(前回のあらまし)
盗賊団の縄張りとも知らずある森に入ったユーディーは、採取に夢中になっている
うちに仲間とはぐれてしまい、盗賊達に見つかって集団レイプされる。
ユーディーの、そしてクリスタとエスメラルダの運命は果たして……。
盗賊団のアジトに連れて行かれたユーディーは、そこに信じられない光景を見た。
「ク、クリスタ……!」
さっきまでのユーディーのように、大勢の男たちに囲まれて犯されるクリスタの姿
が──そこにあったのだ。
「オラッ! もっと腰振らねえか!」
座位で全裸のクリスタを抱えている男が、彼女の細い体を乱暴に揺さぶる。クリス
タの秘唇には肉棒が荒々しく突っ込まれ、バックから抱えられているため周囲にその
姿が惜しげもなく晒される。
グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ
「ンハッ、ハゥン、ンンッ──あぁ、見ないで、ンフ……み、見ないでぇ……」
桃色の全身を貫く甘い刺激に仰け反り、悶え喘ぐクリスタ。他の男達も素っ裸で
ニヤニヤと淫猥に笑いながら、その艶めかしい淫景を眺めていた。
グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ
「ンアアァッ!」
どれぐらいの間レイプされているのか……クリスタのアソコは充血し爛れ、その黒
々と隆起するモノが出入りするたびにグチャグチャといやらしい音がたち、大量の淫
液が飛散する。豊かとはいえないその胸も、乳首を赤く勃起させ、張りつめていた。
クリスタの表情は苦悶とも甘美ともつかず、どことなく、男のモノを受け入れてい
る──そんな感じもあった。
「ハアッ、ハァン……ハアッ──ッハアアアァァンッッッ!!」
クリスタのからだがピンとしなった。
「くっ……しまるっ──!!」
クリスタの中を蹂躙していた男は、抱えていた腕に力を込めてクリスタの腰を深く
沈め、自身は尻を高く浮かせて肉棒をより強く突き刺した。
「ンアアアアアァァァッッッ──!!!!」
ドクッ……ドクッ……ドクッ……
何の遠慮もなく、大量のスペルマをクリスタの膣内にぶちまける。収まりきらない
分が結合部分の間から溢れ出した。
クリスタは焦点を失った目を天井に向けながら惚けたように口を半開きにし、
「あ……あ……中で……出てる……いっぱい出てる……」
と、うわごとのように言った。膣内射精を受け、クリスタのからだが本能の歓喜にブ
ルブルと震える。
射精し終わると、男はクリスタの体を離した。力無く床に倒れ伏すクリスタ。
ユーディーは呆然として呟いた。
「そんな……クリスタ……あんな目に遭って……」
アジトの連中は帰ってきた仲間たちに気付いたが、その目はユーディーに集中した。
「おっ!? お前らも女を連れて来たのか!?」
「それは俺たちのセリフだぜ」
彼らの互いにびっくりした顔は、だが、すぐににやついた笑みに変わった。
「……今日は思いがけないラッキーデーだな」
「まったくだ!」
ユーディーを捕まえていた男は、クリスタの方に突き飛ばした。ユーディーはバラ
ンスを崩し、クリスタの体の上に転んだ。
「いたっ──あっ! クリスタ、大丈夫……?」
閉じていたクリスタの目が開き、焦点の定まらない視線でユーディーを見上げた。
「ユ、ユーディー……? あなたも……?」
ユーディーは悲しげに頷き、友人の体をそっとかき抱いた。互いに身を寄せ合う、
その肢体じゅうに汚液をまみれさせた二人の美少女──
「ごめん……私がこの森で採取したいなんて言い出したから……こんな……」
「いいのよ……まんまと捕まっちゃった私がマヌケなの……変な薬使われて、からだ
が勝手に疼いちゃって……アハ、ドジよね……」
「クリスタ……!」
「メルは……大丈夫……?」
ユーディーはハッとした。「知らない……メルはどうしたの?」
すると、クリスタを捕らえたアジトの盗賊の中の一人が言った。
「クリスタとか言ったな? 途中までお前と一緒にいた女剣士の事が知りたいのか?
あの女、まんまと逃げたが──お頭の一隊が追跡している。今頃はもう捕まって、
きっとお前らと同じ目に遭っているだろうさ。お頭はえらい好みだったらしいからな!
