宮殿の大広間に、守護聖がずらりと並んでいる。
そして、その中央奥に、第256代女王アンジェリークが玉座に座っている・・・。
ロザ「本日は皆様に、大事なお話があります。」
女王の脇に控えるロザリアが宣言すると、ロザリアに促されて、女王が口を開いた。
アン「ではジュリアス。」
ジュ「はっ!」
アン「服を全部脱ぎなさい。」
ジュ「・・・はっ?」
アン「服を全部脱ぎなさいと言ったのです!」
ジュ「へ、陛下!なぜ、私がそのような・・・!」
ロザ「女王陛下の命令ですよ、ジュリアス。」
ジュ「な・・・っ!」
アン「それとも、あなたが私に誓った忠誠は偽りだったと?」
ジュ「ぐっ・・・!・・・わかりました・・・」
他の守護聖たちの見ている前で、ジュリアスは服を全て脱いだ。
アン「きゃーv見て見て、ロザリア。これがジュリアスのお(ピー)よ♪」
ロザ「まあ、なんてたくましいのかしら!」
ジュリアスは怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、ただ直立するばかり・・・
ジュ「くっ・・・うっ・・・んん・・・」
その中にも、ある一種の快楽があることを、このときジュリアスは初めて知った・・・
アンジェリークとロザリアは硬くなったジュリアスのものを興味津々といった感じで眺めている。
人に見られる悦び・・・
アン「じゃあロザリア、いくよ。」
ロザ「わかったわ!せーの!」
二人は両脇から、ジュリアスのものに優しくキスをする。そしてそのまま、舌でマッサージする・・・
ジュ「くう・・・むう・・・ふう・・・」
いつしかジュリアスの体は、快感に支配されていた・・・
主星の名門の大貴族の出、そして首座の守護聖としてのプライド・・・
それがこの二人によって、音もなく崩れさってゆく・・・
後に残ったのは、この身を優しく、そしてやらしく包む快楽・・・
このとき初めて、ジュリアスは自分に素直になれたのかもしれない・・・
「くううっ!・・・はぁはぁ・・・ぐっ!」
アンジェとロザリアは、一心不乱に舐めながら、時折ジュリアスの顔を見上げる。
その優しい瞳に、ジュリアスの心も一層高鳴る・・・
「うっ!!!」
突然、ジュリアスのものが、大量のスペルマを吐き出した。
アンジェリークとロザリアの顔が、途端に白濁にまみれながら、恍惚の表情を浮かべる・・・
ジュリアスは、体の力がすべて抜けたかのように、その場にへたりこんだ。
およそ首座の守護聖らしくもない・・・
反対側に位置するクラヴィスがふと笑った。
ジュ「何がおかしいのだ、クラヴィス!」
クラ「お前のそのような表情、初めて見たな・・・フッ・・・」
アン「では次、クラヴィス!」
クラ「・・・・・・何・・・・・・?」
おしまい