「契約者を持たない悪魔が、成体の使い魔を相手に勝てるわけ無いじゃない。本気で智春くんを守ろうと思うなら、さっさと彼を押し倒して契約しちゃえばいいのよ。」  
そういう問題じゃないだろ、と僕は思う。が当の嵩月は  
「あー・・・・」  
と納得した様子である。  
「そんなこともあろうかとコレを持ってきたのよ、奏ちゃん。」  
と、律都さんはなにやら怪しげな注射器を懐から取り出した。途端に嵩月が真っ赤になって僕を見つめてくる。いや、そんな目で見られても困るんですが・・・。なにやら嫌な予感がする。  
「大丈夫よ、ただの風邪薬だから。」  
風邪薬を打つのにどうしてそんなに嬉しそうなんですか。抵抗しようとした矢先、右腕に注射を打たれてしまった。  
「痛っ・・・・な、何を打ったんですか」  
「心配しなくても効果はすぐ出るわよ。」  
いや、そんなこと聞いてないんですが。しかし律都さんは僕を無視して  
「じゃあ奏ちゃん。頑張ってね。」  
などと言って部屋を出て行った。  
どういう意味だ。僕が嵩月に疑問を口にしようとした時、猛烈に体が熱くなってきた。  
しかも何にも考えてないのに僕の股間のものが大きくなってくる。くそ、媚薬か。体が熱くてしょうがない。僕が布団の中で身悶えているとふと目の前に嵩月がいた。とたんに僕の体がさらに熱くなってくる。意識しないまま僕は嵩月を抱き寄せ、そのまま口付けた。  
「夏目・・・・くん・・。」  
とてつもなく色っぽい顔で嵩月が僕を見つめてくる。もう無理です、抑えられません。  
本能のまま僕は嵩月の制服を脱がし、大きな胸を弄ぶ。  
「んっ・・・あ・・」  
「嵩月・・・気持ちいいの?」  
そう言いながら今度は立っている乳首を摘む。  
「あああっ!」  
部屋中に嵩月の声が響く。その声を聞いて僕は胸の愛撫を続けた。  
胸を揉んだり、乳首を摘み上げたりするたび嵩月の喘ぎ声が大きくなっていく。  
「んっ・・は・だ、駄目・夏目く・・・・あっ!あああああっ!」  
普段の彼女からは考えられないほどの絶叫を上げて嵩月は絶頂へ達した。  
僕は嵩月のスカートを脱がし、秘部を見つめた。  
「な・・夏目くん・・見ないでくださ・・ああっ!」  
僕は布越しに嵩月の秘部に口付けた。  
「凄く濡れてる・・そんなに気持ちよかった?」  
 
もともと赤かった顔が更に真っ赤になり可愛らしい目で睨まれた。  
もはや意味を成さなくなった下着を脱がし、嵩月の秘部に舌を這わせる。  
「そ・・そんなところ舐めたら・・はあっ!!」  
いやらしい音を立てながら、秘部への愛撫を続けていく。  
「あああっ・・や・・んうあっ!!」  
二度も達し、ぐったりとなった嵩月。  
「はあ・・・はあ・・・・え?」  
いい加減我慢できなくなった僕は自分のモノを嵩月の秘部にくっつけた。  
「嵩月・・・いいかな?」  
「は・・・・はい・・」  
返事を待つより早く、僕は腰を進めていった。  
「んっ・・・くっ・・」  
思っていたより嵩月の中はキツく、入りきる前に出してしまいそうだった。  
途中で抵抗があった。嵩月の処女膜だろう。  
「いくよ、嵩月。」  
「は・・はい、きて・・・ください。」  
ぶちっ、とゴムの切れるような感触と音を上げ、嵩月の処女膜が破れた。  
「いっ・・・あ」  
見ると接合部から血が流れている。あまり知識のない僕はこれを見て、さすがにやばいんじゃないかと思い、なんとも中途半端な位置で止まってしまう。  
「大丈夫か?嵩月」  
「は・・はい・・もう・平気です・・続けてください。」  
それでも躊躇していると嵩月のほうから僕に抱きつき、そのまま腰を進めてきた。  
「んっ・・ああぁ・・」  
一番奥に到達する。そのまま僕は腰を動かした。  
「ああっ!あっ!はああっ!ああっ!」  
動くたび、嵩月の胸が揺れ、膣が締めあがってくる。  
僕は馬乗りになり、嵩月の胸を揉みながら、ピストンを続けた。  
「あっ!あっ!あああっ!ああっ!夏目くん・・私もう・・」  
「くっ・・僕も、もう・・嵩月っ!」  
「んああああああぁぁぁあっ!!!!」  
僕は嵩月の膣内に大量の白濁液を出し、二人で絶頂を迎えた。  
 

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