エルク達はヤゴス島、ユドの村に住むヴィルマー博士に会いにやって来た。
目的はヂークベックが記録した戦闘データを、仲間の記憶に植え付ける事だった。
こうすることで、
装置を外してベッドから起き上がったリーザは、
「少しは、強くなったかな?」
軽やかに一回転した。
スカートの裾がふわりとふくらむ。
体が前よりも軽くなった。きっと体の動かし方が、効率的になったのだろう。
もっとエルクの役に立てるようになったと思いが、自然とリーザの顔をほころばせる。
「なにやら嬉そうじゃな」
「うん。博士ありがとう」
そういうと、リーザはエルクのいる部屋に向かった。
ドアをノックして部屋に入る。
「終ったのか?」
「うん。……あのね、バンディットたちの様子を見てこようと思うの」
少し寂しそうな、リーザの声。
「そうだな。騒ぎは起こしてないとは思うけど」
「うん。じゃ、行ってくるね。遅くなっても心配しないでね」
「今日はここに泊まるから、大丈夫だろ」
「……うん」
ヴィルマーの家を出るまでゆっくり歩いていた。けど玄関の扉を閉めると、そこから駆け出した。
胸元にあてた右手は、強く握り締められていた。
晴れ渡った夜空は綺麗だった。
すでに夜中になっていたが、月の明かりで不自由はない。
リーザは海岸に出た。
リーザに仕えるモンスター達が、大きな岩の陰から出てくる。
「……みんな、また、楽しませて」
上擦った声でリーザが告げた。
一番最初に動いたのは、ポイズンオークだった。
その玉葱に似た茎の先から伸びる蔓――といっても実際はおしべだ――が、リーザの体に纏わりつく。
大きく開いた胸元から入りこんだ一本の蔓が、脹らみかけの胸に触れた。
「……ン」
胸を押さえようとしたリーザの両腕に、蔓が絡み付き拘束される。
さらに両膝にも巻きつかれ、足がM字に開かれる。
そのままリーザは宙に持ち上げられた。
胸元に入った蔓が、リーザの乳房を搾り出す様に絞め付けた。
「……う。もっと,優しく。ね?」
ポイズンオークは絞め付けを止め、かわりに胸を覆う下着をずらした。
服の中に三本の蔓がさらに忍びこみ、優しい愛撫をはじめる。
「はふん…っ。そう。最初は、優しく……」
ポイズンオークはリーザに応えるように、胸だけでなく、臍の辺りや脇腹を撫で回す。
「ふン……あっ……あぁん……」
突然、太腿を蛇のように蔓が這う。
「ひゃぁっ」
予期していなかったことに、リーザは悲鳴を漏らした。
そこにポイズンオークがポイズンブレスを吹きかけた。
毒が体を侵す感触は、リーザの心をざわめき粟立たせる。
ブレスの主成分は神経毒だ。
吸引すると自律神経を蝕み、やがて呼吸、心臓が停止。死へといたる。
だが、極少量を吸引した場合には、皮膚感覚が鋭敏になる程度にとどまる。
それは性感帯に対して、特に効果が表われる。つまり、媚薬の効果を果たす。
「あぁん。はぁ……はぁ……」
これからの期待に興奮したリーザの呼吸は、次第に荒くなる。
「はぁふ、ん……っ」
一本の蔓に背筋をなぞられ、甘い声を上げる。
蔓はそのまま下着の中に入り、少女らしさを宿した美しい形の双丘の間を這い進む。
「だめ。それ以上は……や…め……くぅん」
蔓の先に肉蕾を触れられ、堪らずにリーザは体を丸めた。それとともに蕾が、きゅっと窄まる。
「だぁ、め……だよぅ……」
蔓が先から蜜を分泌し、固く閉じた肉蕾に塗りこむ。
「ゃ…やぁ。そンな、ところ……うぅん……おかしく…なっちゃう」
リーザの中で、薄暗い愉悦の炎がはためく。
もう膨れ上がる快楽を、押し留めることは出来ない。
