ぼくのなまえはアポロ二アス。  
ぼくにはいいなずけのトーマというおんなのこがいる。  
そのトーマとついさいきんこどもをつくるぎしきをおぼえたぼくは 
まいにちのようにはげんでいた。  
こどもをつくることはてんしぞくのためとヨハネスさまはいって  
いたけどぼくにはよくわからない。ただこのぎしきがたのしくて  
きもちいいことはしってたのでぼくはすすんでやることにした。  
そういえばきもちいいのはトーマもおなじらしく、ヨハネスさまに  
よびだされてれんしゅうするときいがいも、よるねてるときに  
トーマのほうからしよってさそってくるときもあった。  
このまえはぼくのおちんちんをぺろぺろなめてくれたりもして  
すっごくきもちよかった。でもくちはしんせいなものなのに  
そんなことしていいのかなあ…こづくりもしんせいなぎしき  
だからいいのかな?  
まいにちとってもたのしいぼくたちだったけどみっかほど  
まえからトーマがねつをだしてねこんでしまった。  
そのあいだずっといっしょにあそんだりこどもをつくったり  
できないでいたぼくはトーマのおみまいにいくことにした。  
「トーマ、おきてるか?」  
「うん…」  
ぼくがそっとへやのとをあけるとトーマはベッドのうえから  
ねむそうなかおでこっちをみた。  
 
「ねつまださがらない?」  
トーマのひたいにてをおいてみるとすこしあつい、まだねつがあるみたいだ。  
「はやくトーマとあそんだりこどもつくったりしたい」  
「いまはむりだよ…」  
くるしそうにいきをするトーマをみながらどうすればはやくねつが  
さがるだろうかといっしょうけんめいかんがえたぼくはいいことを  
おもいついた。  
「そうだ!トーマ、ふくぬげよ」  
「えっ?」  
「あついならふくぬげばすずしくなるしねつさがるよ」  
「そ、そんなわけ…あっ、ひっぱらないで…!」  
すぽっといきおいよくトーマのふくがぬげるとはずみでぼくはうしろに  
たおれてしまった。  
「ふくかえして!」  
トーマはふとんにくるまったままじめんにうったせなかをおさえる  
ぼくにむかっておこっている。なにがいけなかったんだろう?  
「これじゃねつさがらない?」  
「あたりまえだ!ねつはからだのなかからひかなきゃいみないんだから!」  
そとからひやすだけじゃだめなのだとトーマにおこられたぼくは  
またあたまをひねっていっしょうけんめいかんがえた。  
するとまたいいことがひらめいた。  
 
 
「わーん、やだっアポロ二アス!やめてよぉ!」  
「あばれるなよ」  
ぼくはじたばたするトーマをベッドにおさえつけてあしをひらかせると  
ベッドわきにおかれたこおりぶくろからひとつこおをりをとりだした。  
これをいつもぼくがおちんちんをいれてるばしょからトーマのなかに  
いれればからだのなかからひえるはずだとおもったからだ。  
「やっやめて…ん…あっ…やあ…」  
「あばれるなって、うまくはいらないだろ」  
トーマのそこはふれただけでいつもよりずっとずっとあついきがした。  
やっぱりねつがあるんだ、はやくひやしてあげなくちゃ。  
ぼくはヨハネスさまにおしえてもらってからはおちんちんをいれるまえに  
いつもちゃんとここをゆびでほぐすようにしている。だからいつもどおり  
われめにそってしばらくゆびをすべらせるとそこはすぐにぬるぬるしてきた  
のでぼくはちいさなこおりのかたまりをおしつけた。  
「ひっ…!つめた…っ」  
トーマがからだをばたつかせたせいか、トーマのそこがぬれすぎてたせいか  
こおりはつるんとすべってゆかにおちてしまった、しっぱいだ。  
「はぁ…はぁ…つめたくてきもちわるいよ、もうやだよぉ…」  
「ねつさげたいならがまんしろよ」  
いやがるトーマをむししてぼくはあたらしいこおりをとりだすとこんどこそ  
しんちょうにすこしずつになかにおしいれた。  
「ひゃぁっ!んくぅ…」  
「せっかくいれたのにだしちゃだめ」  
「や…!あっやだぁ!おしこんじゃだめええぇ!」  
トーマがちからをいれると、こぷっとこおりがおしだされたのでぼくは  
おもわずゆびでおくまでおしもどした。するとよっぽどきもちわるかった  
のかトーマはとうとうなきだしてしまった。  
「ひっ…っくふえええぇん」  
「わああっごめん!な…なくなよぉ」  
どうしよう、ぼくはあせった。こんなことがヨハネスさまにしられたら  
すごくしかられるにきまってる。ぐるぐるとぱにっくじょうたいに  
なったぼくはなにをおもいついたのかトーマのまたにくちをちかづけると  
さっきまでこおりをいれてたそこにプラーナをふきこんだ。 
 
「ひゃあっ!?」  
「これでげんきになるよな」  
「あ…ああ…や、ぁぁ…っ!」  
びっくりしてからだをおおきくふるわせたトーマだったけどぼくがプラーナを  
ふきこむたびしだいにおちついてきたのか、なくのをやめた。でもかわりに  
ほっぺたがまえよりあかくなり、いきもあらくなってからだをぶるぶる  
ふるわせるとわれめからとろとろとたいえきをあふれさせてぼくのくちは  
べとべとになった。  
「や…っだめ…そんなとこ…ひぅっ…だめだよぉ……」  
トーマははねをぱたぱたさせてゆびをしゃぶりながらめをとろんとさせている。  
そのようすはいつもぼくがおちんちんをいれてるときとおなじでトーマがきもち  
いいときにみせるかおだ。  
「もしかしてトーマきもちいいのか?」  
「え…ち、…ちがうもん…」  
トーマははずかしいのかあたまをふったけどぜったいきもちいいんだ。  
うれしくなったぼくがなんどもそのままプラーナをそそぐと、トーマはシーツを  
ぎゅっとにぎってちいさくこえをあげていた。  
「あっ…あっ!やっもう…だめ、だめぇぇ…!」  
そうしてぼくがわれめのうえのほうにあるぷっくりしたふくらみをくちびるで  
くわえてプラーナをふきつけたしゅんかん、トーマはびくびくとせなかをそらせると  
まるでおもらししたようにシーツにびしゃびしゃととうめいなしるをたらした。 
 
