「びしょびしょだな…シルビア…おもらしでもしたのか?」  
自分でもあそこがびしょびしょになっているのがわかる。  
「私はまだ触ってもいないのに…こんなにしているなんて…いやらしい。」  
「う…ん…だって…おにぃさまにあんなにされたら…」  
 そう。意地悪なお兄様は、消して強く触ってくれない。それも、胸の先端とか、  
あそことかは触らずにその周囲だけを丹念に、すーっと、羽でなぞるように軽く  
触っていくだけ。  
 陰毛の生え際をなぞったり、わき腹をくすぐったり、背中を背骨にそって触って  
いったり、とにかく焦らしに焦らし続けておいて、そのくせ冷たくそんなことを言う。  
本当に意地が悪い。…けど大好き。  
 
「ふ!…ん…」  
 くちゅ…とやらしい音を立てて細い指があそこにはいっていく。  
それも奥まで入れてくれない。  
指先で濡れたひだをもてあそぶようにしてすぐ抜いてしまった。  
「やぁ…抜いちゃやぁ…」  
意識せず、腰が抜かれようとする指を追いかけるように動いてしまう。  
くちゅ…  
「すごいな…糸を引いてるぞ。」  
てらてら濡れた指を私の前で開いたり閉じたりしてねばっているところをみせてくる。  
もう我慢が出来ない。はたしないとは思いつつも、目をつぶってお願いした。  
「お願い…入れてください…おにぃさまぁ…」  
 
「ああ。いいぜ。」  
…いつもよりもワイルドな返事…というか、声が変わっているような気がする。  
私の腰を掴む手もなんだかさっきよりもごつごつ…  
「入れるぞ?」  
「きゃうっ!」  
不審に思った瞬間、アレが中に入ってきた。  
すごく乱暴。太く、硬くて、焼かれるように熱い。ごつごつした形が、私の奥で感じられる。  
「んぁん!」  
 
目を開けるとそこには…  
「ア、アポロ!!?」  
「お、いいぜ、姫さん。めちゃくちゃ締まって…」  
 
えーと。私はお兄様と…でも目の前にいるのはアポロで、そうすると中に入っている  
のはアポロよね。うん。きっとそう……アポロ!?  
 
「キャーーーーーー!!イヤァァァァァァ!!!!」  
「お!?どうした?くっ、ますます締めてくるぜ!」  
この馬鹿は、私の叫び声なんて聞こえていないかのように、平然と腰を打ち付けてくる。  
「なんであんたが!お、おにいさまはどこにいったのよ!やっ!」  
冗談じゃない。よりにもよってこいつとなんて!  
手と脚を思い切りばたつかせて抵抗する。  
 
 「っと、暴れるなって、シリウス?なにいってんだ?おめぇ?」  
アポロの奴はあっさりと私の両手を掴んで、頭の上に押し付けた。  
ただの力勝負だったら念道力もあるし負けるはずないのだが、どうしても、  
中に入っている物が気になって、力が出し切れない。  
…正直チョットだけ気持ちいいし…  
 
「あ、ん、ふぁ…ん!」  
「…感じまくってるんじゃねえか?お、姫、様?」  
「いゃん…や、だめ。なにこれ…よすぎるぅ…」  
 
ぐちゅ、くちゅ、ぐりゅ…  
 アポロとつながっているところから卑猥な音が聞こえてきて、私の性感を高めていく。  
アポロが、たまに斜めに入ってきたり、ねじるように動かしたりして、中のいろいろな  
ところにあたる。不意に中の感じるところを先っぽが擦ったりして、絶えられない。  
「ふぁんっ!や、そこ駄目ぇ…」  
 
だめだ。私。腰が動いてる。これじゃまるで喜んでるみたいじゃない…やらしい…  
と、思う間にだんだん頭の中が真っ白になってきた…やば…  
 
「あ、やぁ、あ、あぁぁぁ…」  
「へ?いっちまったか?姫さんよぉ。」  
私がいってしまったのをわかったらしい。アポロが動くのをやめて私の顔を覗き込んできた。  
 
「すっげぇ締まりいいぜ。それに中がうぞうぞしてらぁ。」  
「やだぁ…ばかぁ…」  
ほんとに憎たらしい。勝ち誇ったような笑いを浮かべて見下ろしてくる。  
「どうした?お姫様?涙目になってるぜ?…へへへっ動くぜ?」  
「あ、や、やぁ!私っ、さっきいったばっか…うんっ!」  
「一人で楽しんでないで俺も気持ちよくさせろよって!」  
私の制止なんて聞きもしない。さっきよりも強く、早くアポロが動き始めた  
もう私の体中振り回されてるみたい。  
 
 私が抵抗できなくなるくらい感じてるのがわかって、アポロは私の手を開放した。  
その代わり今度は、私の胸に手を伸ばしてくる。  
アポロの手を止めようと思うけど、力が入らない。まるで、アポロの手を自分の胸に  
押し付けているみたいになってしまった。  
…実際そうかも…  
 アポロは容赦なく胸を握りつぶしてくる。その痛みさえ、私の身体は快感として  
受け取っていた。  
「あ、あんっ駄目!また、またいっちゃうぅ…」  
「お、俺もいきそうだ!!出すぜ!中に!」  
 言うなり、この馬鹿は一番奥まで突き入れてぐりぐり押し付けてくる。中でゴリゴリ  
と奥に当たって…  
 あ、もう駄目。ほんとに駄目。私、また、イッチャウ…  
 
って、中?  
 
「だめぇぇぇぇ!!中に出しちゃ…やんっ」  
「ぐっっっっ」  
「や、やぁぁぁ!!!!!!…やぁ…ん…出てる…中に…どくどく出てくるぅぅ…」  
 
 
……………  
「バカ!!なんてことすんのよ!!」  
…という自分の声で目が覚めた。  
「夢…か…」  
それにしてもリアルな夢だ。セリアンの過去生の記憶が残っているせいで、セックス  
の記憶を、知識ではなく、身体が覚えている。  
…まだ処女なのに…  
セックスを体が覚えてるって考えてみたらすごいことよね…  
 
 アポロがアポロニアスの転生だとしたら、今日の夢も別に不思議ではないってこと  
になるのかもしれないけど、こういう夢にアポロが出てきたのなんて初めてだ。  
「いつもよりも気持ちよかったし…」  
夢の中の感触が、まだ生々しく残っている。  
って…ひんやりする…脚の間が…  
 
「ってちょっとまった!?」  
がばぁ!と勢いよく起き上がった。  
「あちゃぁ…」  
濡れてる。パジャマ越しに少し湿ってるのがわかるくらい。  
…おもらししなかっただけでもましか…  
「私濡れやすいのかなぁ…」  
セリアンも、そうだったみたいだし。  
「きょ、今日のはしかたないわよね。アポロが凄すぎるから…」  
…なに顔を赤くしてるんのよ私。  
「アポロよ!何で人の夢まで出てくるのよ!!そうよ!全部あいつが悪い!!」  
 
 結局。私はブツブツいいながら自室で汚れた下着とパジャマを洗った。  
 …洗濯には出せないわよ…  
洗ったものがすぐに乾くわけじゃないし、裸で寝なおすことになった。  
…惨めだわ…  
 

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