一瞬、何が起こったのかわからなかった。  
メルローズ女学院でタナトスを倒し、安堵したのもつかの間、アンジェは  
財団の黒尽くめの男に一瞬にして攫われてしまった。  
そして、アンジェが目を覚ますとそこは…。  
 
薄暗い、気味の悪い部屋。  
ここはどこだろう?  
まだ、ぼんやりとしたアンジェの覚醒を促すかのように、聞き覚えのある声が響いた。  
「ようこそ、アーティファクト財団へ」  
ハッとして顔を上げると、財団の少年研究者・エレンフリートの姿があった。  
身の危険を感じ、立ち上がろうとするが、すぐに両腕が自分が座らされている椅子に  
拘束されていることに気づく。  
「ここから離してください!」  
アンジェの必死の懇願もエレンの壊れた心には届かない。  
「ジェット。研究対象に装置をセットしなさい」  
どこに控えていたのか。  
エレンの命令に忠実な黒尽くめの大男―ジェットが、仮面のような装置を持って  
アンジェに近づく。  
「いや…やめて…」  
恐怖に怯えるアンジェをチラ、と一瞥すると、ジェットは容赦なく装置をアンジェに  
被せた。  
一瞬にして視界が奪われる。  
暗闇の中、カチ、カチ、と機械を操作する音が響き、そして…。  
「いやあああああ!」  
バチバチッと電流を流されたかのような衝撃がアンジェを襲う。  
(助けて…レイン…みんな…)  
遠くなる意識の中で、アンジェは仲間のことを想った。  
 
どれくらいの時が流れたのだろう。  
何度も装置による衝撃がアンジェを襲い、もう泣き叫ぶ気力さえなくなったアンジェの  
視界がふいに明るくなった。  
装置が取り外されたのだ。  
装置の下から現れたアンジェの顔は涙でグシャグシャになっていて、目の焦点も  
定まっていない。  
エレンはアンジェに近づくと、サラリと彼女の髪を梳きながら、哀れみを込めた目で  
言った。  
「かわいそうに…女王の卵に生まれたばかりに、こんな目にあって…。」  
ぼんやりとアンジェが涙に濡れた目でエレンを見る。  
「でもね、私にはあなたの力が必要なんです。あなたの力を解析して、それを  
 ジンクスに応用できれば…そのジンクスを大量生産できれば、もう  
 誰も傷つけずにすむんだ。だから私は…」  
アンジェの髪を弄んでいたエレンの指が、何かを振り切るようにグッと握られる。  
「さて、最後の実験です。女王の卵…、いえ、アンジェリーク。  
 あなたにひとつ伺いますが…」  
恐怖心と疲労で逆らう気力もなくなったアンジェは素直にエレンの質問を待つ。  
「あなたは既に、男性との性交渉の経験はあるのですか?」  
一瞬、何を言われたのかわからないアンジェの目が、怪訝そうにエレンを見返す。  
「セックスの経験はあるか、と伺っているんです」  
 
「何を…!」  
エレンの歯に衣きせぬ物言いに、質問の意味を正確に理解したアンジェの顔が  
赤くなる。  
「あるのですか?ないのですか?」  
重ねて聞かれても、アンジェに答えられるわけがない。  
「……。そのぶんだと、まだ処女のようですね。わかりました。  
 これ以上泣かれても面倒だ。あなたに苦痛のないように取り計らいましょう」  
「な…なにをするつもりですか…?」  
「聞きたいですか?よろしい、被験者として当然の権利だ。教えてさしあげましょう。  
 これから行う実験は、女王の卵の受精卵を使って、女王の卵の量産を試みる  
 実験ですよ」  
「な…!」  
耳を疑うアンジェにエレンが追い討ちをかける。  
「本当なら、ジンクスの量産化よりも女王の卵の量産化を可能にするほうが  
 対タナトスには遥かに有効だ。それはあなたもおわかりでしょう?  
 ですからあなたには、これからここにいるジェットと交わっていただきます。  
 そして彼の子を身ごもっていただく。  
 大丈夫ですよ。彼は優秀なジャスパードールですから、きちんと男性機能も  
 備わっています。  
 女王の卵とジャスパードールの子…どのような稀有な能力を持って生まれてくるのか  
 楽しみではありませんか?」  
 
