くちゅ…。  
僕達の舌が交ざり合う音が静かに部屋に響いた。  
ココはキミの部屋。僕の大好きなキミの部屋。  
僕達は普通に出会い、互いに惹かれ合い、今こうしてる。  
僕は遠慮せずにキミの口内を支配する。キミは一生懸命ソレに答え、舌を蠢かせる。  
僕は薄目を開けキミの表情を伺う。  
キミは目を閉じ頬を赤く染めている。  
―イトシイ―  
その言葉しか思いつかない。  
僕は唇を離しキミの綺麗な髪を撫でながら首筋に唇を落とす。  
キミの身体がぴくんっと小さく跳ね甘い声が愛らしい口から漏れる。  
僕は舌を下から上へ、また上から下へと這わす。  
 
僕の舌が動くたびにキミの吐息が徐々に荒くなる。  
僕は唇をキミの耳へと移し、軽く口付けし、そっと舐める。  
「…いい?」僕は囁くように言った。  
キミは戸惑いながら僕の顔を見、静かにコクンと頷く。  
僕は軽くキミにキスをしながら胸の膨らみに手を伸ばす。  
…ありがとう、優しくするから…  
僕は服の上から膨らみを優しく揉む。わざと先端には触れないように優しく、優しく…。  
キミの吐息が荒くなる。  
僕は君の後ろに回りこみ、耳に息を吹き掛け、優しくキスしながら両手で胸を揉む。  
鷲掴みにしたり、円を描くように…とにかく楽しんだ。  
 
君の口から甘い声が漏れ始める。  
僕は片手で胸を揉みながら、もう一方の手で上着を脱がせ始めた。  
キミの綺麗な肌が現れ、僕は何だかドキドキしてきた。  
キミの可愛らしい下着を取ると、とても可愛くてとても綺麗な胸が姿を現した。  
先端は既に硬く尖っている。キミは恥ずかしそうに俯く。  
僕は頬に口付けながらその双丘に触れる。  
柔らかい。すごい弾力だ。  
キミの吐息はますます荒くなる。  
僕はその柔らかさを楽しみながら先端に初めて触れてみた。  
キミが声を上げて仰け反る。  
僕はそれでも攻めるのをやめず、摘み、擦り続ける。  
 
キミはいやいやするように首を振る。  
…でもね、僕は知ってるんだよ?キミのココはそんなに嫌がってないってコトをね。  
僕は突起をいじりながら、もう一方の手をキミのデルタ地帯へと滑り込ませた。  
キミはとっさに脚を締め、僕の腕を挟む。僕はその力に逆らうように静かに指を動かす。  
割れ目に添いながら上下に指を這わせる。  
キミは切なげに声を荒げる。  
キミは僕の肩にもたれ掛け、腕を首に回す。  
僕はキミの前に回り込むと静かにその場にキミを寝かせ、  
髪を撫でながらキミの唇に舌を這わせる。  
キミが怖ず怖ず差し出した舌を絡ませる。  
 
舌を絡ませ合っている間、僕は胸の突起物への愛撫はやめなかった。  
キミは苦しそうだった。でも、僕の舌を決して離そうとはしなかった。  
僕は自ら唇を離し、自分の上着を脱ぐ。  
そしてキミに覆い被さり肌と肌の密着を楽しむ。  
好きだよ、ホントに大好きだよ…  
僕がそう呟くと、キミは少しはにかみながら微笑む。  
可愛くて僕は思わずぎゅーっとキミを抱きしめる。  
僕は君に優しく口付けをした後、唇を下へと移動させる。  
口から顎、首、胸、おへそ…キミの肌から唇を決して離さない。  
そして、辿り着く、禁断の聖地…。  
 
下着をずらしながら僕は唇を下へ下へと進める。  
舌が割れ目に差し掛かった頃には下着はキミの足から僕の手の中へと移っていた。  
僕はキミの両足をM字に開かせる。  
キミは抵抗して閉じようとするけど、その抵抗を僕は許さないよ。  
僕はキミの力以上の力でキミの足を広げる。  
僕の顎の先にはキミの秘密の花園が広がる。  
そこから香る甘美な香が僕を一層興奮させる。  
僕の舌がとうとうキミの一番敏感な蕾を捕えた。  
僕は舌先を硬くさせ、蕾を優しく突く。  
キミは悲鳴にも似た声をあげ、身を捩る。  
僕は蕾を中心に周りを舐め回した。  
 
そして、舌先でトントントンと何回も蕾を突く。  
キミの声は徐々にスタッカートからタイへと変わり、足の爪先がピンと仰け反り震える。  
僕は突くのと転がすのを交互に繰り返し、決してやめないし、休みもしない。  
キミの泉からは愛液がとめどなく溢れる。  
そこへ指を入れようとした瞬間、キミは甘く絶叫し、果ててしまった。  
イッちゃった?  
キミは荒く息を弾ませながら頷く。  
僕はまたキミの髪を撫で胸の突起をいじる。  
果てた後の女性の体はいつも以上に敏感になっているのを僕は知っていた。  
女性が性に貪欲であることも。  
 
…ねぇ、入れてもいい?  
…入れるよ…?  
僕はキミの頬に口付けるとキミの足を開かせ、僕のモノを泉へとあてがう。  
そして静かに侵入する。卑猥な音を立てながら僕らは一つになる。  
侵入していく度、突き刺すような快感が身体を巡り僕は身体を震わせる。  
気持ちいい…  
その言葉しか思いつかない。  
キミの中は暖かくてぎゅっぎゅっと僕を締め付ける。  
僕は腰を動かし、キミは声を出す。  
僕はキミの感じる一点を中心に突き立てる。  
キミの顔が快感に歪む。  
僕は腰を動かしながらキミを回転させ、体位を変えた。  
キミは四つんばいになり喘ぐ。  
 
僕は今までの小刻みな突き方から、ギリギリまでひき、一気に奥まで突く動きに変える。  
何回か突いた後、今度は奥を探索するように奥の方を刺激する。  
すると、キミは絶頂が近いか急に締め始める。  
自分の絶頂を我慢してきた僕だけど、こんなに締められちゃ我慢できないよ…!  
ね、ねぇ、いっ、一緒にイこ…?  
僕は必死に腰を動かす。僕の動きに合わせ、キミも腰を振る。  
うっ、あっ、あっ、も、もうだめ…だよ…!  
僕が僕の欲望を放出する瞬間、キミは絶叫しながら僕を締め付けた。  
…ホントに、大好き…だよ…  
僕はキミを強く抱き締めた。 
 
 終  

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