体は、肉蕾がふっくらとほころび開き始めることで、そのことをリーザ自身に伝えた。
「ぅん……あん……あ…あ…ぃゃあ……ふあぁ」
別の蔓によって薄い下着越しに恥丘を擦られ、リーザの意識は悦楽の小さな波に浚われた。
軽く達し脱力したリーザの腰帯が、音も立てずに砂の上に落ちた。
スカートが下がり、愛液にぐっしょりと濡れた下着が、月に照らし出された。
薄い恥毛の茂みが、リーザの肌に貼りついた下着から透けて見える。
蔓が下着を横にずらすと、直接、リーザの秘裂をなぞる。
「ひゃぁ…うん……」
溢れ出す恥蜜は蔓を伝わり垂れていく。
ぽたり。ぽたり。蔓から透明な糸を引き落ちる秘液は、砂浜に染みをつくっていく。
リーザの顔に蔓の先が近づけられた。
「……ン」
リーザは舌を伸ばして、それを舐めた。
舌を淫らに動かして舐め上げ、蔓の先端に口付けをする。
「咥えて欲しいの?」
ポイズンオークは答えるように、ヴァギナとアナルへの愛撫が激しくなった。
「そ…ぉんっ。……ふぁむン」
リーザは蔓を咥え込んだ。
じゅぷじゅぷと、湿った音を立てながら首を振る。
ポイズンオークも蔓を動かし、リーザの口内を犯した。
リーザの口内奉仕に耐えかねたように、蔓が口から引き抜かれる。
「きゃっ」
どっぷりという音がしそうな、ねっとりとした大量の蜜がリーザの顔に掛けられた。
ポイズンオークの白い花粉が混じった粘液が放つ、甘い匂いがリーザの鼻腔をくすぐった。
口元に飛び散った飛沫を舐め取る。甘く、淫らな味がする。
「次は私のな……ふぁ……っ」
リーザの言葉が終る前に、膣の中に蔓が入れられた。
「ぁ……あぁ……」
柔肉の中でうねる蔓によって湧き上がる、快感にリーザは切なさそうに身を捩った。
「あ……あ゛……ンあぁ……ぅ」
白い双丘の間でひくひくと動く肛孔にも、蔓が刺し入れられた。
「す、すご…ぃ…よう……おぉ……」
両穴への細い蔓による同時攻めは、今までとは比べ物にならない狂悦を与えた。
膣口や後孔のまわりを愛撫していた蔓たちが、リーザの中に入ろうと動き出す。
「あン…はぁ……あふ…、ぁ…いや……だめ、それはだめ」
恐怖と、期待が混ざり合った声を上げて哀願する。
けど、蔓たちは両穴に一斉に入り込んだ。
「んあ゛ぁ…ああぁ――ン!」
限界近くまで拡張され、引き裂くような苦痛に襲われる。
「う゛……うぅぁ……」
体の中の蔓が動くたびに痛みが走り、呼吸さえも苦痛になる。
しかしリーザの体は苦痛になれはじめ、次第に快感を感じるようになった。
「くぅ…ぅん……。ふぅん……っ。あ……はぁん…」
肉悦に翻弄されよがり狂うリーザの瞳には、うっとりとした淫炎の光がぼんやり灯る。
「ひゃ…ぁ……だめ…もう、だめ。私、私ぃ……」
目に涙を浮かべながら、リーザは激しく喘いだ。
「ぃやあぁ――っ!」
リーザは体をピーンと反らせて、絶頂を迎えた。
蔓でリーザの頬を撫でると、ポイズンオークはぐったりとしたリーザを砂の上に横たえた
砂の上に横たわったまま荒い息をついているリーザに、ゴールデンスライムが擦り寄った
「少し、待って……」
リーザは乱れた服を脱ぎ捨てた。
ゴールデンスライムがリーザの素肌に触れる。
「……はぁ…ん……」
ひんやりとした感触が、上気して火照った体に心地良い。
そのままリーザのからだは、金色のスライムに覆われる。
「ひ…っ……ん……ん゛…」
ゼリーのようなスライムの体に、リーザは体を揉みしだかれ、悩ましい吐息を吐き出す。
「はぁん……ふぅ…っ。あぁん……」
体中を舐めまわされるような感触と、全身を優しく愛撫されるような感触。
