部飲みきれず、その朱い唇の端から白く濁った液体が垂れ流  
れた。  
「飲み干せって言っただろうが! こんなんじゃまだまだ解放できないな」  
「うぅ……こんな濃くてねばねばしたの……それに苦くて……飲めないよぅ……だめ  
……もう許してぇ……」  
 哀れを乞うユーディーの前に次の男が立った。手コキをしていた。  
「おおうっ、その顔すげぇ最高だ──でっ、出るっ……!」  
 男はもう一方の手でユーディーの顔を掴み、亀頭の目の前まで持ち上げた。一段と  
激しくペニスを擦り上げ──  
 
 ビュッ! ドビュッ! ドビュッ!  
 
 ユーディーに顔射した。  
 白濁液まみれになるユーディーの顔……。  
「いあああぁぁ……臭い……どろどろの精液が……私の顔にぃ……」  
 絶望に染まるユーディーの声。  
 
 背後から獣姦していた男も、そのピストン運動が加速しはじめた。  
「くっ……! 今ので膣(なか)が締まりやがる……! 俺もそろそろ限界だ……!」  
「あっ、あっ、ああっ、だめっ……そんな激しく動かないで……あっ、あんっ、んあ  
ああっ……擦れてる……擦れてるよぉ……熱いのが……私の中で出入りしてるぅ……  
あっ、あっ、あっ、あんっんあっ……ああっ!」  
 ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ! ぐちょっ!  
 男はユーディーの腰を押さえつけ、欲望のままに強く深く突きまくる。  
「ああっ! だめぇ! そんなに強く突かないでぇ! ああっ、ああっ、ああっ!」  
「だ、出すぞっ!」  
 絶頂の瞬間、男は今までで一番深く、子宮を衝かんばかりの勢いで突き挿した。  
「──んんああああああああーーーーーッッッ!」  
 ユーディーのオ○ンコがギュッと収縮し、締め上げられた肉棒から大量の白濁液が  
最奥めがけて吐き出された。  
 
 ドクッ! ドクッ! ドクッ! ドクッ! ドクッ!  
   
「──ッッッんんんーーー!──んふあああぁぁぁ……熱い……熱いのが……私の膣  
(なか)に……また入って来るよぅ……いやぁ……いやああああぁぁ……」  
 最後の一滴までユーディーの膣内に出し終えた男は、ようやく腰を引いた。  
 ジュポッといやらしい音がたち、体液にまみれた肉棒が抜かれると、ユーディーの  
アソコから愛液や精液、処女の血などが混じり合った薄いピンク色の体液が、どろど  
ろと溢れ出てきた。  
「へっ……随分と中出しされたもんだな。女冥利に尽きるってもんよ」  
「ハァ……ハァ……」  
 ぐったりと草の上に突っ伏すユーディーには、答える気力はなかった。  
 わずかに、  
「もう……許して……」  
と呟いた。  
 それを耳聡く聞いた男がせせら笑った。  
「まだまだだよ。アジトに帰りゃあ仲間がまだいるんだ。あいつらの相手もしてやっ  
てもらわないとな。ま、安心しろ、死なない程度にヤってやるから」  
「……そ、そんな……メルさん……クリスタ……」  
 ユーディーの瞳から、徐々に光が失われていった……  
 

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