…怖い。  
淡々と説明をするエレンの無邪気な笑顔を見て、アンジェは初めて心底そう思った。  
 
「ジェット、例のものを」  
エレンの指示に従って、ジェットが薬品の入った注射器を持ってくる。  
「そ、それは…?」  
アンジェの怯えた声に、エレンがにっこりと答える。  
「これはあなたが苦痛を味わわずにすむようになる薬ですよ。  
 だいじょうぶ、身体に害はありません。  
 ただ初めての方には少し、強力すぎるかもしれませんが…」  
 
…媚薬。  
医学を学んでいたアンジェの脳裏にそんな言葉が浮かぶ。  
「いや!お願い、やめてください!ジェットさん、エレンフリートさん!  
 お願いですから!」  
「…おとなしくしていろ」  
抵抗するアンジェの身体をジェットが有無を言わさぬ力で押さえつける。  
そして、アンモニア臭のする布で腕を消毒され、冷ややかな感触とともに、  
注射針は無慈悲にもアンジェの腕に吸い込まれていった。  
 
あれから何分たったのだろう。  
アンジェは自分の身体に起こりつつある変化を無視することができなく  
なってきていた。  
身体が熱い。  
お腹の底の方から、何か強烈な飢餓感がこみ上げてくる。  
何かがほしい。  
ほしくてほしくて、たまらない。  
「はぁ…はぁ…っん…」  
赤い顔で荒い息をつくアンジェを見て、ついにエレンはジェットを動かした。  
「そろそろのようですね。頼みましたよ、ジェット」  
「…了解した」  
コートを脱ぎ捨てたジェットがアンジェのもとに近づいてくる。  
「来ないで…いや…来ないで…」  
涙交じりのアンジェの懇願にも躊躇することなく、ジェットは  
「…あきらめろ」と一言、耳元にささやくと、下着ごと一気にアンジェの服を裂いた。  
「いやああああ!」  
ビリビリビリッ!という音とともにアンジェのドレスは胸から腰まで裂かれ、  
白く柔らかな乳房が零れ落ちる。  
「…手荒なことはいけませんよ、ジェット。相手は女王の卵です。  
 くれぐれも丁重に…ね」  
楽しげなエレンの指示に、ジェットは一言、「了解した」と返すと、大きな手に  
似合わぬ優しさで、ふわりとアンジェの両の乳房を包んだ。  
「あ…!」  
薬のせいなのか、ゾクッとアンジェの背筋を快感がかけあがる。  
こんなことはいけない。  
エレンフリートさんとジェットさんをとめないと…!  
そう思っても、その大きな手でゆっくり胸を揉まれ、時折その先端を指で擦られると、  
淫らな声が出てしまうのをとめられない。  
「んっ…やめて…ああっ…!」  
 
傍観者を決め込んでいるエレンから「ジェット、女王の卵の経過を逐一、  
報告するのですよ」  
と指示が下ると、ジェットは忠実に答える。  
「体温は平時より若干高目だ。発汗もある。手触りは滑らか。  
 人間の中でも特に肌の色素は白いほうだと判断する」  
報告を続けながら、胸の先端を唇に含み、舌で転がす。  
「んあああっ!」  
アンジェの悲鳴と共に、「女王の卵の肌は…甘い…」と冷静な報告がもたらされる。  
「女王の卵は性的快感を得ているようだ」  
「ああっ…違います…あっ…」  
いつの間にか、スカートの中に入れられたジェットの手が、アンジェの下着越しに  
その花芯を擦った。  
くちゅ…  
静かな実験室に紛れもない水音が響いた。  
「感じていないだと?では、これはなんだ」  
アンジェの両足首が掴まれ、強引に大きく開かれる。  
「いやーーーーっ!」  
エレンとジェット、4つの目に晒されたそこは既に布越しにもわかるほど、  
しっとりと濡れていた。  
そのままジェットの頭がアンジェの足の間に移動し、下着越しにねっとりと  
そこを舐める。  
「ひっ、ああっ、やめてーー!」  
快感とそれに抗おうとする意思の間で、アンジェが悲鳴をあげる。  
それに構わずジェットは強引に下着を抜き取ると、足を大きく広げさせたまま、  
冷静にそこを観察した。  
 