「と、トーマ、だいじょうぶか?」  
「……っはぁ…あ…」  
「トーマ…?」  
「あ…ぁ…い、れて…」  
「え?」  
ちょっとやりすぎたかなあとぼくがしんぱいしてるとトーマはぼーっとしたまま 
ぼくのおちんちんをきゅっとにぎってきた。  
「…おちんちんいれてぇ…」  
「ええっでもねつは?からだだいじょうぶ?」  
「そんなのいい…から、はやく…」  
「わ、わかったからそんなつよくにぎるなよぅ…うっ」  
トーマのてがぼくのおちんちんをしごきはじめかわをむきだしたので  
ぼくはいうとおりにした。ほんとうのところ、ぼくもトーマのふくをぬがせた  
ときからずっとおちんちんがくるしくてしかたなかったのはないしょだ。  
「じゃ…いれるよ…」  
「んぅっ…っく…ああん!」  
トーマのこしをすこしうかせたぼくがおちんちんをいれるとトーマはいきを  
おおきくはいた。もうすっかりトロトロになってたそこはいつもよりかんたんに  
ぼくのおちんちんをねもとまでずっぷりくわえこんだ。  
「あっはあ…っなんか、ひさしぶりトーマのなかにいれたね」  
「…ぁん…きもち、いい……わたしもずっとしたかった……」  
「そうなの?」  
なーんだ、トーマもぼくとおなじだったんだ。なんとなくうれしくなったぼくは  
トーマをだきしめるとさっそくこしをうごかしはじめた。  
みっかぶりにするトーマとのこづくりははおもったいじょうにきもちよくて  
ぼくがむちゅうでおちんちんをつきあげるとトーマはぼくのせにてをまわして  
ぎゅっとつかまってきた。  
「ん…あっん!はぁっ…もっと、もっとしてぇっ…!」  
「うっ…トーマのなか…すごい、あつい…!」  
おちんちんをだいしいれするたびくうきまでいっしょにではいりしてそのたびに  
トーマのなかはびくびくとまとわりつくようにしめつけてくる。  
ねつのせいかおちんちんがとろけそうなほどあつくて、でもすごくここちよくて…  
おちんちんをひたすらこすりつづけるぼくだったけどすぐにげんかいがくるのを  
かんじた。  
「く…っトーマ、でる…っ、もうぼく…」  
「えっ…あ…まって、もうちょっと…」  
いますぐせーえきをだしてしまいたかったけど、トーマがまだだめっていうので  
ぼくはがんばってがまんするとトーマのおなかのなかでおちんちんをごしごし  
うごかしつづけた。  
「ひっ…あっ…そこぉっ!いい…きもちいいよっ…!」  
「トーマ、ぼくだしたい…あっもうだめだよ」  
「あっはぁん、ん…わ、わたしもっあっ…い、いく…あっ、ああ!」  
「い、いい?だすよ、なかに…あ…ああ…!」  
「あ、ああ、いいよ、ひっ…ふぇっ…あ、あああーーー!!」  
トーマがだしてといったしゅんかん、びくびくとふるえたぼくのおちんちんからは  
トーマのしきゅうにむけてたくさんたくさんせーえきがとびちった。  
「あ…ぁぁ…すごい…いっぱいでてる…おなかのなかせーえき…いっぱい……」  
めをとじてぴくんとふるえたトーマのなかはぼくのおちんちんがちぎれるかと  
おもうほどきつくしめつけて、さいごのいってきまでぜんぶしぼりとっていった――。  
 
 
 
そのあとしばらくぼくたちはベッドのうえでおしゃべりしていた。トーマの  
かおいろはよくなってねつもさがったらしい。トーマはうんどうしてあせを  
かいたからだというけど、ぼくがプラーナをいれたおかげにきまってる。  
だからもういちどプラーナいれてやろうかといったらきゅうにトーマはかおを  
まっかにするとまくらをなげておこりだした。  
「もうぜったいあんなことしないでっ」  
「なんで?トーマだってきもちよかったしげんきになったのに」  
「ち、ちがうもん!だいたい、あんなとこからいれなくても…くちからいれれば  
いいじゃないか!」  
「あっそっか」  
そういわれてはじめてぼくはきがついた。そういえばそうだ、トーマってあたま  
いいなあ。  
「でもさ…トーマはその、はずかしくない?」  
「なにが?」  
「く、くちからいれるってことはちゅーするってことだろ…」  
「……」  
ゆうきをだしてきいてみたぼくにトーマはなぜかあきれたようなかおをした。  
そしてよごれたシーツをまるめてなげつけるとせんたくしてくるよういって  
ぼくはへやからおいだされた。  
なんかわるいこといったのかな?おんなのこってむずかしいな…。  
やっぱりぼくにはまだまだべんきょうがひつようらしい。でもいつかトーマより  
わざをみがいてはやくこどもをつくるぞとこころにきめたぼくは、シーツを  
かかえるとせんたくしつへととびたった。  
 
 
えんど  

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