一度冷やされた官能の熱が、再び熱くなる。
「はぁん……ぁん……ふぁあ……」
乳房の上にスライムの口が現れる。
「で…ないっ……よぉ。そんなっ…にィ……吸ってもぉ、おっぱい……でない…のォ!」
それでもゴールデンスライムは、ちゅうちゅうと淫靡な音を立てながら吸い続けた。
リーザの女孔からは、止めど無く愛蜜が溢れ出る。
淫水はスライムの動きによって、全身に塗り広げられる。
「あ……はぁ…う……んっ……ん゛ん」
リーザはある噂話を思い出した。
それは、金色のスライムっを捕まえると幸せになる、というものだ。
私、幸せになれるのかなぁ……
こんなことしている女の子でも、幸せに、なれるのかなぁ。
涙が溢れてくる。
スライムの口がリーザの股間に現れ、充血している秘芽にしゃぶりつく。
「あ…ふぅ……そ、そんなに……されたら…私……ゃ…やぁ!」
そのまま秘芽を噛みつかれて、リーザはまた絶頂を迎えた。
ゴールデンスライムから開放されたリーザは、フウジンが近づいて来るのを、虚ろな目で見つめた。
フウジンは逸物を、リーザの目の前で取り出す。
リーザの痴態を見せつけられ、怒張したフウジンの逸物は醜悪なほど雄大だった。
リーザは目の前の逸物を見つめた。
血管が浮き出た自分の手首ほどもある逸物を見つめるだけで、リーザの子宮の奥は疼く。
これからそれを味わえると思うと、肉壷から白っぽい愛液が吐き出される。
無骨な手で顎を掴まれると、口に逸物を押しつけられた。
リーザは四這いになり、それを咥える。
顎が外れそうになるほど口を開くが、リーザの小さな口ではほとんど隙間ができない。
それでもリーザは一生懸命に舌を動かして、フウジンの逸物を味わった。
「……ちゅぱ…ちゅぷ……ちゅ…っ」
背後から近づいたライジンに腰を抱えられる。
ライジンの雷を纏った手が触れ、ピリピリと刺すような刺激が肌を襲う。
「駄目。あなたのを挿れたら、こわ……きゃっ!」
さらに敏感な秘裂に逸物をあてられ、リーザは大きく仰け反った。
そのままライジンは、フウジンに勝るとも劣らない逸物をリーザの中に挿入れる。
「あ゛っ……」
リーザは口を大きく開け、空気を求める魚の様にパクパクさせる。
ライジンは容赦無く、そのまま深く突き挿入れる。
リーザは内蔵が口から飛び出てしまうかと思った。
体を裂くような痛みと圧迫感は、ポイズンオークの比ではない。
しかも雷が柔肉の中を駆け巡る。
リーザは鮮烈な苦痛によって、頭の中が真白になる。
ライジンが腰を振る度に気絶しかかるが、次第にリーザの体は慣れ快感に変わっていく。
「あ……ふ…ん……」
リーザの薄く開かれた唇から、鼻に掛かった甘い喘ぎ声が聞こえてくる。
こんな事で感じるなんて、私は変態だ。
途切れ途切れの意識の中で、リーザは思った。
そう思うと肉襞が蠢き逸物に絡みつく。
ライジンは逸物に無数の蚯蚓が低い唸りを上げ、一層激しく腰を使う。
「く……ん…っ……あ……あ……う゛」
喘ぎ声を上げるリーザの口に、フウジンの逸物がまた入れられる。
「じゅぷ…ちゅぷ……く……」
リーザは鈴口の滑る雫を舐め取り、亀頭や裏筋にしたを這わせる。
リーザの艶かしい口舌奉仕を受けながら、フウジンは腰を使い出す。
「う゛……う゛っ……む…ぅ……」
リーザは喉の奥を突かれる度に咽そうになるが、健気に舌を使い続けた。
肉襞の動きによって射精が近くなったのか、ライジンのペースが速くなる。
フウジンも【ペースが速くなる
いっぱい出してぇっ。私の中に精液をいっぱい注いでー!