ギャハハハハハ!」
「そ、そんな……!」
クリスタは力が入らず震える腕を何とか支えにして上半身を起こし、その男を睨み
上げた。
(シュルツェ一家だということは黙っていようと思ったけど……)
隠している場合ではない、と考えを変えた。
「私たちにこれ以上ひどい事したら……タダじゃ済まないわよ!」
「へ?」
クリスタの突然の叫びに、盗賊達はキョトンとした後……一斉に爆笑した。
「そいつは傑作だ!」
「ギャッハハハハハハハ!!」
「クッククク、どうやったらタダじゃ済まないんだ? ん?」
「是非とも聞かせてもらいてえな!」
「いいわよ、言ってあげる──私はね、あのシュルツェ家の娘なのよっ!」
その瞬間、その場がピタッと静まり……凍り付いた。
(効いた……!)
クリスタは心の中で快哉した。
「シュルツェだと……?」
「まさか、あのシュルツェ一家……!?」
「そうよ。報復されたくなかったら、今すぐ私たちを自由にしなさい!」
が──
盗賊達からその次に湧いてきた反応は──なんと、怒号の嵐だった。
「アルテルトを牛耳ってるぐらいでいい気になってる、あの腐れ野郎共の……!?」
「シュルツェの娘だってえのか!?」
「俺たちにその名を出すとは、いい度胸してんじゃねえか!」
「シュルツェの野郎どもには、どれほど仕事を邪魔されてきたか……!!」
「ふざけんな! 許せねえ!」
(しまった……!)
クリスタは下唇を噛み、蒼白になった。
逆効果を与えてしまった……!
クリスタが考えたのは、シュルツェの名を出すことによって彼らを威圧し、それで
優位を取って解放させようというものだった。盗賊ならばシュルツェ一家を恐れるも
のとばかり思っていたからだ。だから、凌辱されても黙っていた。へたに素性を明か
せば、シュルツェ一家の報復を恐れる一心から密かに殺される可能性もあるだろうか
ら、もっと効果的な機会を狙おうという算段だったのだ。
だが、ここの盗賊たちはシュルツェ一家を恐れるどころか、反感を持っていた。
クリスタは己の浅はかさを呪った。
(くっ……こんな場面で……!)
相手方はさきほどよりさらに増え、もう何十人いるかわからない。それに比べて──
いや、もはや比べようがない──素裸にされ何も持たない無力な二人の少女……
怒りに包まれた盗賊達がその無力な美少女二人を取り囲んだ。
「こりゃあ、もっとひでえ目に遭わせないとな」
「日頃の恨みを晴らさせてもらおうか、シュルツェの娘さんよ……!」
「くっくっく、遠慮なくヤってやる……!」
「い、いやぁ……」
ユーディーとクリスタは抱き合い、男たちから少しでも遠ざかろうとしたが、逃げ
場などあろう筈なく……。
二人の美少女が哀れな贄に掲げられ、肉欲の宴が再開された……。
クリスタはさらに強力な媚薬を飲まされた。主に壮年男性が使う、精力の持続効果
を与える強壮剤だ。
「激しい責めの途中で倒れられちゃつまらねえからな!」
──ということだったが、十六歳の精気溢れる瑞々しい肉体には、それは毒に等し
いものであった。それでなくともまだ前の媚薬の効果が残っているのである。
飲まされてすぐ、クリスタの体調は異変をきたし始めた。心臓が早鐘のように鳴り
出し、体温が我慢出来ないぐらいにまで騰がる。火照り、などという生易しさではな
い。灼熱の炎が体内を駆け巡っているかのようであった。
クリスタは自分の体をかき抱きながら、苦悶にうめいて床の上をのたうち回る。
「ううっ──はくうぅ──熱いっ……くうっ……からだが熱い……灼けちゃう……!」
「へっ、そう言うわりには……ここはこんなにおっ勃ってやがるぞ!」
盗賊の一人がクリスタの体を乱暴に抱き上げ、痛いぐらいに赤く膨れた乳首をつま
み上げた。
クリスタのからだに走ったのは甘い衝撃だった。
思わずとろけた嬌声を上げるクリスタ。
「くふうぅぅんっ!──はあ……はあっ……い、いやあぁ……触らないで……き、気
が狂いそう……!」
「ぎゃっはっは、もうそんなに感じるのか! それじゃあ気が狂うまでヤりまくって
やるぜ!」
「い、いやあぁぁぁ……!」
「まずは、全員のをしゃぶってもらおうか!」
