「きゃ。」  
ここは正殿の入口付近。庭園から来たアンジェは小さく声をあげた。  
「うわっ。ごめんな。」  
ぶつかった相手はチャーリー。土の曜日、約束を断られて  
会えないと思っていた相手に偶然に会い、アンジェは高鳴る胸を  
おさえ、名を呼んだ。  
「チャーリーさん!」  
言うや否や、口を押さえられる。  
「しーっ!アンジェ、ちょっとこっち来て。」  
口を塞がれたまま、腰に手を回され、連れて行かれる。正殿の  
入口近くにはお手洗いがある。チャーリーはアンジェを気遣い  
女性用に入った。アンジェは何事が起こっているのか理解できず、  
されるがままお手洗いに連れ込まれた。  
 
お手洗いは新しく、とても綺麗に磨いてあった。しかし  
男性、女性と一つずつの個室しかなく、中は意外に狭かった。  
遠くの方でオリヴィエの声が聞こえる。どうやらチャーリーを  
呼んでるらしい。  
「ごめんな。今日オリヴィエ様に呼ばれてたんやけど  
商品の注文か思たら、俺に化粧したいて言い出してな。  
逃げて来たんや。ちょっとの間我慢してな。」  
優しく耳元でささやくと軽く口づけた。  
「一週間ぶりやな。元気にしてたか?」  
そう言うと再び唇を重ねた。今度は深く。  
チャーリーはアンジェの腰に手を回したまま、きつく抱きしめ  
久しぶりの逢瀬を口づけで祝った。扉を背にしたアンジェは  
身動きを取ることが出来ずにチャーリーの唇に答えた。  
チャーリーの舌が舌に絡まる。あたたかな液が流れ込む。  
 
「ん…」  
制服の上から胸に触れられて思わず声をあげる。チャーリーの  
唇で塞がれた口から息が漏れる。アンジェは息苦しさと心地よさに  
目を閉じている。チャーリーはその様子を愛おしげに見つめながら、  
右の手で優しく撫で、揉む。服の上からの行為はアンジェを優しく  
刺激した。手に徐徐に力を込めていく。少しずつ強くなる  
刺激に自然と息があがり声が漏れる。  
「ん…んん……んふっ……」  
声を出せども、チャーリーが愛し続ける唇からはそれしか漏れなかった。  
さらにチャーリーは制服の上着の裾から左手を背中へ滑り込ませる。  
あたたかいチャーリーの手が背中に直接触れ、アンジェの鼓動が高鳴る。  
背骨にそって、腰から上へゆっくりと指でなぞる。ぞくりとした感覚が  
アンジェの背中に走る。びくりと身体を震わせる。  
「アンジェ、見つかるから声出したらあかんで。」  
唇を離したチャーリーはそういうとアンジェの首筋に舌で触れる。  
同時に上着の裾から右手も滑り込ませる。留め具を外された下着の隙間  
から手を潜り込ませる。両手で軽く胸を掴む。  
 
「んっ……」  
小さく声があがる。  
撫で回すようにして、もう一度今度は少しきつく掴む。  
「ふ…んん…うん…」  
顕著に出る反応にチャーリーは奥にわき上がる熱いものを感じた。  
自らの身体でアンジェを扉へ押しつけるようにし、激しく胸に触れる。  
揉み、撫で回し、掴む、そしてまた揉み上げる。激しく責められる  
感覚にアンジェは自らが濡れていくのを感じた。  
指の間に固く尖った先端を挟み、撫でる。先端を指で摘んでは離す。  
アンジェの肌が温度を上げていくのをチャーリーも手のひらで、  
そして密着した身体で感じた。  
「アンジェ、ここ持って。」  
チャーリーはアンジェの上着の裾を胸の上で掴ませた。下着は腕までずり落ち、  
めくり上げられた服の下から胸があらわになる。外気に触れた肌が  
アンジェを辱める。  
「チ…チャーリーさん…」  
名を呼んで目をそらした。返事はなく胸に唇が触れる。  
 
「あ…は…」  
胸先に触れるあたたかな温もりに声をあげる。かと思うと  
今度は太股に刺激を感じる。制服を腰のあたりまで持ち上げられ  
太股をまさぐられる。足の間にチャーリーの足が差し込まれ  
開かれる。あられもない姿の自分を恥じて、アンジェは  
目を閉じチャーリーの服を肩のあたりで掴んだ。  
チャーリーは持ち上げた制服を自らの身体とアンジェの身体で  
挟むと、両手をアンジェの後ろへ回した。腰から下着へ手をいれる。  
やわらかなアンジェの身体に自らが固くなる。そのまま足の方へ  
下着を下ろすとアンジェのそこから下着へ淫らな糸を引いた。  
「あ…チャーリーさん」  
しっとりと濡れた隙間に指をあてられ、アンジェは何かを確かめるように  
名前を呼んだ。指が敏感な部分に触れる。  
「あぁっ…ん」  
思わず大きな声が漏れ、慌てて口を閉じる。指先でつんと出っ張った部分を  
幾度も刺激される。触れるたびに身体が震え足から力が抜けそうになる。  
 