リーザは胸の奥で叫んぶ。
「む……んぅ……ふ…っ……う゛ぅ…んン」
フウジンとライジンは同時に射精した。
射精の余韻を楽しんでいるライジンの、逸物が挿入らたリーザの膣からは愛液混じりの精液が垂れてきた。
「んぐっ……んぐ…っ……ぐふっ。けほ、けほ」
フウジンの濃い白濁液を半分は飲み込んだが、途中で咽て吐き出してしまった。
リーザは口元を拭ぐった。そして精液で汚れた手の平を舐め、うっとりとした表情を浮かべる。
「あなたの精液、濃くて美味しい」
フウジンを熱に侵された瞳で見上げた。
「気持ち良かった?」
フウジンが頷く。
「そう。綺麗にするね。」
リーザは膝立ちになると、またフウジンの逸物を咥えた。
ちゅ…ぅ……ちゅっぱ……じゅぷ……
リーザがフウジンの竿に残った精液を吸っていると、ライジンがフウジンの隣に並んだ。
「あなたのも綺麗にするね」
二つ並んだ逸物を交互に舐め出す。
ぴちゃ……じゅ…る……ちゅぅ……
二人の逸物から汚れが舐め取られ、リーザの唾液でてらてらと光り出した頃。
「きゃ。……もう」
リーザはマッドストーカーの太い腕で、抱き抱えられた。
マッドストーカーはリーザの陰裂に男根を押し当てる。
愛液と精液にで潤っていたリーザの膣は、マッドストーカーの陰茎を簡単に呑みこむ。
「あん……」
リーザは甘い声を上げて、厚い胸板にもたれかかる。
ぐるるるぅー!
ふぅうー。
既に焦れていたモンスター達が、抗議の唸り声を上げる。
「……ねぇ。喧嘩しないで」
リーザは尻肉を両手で広げて、肉蕾をモンスター達にさらした。
「こっちも、お口もまだあるんだから……」
リーザに誘われて、デスナイトがアナルを使う。
後孔はポイズンオークによってほぐされていたが、それでもデスナイトに対して固く抵抗した。
デスナイトは焦らず、ゆっくりと力を加えていく。
窄みは男根の圧力に負けて、徐々に開いていった。
「ふぅ…んっ」
大きく張り出たエラが呑みこまれた。
後は簡単だった。
デスナイトはそのまま根元まで挿入れた。
「あぁ……挿入っちゃった……ふっ…うぅん……」
リーザの肉壁越しに二つの肉棒が擦れ合った。
マッドストーカーとデスナイトはばらばらに動き、リーザの中をかきまわす。
「あ……あ……あ……そんなにされたら……私ぃ…っ」
リーザはマッドストーカーの肩に両手をかけ、自分からもがくがく体を揺すった。
「う……うぁああ!」
一際大きな声を上げて、リーザは脱力した。
だが二人の動きは止まらなかった。
マッドストーカーはリーザの子宮口を、荒々しく突き上げ続ける。
デスナイトは腰を上手に動かし、広い直腸の中で暴れた。
「…ゃ…いやぁ。少し休ませて。このままじゃ、また…あ……あ……」
マッドストーカーが低く唸ると、白濁した液体をリーザの中に出した。
「ひゃ…あぁ!」
休む間もなく、リーザはまた絶頂を迎えた。