「もう前戯の必要はないほど濡れている。鮮やかな色だ。  
 ここをこうすると…」  
言いながらジェットはぷっくりとふくらんだ花芽を唇に含み、皮を剥き、  
舌で転がしてやる。  
あまりにも激しい直接的な刺激にアンジェは  
「ひっ!ああっ!あああーーーっ」  
悲鳴をあげながら、ついに生まれて初めての絶頂を迎えた。  
「達したのか…。更に体液が溢れてきた。  
 花のような匂いがする…女王の卵は何もかも甘い」  
ジェットの報告に興味深そうにエレンも、そこを覗く。  
「へえ、女王の卵といえど、ここは普通の女性と変わらないのですね。  
 医学書で見たとおりだ。…いや、本で見るよりも、ずっと美しいですよ」  
エレンの頬も紅潮している。  
研究者とは言っても、ひとりの少年。  
美しい少女が自分の命令通り、男に身体をまさぐられ、よがる姿に興奮を覚えずには  
いられないのだろう。  
「経過は順調ですね。もうそろそろいいでしょう。ジェット」  
命令の内容を正確に理解したジェットがカチャカチャとベルトをはずす。  
そして現れた天を突くような巨大な陰茎に、何をされるのか悟った  
アンジェの目が見開かれる。  
「もう…やめてください…私を帰して…」  
「なぜこの行為を拒む。お前もこれが欲しいはずだ。お前のここはもうこんなに  
 なっている」  
言いながらアンジェの入り口に自分自身をこすり付ける。  
ニチャニチャという卑猥な音が立つ。  
「欲しくなんてありません…!こんなこと、いけない…」  
「腰が動いているぞ。なぜ自分に嘘をつく。理解できない。事実を認めろ」  
言いながら、ジェットはその硬く長大な塊でアンジェを一気に貫いた。  
 
「きゃああああ!」  
そのまま奥までたどり着くと、ジェットはアンジェの中がなじむのを待つように  
じっと彼女を見下ろした。  
びくん、びくんっとアンジェの身体が震える。  
中はアンジェの意志に反し、ジェットを歓迎するかのように、うねうねと動いている。  
しばらくそのままでいると、つーっとアンジェの腿を一筋の赤いものが伝った。  
だが、彼女が苦痛を感じている様子はない。  
先ほどの薬の成果か、痛みはあるものの、待ち望んだ  
自分を埋めてくれるものの存在に、アンジェは再び達してしまっていた。  
「女王の卵は挿入しただけで二度目の絶頂に達したと判断する。中は熱い。  
 そして、狭い。だが…」  
言いながらジェットはズルリと自分自身をギリギリまで引き抜く。  
そして、  
ズチュッ!  
再び最奥まで埋め込む。  
「ああっ!」  
もう快楽を隠せなくなったアンジェの艶声があがる。  
「行為には支障ない。十分に濡れているし、中のきつさがかえって…くっ…」  
アンジェの良さに、さすがのジェットも眉根をわずかに寄せた。  
「ふむ…もう抵抗することもないでしょう。ジェット、女王の卵の拘束を  
 解いてさしあげなさい。そして存分に楽しんでいただきなさい」  
「了解した」  
ジェットはアンジェの両手首のベルトから外すと、そのままその腕を自分の首に  
まわさせた。  
そして「つかまっていろ」と一言告げると、アンジェを抱えて立ち上がる。  
「ああーっ」  
自分の重さでズブズブとジェットの杭に更に深く貫かれ、アンジェが叫ぶ。  
そのまま力強く腰を上下され、ズン!ズン!と奥深くを突かれ。  
アンジェはもう、与えられる快楽に逆らうことができなくなっていた。  
 