「かわいいな、アンジェ…」  
そう言ってチャーリーはその敏感な部分に爪を立てた。  
「は…あぁっ!や…!」  
激しい衝撃に声を抑えることが出来ない。続けざまに指が挿入される。  
「あぁん…や…や…あっ!」  
身体を仰け反らせ悶えるアンジェの口をチャーリーは口で塞いだ。  
ゆっくり出し入れする。アンジェが声を漏らす度そこが締まる。  
「う…んん…」  
アンジェは潤んだ目でチャーリーを見ようとしたが、刺激の前に  
頭がくらくらして焦点が合わない。出し入れされる指が時々  
奥を押し上げるのがわかる。ぬちゅ、卑猥な音とともに  
2本目の指が挿入される。  
 
「ん、は……」  
圧迫感に息がもれる。指を伸ばしたり曲げたりされたかと思うと  
引き抜かれ、また入れられる。内壁を押し上げるようにしたかと  
思うと前後に揺り動かされる。中で指を回されひときわ大きな  
快感が訪れる。チャーリーは震えるアンジェの中にもうひとつ  
指を入れた。  
「んっ……んぁっ!」  
唇と唇の隙間から声が漏れる。するりと指を抜き、今度は前から  
指を差し入れる。まず1本、そしてもう一本。  
チャーリーは手の甲を自らの膝で押し上げる様にして指を奥まで  
押し入れた。  
「んふ……ん、はあぁっ」  
ねじるようにこするようにばらばらに動かされる2本の指に  
快感が大きくなる。ぎゅっと締まるそこからチャーリーの  
指の感触がはっきりと伝わる。  
チャーリーは膝を上げ、さらに奥へ指を押し込んだ。  
指は入れたまま膝を上げ下げする。締まったり緩んだりする  
そこが熱さを増すのを感じ、アンジェの腰を左腕で掴むと  
一層激しく動いた。  
 
「あ…は…」  
のぼりゆく感覚に息が荒くなる。アンジェはチャーリーに  
しがみついた。チャーリーの手と膝で持ち上げられ宙に  
浮いた足に力が入る。  
「あ…ああぁ!!!」  
喉がなるような細く高い声を上げてアンジェは上り詰めた。  
指を抜くと滴がしたたり落ち、アンジェがびくり、と  
震えた。  
「アンジェリーク。大丈夫か?」  
息も荒く脱力するアンジェにチャーリーは声をかけた。  
やさしく髪を掻き上げ、スラックスのファスナーを  
おろした。  
「アンジェリーク」  
もう一度名を呼ぶと自らを未だ熱の冷めぬそこへ挿入した。  
充分に濡れているそこはあたたかく、滴が足へと伝う。  
余韻の残るアンジェのそこはひくひくと何度も締まる。  
アンジェの快感の冷めやらぬうちにチャーリーは  
そこを刺激した。  
 
「は…あん…」  
上り詰めた後の刺激が激しく、動くたびびくり、と  
震える。何度も締まるそこにチャーリーが入って  
いるのが感じられる。少し冷たく感じるのは自分が  
熱いからだとわかる。優しく動くチャーリーを見る。  
「チャーリーさん…」  
潤んだ瞳、火照った頬、汗ばんだ額がチャーリーを  
刺激する。駅弁を持つようにして下から上へ  
動かしていたものを、今度はアンジェを扉に押しつけ  
膝を持ち上げ横へ突くようにする。  
「あっ…あ…あぁっ」  
扉とチャーリーに挟まれ何度も突き上げられるアンジェ。  
愛し合う液がこぼれ落ち、さらに卑猥な音を立てる。  
アンジェの切ない声がチャーリーを更に駆り立てる。  
両手でアンジェの胸に手をやり、壁に押さえつけながら  
軽く揉む。  
「は…や…あっ」  
声があがり、そこが締まる。繋がるそこから快感を受け  
今度は強く揉む。  
 
「んんっ!…や、あ!」  
よがる声、そしてぎゅっとしまるそこにチャーリーは  
欲望を抑えられず激しく動いた。こすれるそこが熱く  
なり、高まる。  
「あぁ…ああぁ!」  
知らずアンジェの声は大きくなる。チャーリーに手で  
口を塞がれる。犯されているかのような錯覚に  
アンジェは尚更身悶えした。潤む目から快感に  
涙がこぼれる。  
「んんっ…ん…ふ…」  
声があがるたびそこが締まりチャーリーを刺激する。  
頬を伝う涙、押さえ込まれたアンジェの姿に征服欲を  
刺激されたチャーリーはアンジェに口を開かせた。  
 
「ん…は…はぁ」  
熱く息の漏れるそこへ指を入れる。指で口の中を  
犯す。アンジェがそっと指を吸う。身体の快感と  
心の快感にチャーリーのものが大きくなる。  
「あっ…やっ…!」  
中から押し広げられる感覚に震え、身をしならせる。  
きつく締まり吸い出されるような快感に数回アンジェを  
突き上げる。愛しい人の唇を唇で塞ぎながらもっと奥まで  
責め立て、滾るものを放った。  
ゆるやかな疲労とあたたかな鼓動が二人を包んだ。  
 
 
 
 
隣の男性用個室では出るに出られないエルンストが  
いたとかいなかったとか…。  

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