深夜。
「…あ…んっ…」
「…ふぅ…くっ…はぁ…」
今日も若い男女の声が暗い密室の中でひそやかに響いていた。
「ふ…んっ…あっ…シリウス…」
「ふふふ…本当に胸を吸われるのがよいのだな、麗華。」
「んぁんっ!だめ…そんなこと…いわないで…」
若い男女で構成された組織、毎日行われる訓練、命をかけた戦闘。
そういった要素が二人を激しい肉体関係へと走らせていた。
アクエリオンの合体により知っている快感。
二人はすでに何度もその快感を確かめている。一度その快感を知ってしまえば、毎日でもしてしまうのが若さというものか。
「…入れるぞ。いいな?」
「…えぇ…」
仰向けになった麗華の引き締まった細い腰を、両手で抱え、シリウスは、いつものように一気に麗華の最奥部まで挿入した。
「はぁっんっ!」
「おおおぉ!麗華!!」
エレメンツの中では年長とはいえ、シリウスも若い。麗華の都合を考えることなく満身の力で、挿送をはじめる。
「あ!ああっん!はぁ!駄目!!もっと!んっ!ゆっくりぃ…」
「くっ!はぁ!ふぅ!!あぁ!出る!麗華!麗華!」
「え!待って!私まだっ!あぁんっ!」
「ああああっ!!!!!!麗華!」
「駄目っ!中はっんっ!外にぃっ!!」
しかし快感のあまりか。シリウスは男根を抜くことなく。麗華の奥に全てを放出してしまった。
「あぁ…ん…はぁ…」
「…はぁ……すまない。また中でそのまま出してしまったな…しかも君はまだ…いっていないだろう?」
「構わないわ…シリウス。行為ではないの。私は…不幸を呼ぶ女だから…」
「…麗華」
「それにもしも…できたとしてもあなたの子どもなら…」
「未 熟 ! !」
パァァァァァン!
「キャァ!!」
「なに!!?」
「合体はぁ!!! 爆 発 だ!!!!」
『司令!!!?』
「ぐはぁ!!くっ!麗華!急にっ!締め付けてくる!?」
「あああああ!!!いたっ!痛い!」
「ふ…相手を満足させることなく、己のみ先走る…経 験 が 足 り ん ! !」
「ぐっ…!これは一体!?」
「痛っ…くっ…動かないでっシリウス!!」
「フ…よほど驚いたか…どうやら膣痙攣を起こしているようだな。」
「…私はやはり…不幸を呼ぶ…痛っ!!」
「ぐああああ!抜けん!!!」
「二人、共に未熟っ!!」
『…消えた…』
……
「私の気配に気づくようになるにはまだまだ時が必要か。
まずは麗華を3度はイかせてから放出する程度の余裕がなくてはなるまい。
…ん?そろそろ、つぐみが自慰を始める時間か。見守らなくてはな…」