あれからどれくらいの時間が過ぎたのだろう。  
床に這わされたアンジェの背後から激しくジェットが突く。  
「あっ!あっ!あっ!」  
肌のぶつかる音がするたびにアンジェの嬌声が響く。  
ふたりとも、もう何も身にまとってはいない。  
ジェットのたくましい腰が押し付けられるたびに、アンジェの白い乳房が揺れ、  
「あああっ!!!」  
奥を抉られたアンジェが今日何度目かもわからない絶頂を向かえる。  
「ぐっ…!」  
ジェットもアンジェにのしかかったまま、中に白濁を放った。  
最後の一滴まで注ぎ込んだ後、ジェットが身体を離すと、ぐったりとした  
アンジェの足の間から、コプ…と白いものがあふれ出してきた。  
白い裸身を紅潮させ、目の焦点も空ろな美しい少女の扇情的な光景。  
見ていたエレンの喉が、ごくり…と鳴る。  
「…続けなさい、ジェット」  
「了解した」  
ジェットは先ほどまでアンジェが拘束されていた椅子に座ると、  
「来い」  
とアンジェを呼ぶ。  
イッチャダメ…ニゲナイト…  
アンジェの理性は警鐘を鳴らすのに、彼女の身体は更なる快楽を求めてジェットに近づく。  
足の間からジェットの放った液体がポタリポタリと落ちるのも構わず、  
ジェットのところまで行くと、アンジェはジェットにされるがまま、  
彼に背を向け、彼の足の間の上にそそり立つモノの上に腰を降ろした。  
 
ズプププ…と再度ジェットの長大なものがアンジェを貫いていく。  
「ああっ…」  
すっかりジェットになじんだアンジェの内部は、やわやわと彼を締め付ける。  
「く…」  
ひとつ呻くと、再度ジェットはゆっくりと腰を使い始めた。  
「ああっ…イイ…ああん…」  
素直にアンジェは快楽を貪る。  
ジェットが腰を突き上げるたびにアンジェの胸は揺れ、ジェットに開かれた  
アンジェの足の間には、彼の赤黒いモノが出入りするのが赤裸々に見える。  
ゴクリ、とひとつ息を飲み込むと、エレンはゆっくりとふたりに近づき、  
揺れる白い乳房に手を伸ばした。  
「柔らかい…」  
初めて触れる、女の身体。  
こんなにもスベスベしていて、気持ちいいものだったのか。  
そのままやわやわと揉むと、  
「あっ…」  
アンジェが身をよじった。  
「フフッ…気持ちいいのですか?」  
そのままコリコリとした先端の感覚を指先で楽しんだ後、エレンは身をかがめ、  
舌を伸ばした。  
レロレロと舐めた後、思い切って口に含んでみる。  
チュウウ、と吸い上げると、「ひああぁん!」と悲鳴が上がり、  
内部がしまったのか、アンジェの中に自分を埋めているジェットが「ううっ」と  
呻き声をあげた。  
 
エレンはしばらくその感触に夢中になった。  
柔らかい胸をまさぐり、左右の乳房をチュウチュウと吸い上げる。  
いつの間にか、アンジェの両手が彼の後頭部を抱きしめ、髪を優しく梳いていた。  
ジェットは腰の動きをとめ、主と研究対象を見守っている。  
「女王の卵…いえ、アンジェリーク。女性というものは、みんなこのように  
 いい匂いがするのでしょうか?それとも、あなただから?」  
つぶやくエレンの顔がギュッとアンジェの胸の谷間に押し付けられる。  
「あ…柔らかい…」  
アンジェに抱きしめられる格好になったエレンは、しばらくその抱擁を楽しんだ後、  
カチャカチャと自分もベルトを外し、ズボンを脱ぎ始めた。  
ピョコン、とかわいらしい少年自身が顔を出す。  
「ねえ、アンジェリーク…私のことも楽しませてくれませんか?」  
言って陰茎をアンジェに突き出した。  
既に何も考えられないほど、薬と快楽に思考を侵食されていたアンジェは  
素直にそれにチュッとキスを贈ると、可愛らしい唇で包み込む。  
「うっ…!」  
すっぽりとアンジェの暖かな唇に包まれたエレンは、耐え切れず、腰を振り始める。  
自慰の経験しかなかったエレンにとって、このように美しい少女が…しかも、  
女王の卵がその小さな口いっぱいに自分を頬張り、しごいているという  
光景は刺激が強すぎた。  
 