と、クリスタの体を押さえていた男は、彼女を再びしゃがませた。床にへたりこむク
リスタの顔の周りに、遠くない未来に彼女を貫くだろう無数の凶器が取り巻いた。
むせかえるような淫臭が充満し、クリスタは顔を赤く上気させいやいやと振った。
「はあ……はあ……いや……やだ……そんなの近付けないで……!」
が、顎を押さえられ無理矢理開かれたクリスタの口に淫棒が突っ込まれる。
「んぶっんっぐうっ!」
「歯を立てるんじゃねえぞ!」
最初にクリスタの口唇を犯した男はそう言うと、高笑いながらメチャクチャに腰を
振り始めた。
「ギャハハハハ、シュルツェの娘の口を犯したぜ! たまんねえ!」
「よおーし、じゃあこっちは手でしてもらおうか!」
左右一人ずつ立たれ、クリスタは手コキを両側同時に強制させられた。
「おいっ! 後がこんなに待ってるんだからな、早めに終わらせろよ!? とにかく、
全員のに奉仕させるんだ、嫌だと言ってもな! 今まで俺たちに与えた罪の罰を味あ
わせるんだ!」
「分かってるぜ……!」
三人の男はほとんどクリスタの意志を無視し、あるいは強要し、牡の本能のままに
動いた。手と口に汚いモノを出し入れされ、嫌悪と苦悶にクリスタの顔が歪む。
「んぐっ──んぐっ──んむうぅ──!」
やがて三人の男はほぼ同時に達すると、引き抜いてクリスタのからだにザーメンを
発射した。まだ少女の雰囲気を多分に残す肢体のあちこちに飛びかかり、汚してゆく
白濁液。灼け爛れた体でもなおその熱さと性臭を感じ、クリスタは体の奥底から湧い
てくる昂奮にからだをビクビクと震わせた。
「ああ、あ、熱い……! んん……! んはあぁっ──!」
薬の作用で自身の性感も高まっていくのを抑えられない。
(やだぁ……クスリに負けるなんて……あぁ……でも……体が……うぅああぁ……)
理性と思考が体内を荒れ狂う業火と性感によって崩されてゆく。
熱い迸りをからだに浴びながら、クリスタは半ば無意識に、
「ふわああぁぁぁっ──あ、熱いっ──!! はあっ……はあっ……熱くて……臭いぃ
……いやあ……うぅ……はあっ……はあっ……」
と嬌声を上げると、軽くイッてしまっていた。
クリスタは全員の肉棒をイラマチオさせられることになった。
終盤の方は顎が疲れて口腔の粘膜も擦りきれるぐらいに痛くなり、また、薬の効果
で心身ともに狂わせられるほどに乱れ、淫虐の責め苦に意識が朦朧となる。だが決し
て止めさせられることはなかった。一人出し終わればまた一人……と休憩もなく、ま
るで儀式のように最後の一人まで奉仕させられるクリスタ。
もはやクリスタは、盗賊全員の憎しみにまみれた欲望を一身に受ける存在だった。
男たちは歪んだ憎悪に異様なまでに昂ぶり、口に顔に胸にと、クリスタのからだの
至るところに大量のスペルマをぶっかけ、まるで貴重な存在に泥を塗って貶めようと
するかのように、クリスタをザーメンまみれにした。
「うへへへ……すげえ光景だ。シュルツェの娘が全身精液まみれだぜ……」
「しかも何人もの男のモノを口にくわえてよ……!」
「それにしてもまさか、シュルツェの娘が俺たちに奉仕する時が来るとはな」
「たまらねえなあオイ!」
「はあ……はあ……んはあ……も、もう……やめて……やめて……」
やっと終わり、半ば忘我の状態で呻くクリスタ。全身を紅潮させ乳首やクリトリス
は痛々しいぐらいにまで勃起し、陰唇は昂ぶった官能にヒクヒクと蠢いていた。
いつ終わるともなく続いた口淫とザーメンの雨、収まらない高熱と性欲──裏社会
で育ち鍛えられたクリスタの強い意志は、もう崩壊寸前だった。
「おお、やめてやるよ……口での奉仕は、な」
悪魔の笑みを浮かべる男達。
クリスタの瞳に恐怖が宿った。これからまたナニをされるのか……男達に止める気
がなければ、考えなくとも分かることだった。
発情やまぬ牡達が再びクリスタのからだを取り囲む。
「さあて、いよいよ本格的に、その体に今までの礼を刻みつけてやる番だ……」
「穴という穴をたっぷりと汚してやるよ……!」
「い……いや……許して……いやぁ……許して……助けて……」
だが、許しも助けももなく、クリスタに何人もの男達が覆い被さっていった……
(続く)