(喫茶店にて)
浅・梶「すいませ〜ん、ストロベリーパフェとナタデココヨーグルトお願いしま〜す」
新田「ちょっとちょっと…ふたりとも、それでもう5品目っすよ。お金とかおなか大丈夫ですかぁ?」
浅「大丈夫よ。新田、あんたも遠慮なく注文なさい。」
新田「そうっすか?じゃあ自分は、チョコレートパフェとチーズケーキを…」
み・理「な…なんか嫌な予感……」
梶「そうそう。どんどん頼んでいいわよぉ。」
新田「でもぉ…自分、ちょっと持ち合わせが危ないっす…」
浅田「大丈夫よ新田。ドストエフスキーの作品に『罪と罰』ってあったわよねえ。」
梶井「今日『罪』を犯した…あの二人が『罰』として勘定を支払うんだから!」
(浅田と梶井がみかんと理央を指差す)
み・理「ひいいいいいいいいいいいいいいいっ!」
新田「あ…でも…みかん先輩と理央先輩に悪いかと……」
浅田「先輩だからって遠慮することはないのよ新田。悪いのはこの二人なんだから!」
梶井「みかん、理央。…去年の12月のことも忘れちゃあいないわよねぇ〜?」
みかんと理央が、恐る恐る伝票を見ると「6360円」という金額が記載されていた…。