「ああ…いいですよ…アンジェリーク…アンジェリーク…」  
ジェットも再び腰の動きを再開させる。  
「んっ、んんっ」  
アンジェも再び嬌声を上げ始めるが、唇がエレンのものに塞がれているため、  
くぐもった声しか出ない。  
「ああ…いい…」  
「んっ…むっ…」  
「………」  
研究室の中は、三者三様に快楽を貪る声と、グチュッグチュッという淫らな水音が  
響き渡る、異様な空間へと変わり果てていた。  
「ああっ、もうだめだ…!」  
エレンが叫ぶと、アンジェの口から自分を引き抜き、アンジェの顔に向かって  
白い飛沫を飛ばす。  
「フフ…こんなにたくさん出てしまいました…」  
エレンは恍惚と自身をしごき、なおもアンジェの顔に向かって射精を続ける。  
アンジェの主への口淫が終わったと見てとったジェットは、アンジェの腰を掴むと  
それまで手加減を強いられた鬱憤を晴らすかのように猛然と腰を突き上げ始めた。  
「あああっ!!!」  
アンジェが悲鳴をあげるのにも構わず、強く深く、アンジェの内部を責める。  
そして、強い締め付けに耐えられず、アンジェとともに再び快楽の頂点に駆け上った。  
 
「……」  
ぐったりとしたアンジェをそっとジェットが床に横たえる。  
「まだ続けるのか」  
「もちろんです。まだ私は満足していませんから」  
エレンの眼鏡がキラリと光った。  
 
「ああんっ、あああっ…」  
横たわった全裸のエレンの上にアンジェが跨り、淫らに腰を振っている。  
その白い裸身は既に、誰のものともつかない汗と白濁液にまみれている。  
花芯はいっぱいにエレンのもので塞がれ、グチュグチュと溢れる蜜が  
エレンの腹を汚している。  
後孔にはジェットの巨大なモノがくわえ込まれ、激しく出入りしている。  
少年のものと背後の男のもの。  
2本の陰茎に貫かれたアンジェは、もはや快楽を追うことしか考えられない。  
「ふふ…女王の卵が…このように…淫らな女性だったとは…  
 私とジェット…、2本同時に突かれるのは…どのような感覚ですか?」  
アンジェの暖かな内部にしごかれて、  
はあはあと息を乱しながら、もう研究のことなどどこかに忘れ去ったような  
エレンが楽しげに問う。  
「んぁっ…おふたりのが…ナカで擦れて…ああんっ、キモチイイの…」  
空ろな目でアンジェは従順に答える。  
「それはよかった。私も…ああ…いいですよ…あなたのナカは最高です…  
 ジェット、彼女をもっと気持ちよくしてあげなさい」  
「了解した」  
ジェットはアンジェの腰を掴むと、奥まで貫いたままで腰をグラインドさせる。  
「ひっ…ああっ…」  
ジェットの硬いものにかき回されて、アンジェも締め付けることで2人に答える。  
自分の上で艶やかに激しく踊る、アンジェの白い身体。  
「ああ…きれいだな…アンジェリーク…」  
うっとりと見上げながら、エレンも再び突き始めたジェットの動きに合わせて、  
腰を突き上げ始める。  
 
ふたりの男に翻弄されるアンジェの嬌声は、いつまでも研究室に響いていた。  
夜明けはまだ、来ない…。  
 

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