相手のパンチをギリギリでかわし後方へ一回転、その反動でカウンターを叩き込む。  
『 きまったぁ〜〜〜 ローリング・サンダー 』  
 アナウンスの声が技の名前と、エンジェル“ヒカル”・デウス“鈴原 みさき”の勝利を宣言する。  
そのコールが合図だったかのように会場が大歓声に包まれた。  
「 やったね! みさ吉!! 」  
 その女の子もファンなのか大きな声で祝福するが、目立ちすぎたと思ったのかあわてて辺りを見回す。  
サングラスに黒帽子、長く綺麗な髪をツインテールにし、とどめはフリルいっぱいのピンクハウス、黙ってても充分目立つ。  
「 岬ちゃん 勝ってよかったですね…瀬戸さん♪ 」  
 いつの間にか、いまをときめくアイドル“瀬戸 林子”の隣には、こちらもアイドルでやっていけそうな  
人呼んでレイアーの貴公子“三原 王二郎”が笑顔で立っていた。  
「 三原 王二郎!? 」  
 知らない中ではないが、レイアー会場では自分よりよほどアイドルだ。思わず大きな声が出る。  
「 偶然ですね 」  
 王二郎の方は、本物のアイドルを前にしても、あいかわらずそういった事に関心が無いらしく、いたって  
普通だ。  
「 なになに、どうしたの? 偵察? 」  
 林子の方も生来の気さくさも手伝って、フランクに話しかける。関東ブロックは激戦区なのだ。  
「 そんなところかな…… 」  
 レイアーを見ながら言うが、林子に目を向けると…  
「 瀬戸さん よかったら…これから食事でもどうですか 」  
 さきほどまでの真剣な眼差しは、このセリフを言うためだったんだろうか?  
そう考えるとなかなか可愛げがある。……愛い奴め   
 
「 うむうむ やっと有るものを使う気になったか 」  
「 うん? 」  
 王二郎は林子の言っている事がわからず首を捻る。  
「 せっかくいい顔してるんだから、ナンパの一つや二つしなきゃね! うんうん!! 」  
「 それで… 瀬戸さんはナンパされてくれるの? 」  
 にっこり微笑む王二郎。その笑顔に一瞬“クラリッ”ときた。…ヤバイ、ヤバイ…  
内心の動揺を隠しつつ。  
「 ま、最初が肝心て言うしね されてやろう!! 」  
「 ありがとうございます♪ 」  
 またまた、にっこり微笑む。その笑顔から逃げるように目を逸らす。  
「 で? ど、どこにいくの? 」  
「 高校生のサイフじゃあ、たいしたとこいけないけど、いい 」  
「 わかってるて いこ! 」  
 王二郎の背中を押すようにして会場をあとにした。  
 
 
 結局、二人が入ったのはファミレスだった。林子が王二郎に気をつかったのだ。  
「 でもびっくりしたよねぇ 三原 王二郎からナンパされるとは 」  
「 瀬戸さん そろそろフルネームで呼ぶのはやめてよ 」  
「 あ、ごめんごめん それじゃあ王二郎君もわたしの事、林子て呼んでね 」  
「 わかりました 林子さん 」  
 たったこれだけの会話で、ずいぶん打ち解けた。林子は気さくだし、王二郎は八方美人だ。  
「 でもさ、急にイメチェンしてどうしたの? そういうキャラじゃないじゃん 」  
「 ちょっと……失恋してね 」  
 “失恋” 王二郎には悪いが恋愛するんだ。ずいぶん失礼な事を林子は思った。正直、林子もパニッくてる。  
「 片思いが長かったから気づかなかったけど、まわりを見たら素敵な女性がイッパイいて… 」  
「 それでナンパ 」  
 イッパイというところが多少引っかかるが…  
「 林子さんはキスとかしたことある? 」  
「 へ? 」  
「 恋愛経験、豊富そうだから 」  
「 も、もちろんあるとも 」  
 キスという言葉が耳に入っただけで、林檎のように顔が赤くなる。  
「 最初の相手になってくれます… 」  
「 へ? 」  
「 だめかなぁ… 」  
 林子の瞳を覗き込み、王二郎が甘えたような声を出す。  
“いいかなぁ”という気持ちと“いかん、いかん”という気持ちが責めぎ合う。  
「 い、いやこんなところじゃ 週刊誌とかに載っちゃうし 」  
「 じゃあ 林子さんの部屋にいこ 」  
「 え!? で、でも…… 」  
「 いこ 」  
 にっこり微笑む。その笑顔を見て……“こっくん”林子は頷いていた。  
 
 
 ドアの前で鍵を手にし、“ごくっ”唾を飲み込む。ネームプレートには“瀬戸 林子”とある。  
林子の後ろではドアを開けるのを、にこにこ顔で王二郎が待っていた。  
「 ふぅ〜〜 」  
 息を吐き、観念したようにドアを開ける。  
「 どう… 」  
 開けた瞬間 いきなり後ろから抱きつかれ、唇を奪われた。  
「 ン……む……ん―…… 」  
 口の中に舌が差し込まれると、電源を落としたように林子の身体からチカラが抜ける。  
  ……キスて、こんなにいいんだ……  
 林子は思わず自分から求めるように抱きついてしまった。  
王二郎は唇を離すと、そのまま髪、耳、首筋へと舌をはわす。妙に慣れてるような気がしたが、初めての林子にそんなことを考える余裕はなかった。  
「 我慢できなくなっちゃった♪ 」  
 長くて綺麗な指が、林子の頬をゆっくりと撫でるように這うと背中を“ゾクゾク”としたものが走る。  
「 林子さん、すごくエッチな顔するから、俺のもこんなになっちゃったよ♪ 」  
 そう言って林子の手を取ると、自分の股間に導く。  
「 あ!? 」  
 王二郎の股間は、ズボンの布地を突き破りそうなほど膨らんでいた。その熱さと硬さに林子は驚いたが手を振り払おうとはしない。  
「 もっと触って、俺も触るから… 」  
「 そんなこと… 」  
 抗議の言葉が終わらぬうちに、王二郎の左手が林子の乳房をつかんだ。  
「 あンッ 」  
 指先がふれた瞬間、林子はくすぐったそうな、でも明らかに快感の吐息をもらしてしまう。  
王二郎は薄く笑うと、優しいタッチで乳房にふれてくる。その少し物足りない、触るというよりなぞるようなふれかたに、胸を押し付けるように身体を密着させる。  
いつのまにか腰に回されていた王二郎の右手はお尻を撫でさすり、林子は悩ましげに腰を揺らしていた。  
 
  ……もっと…もっと強く触って欲しい……  
「 もっと強くしたほうがいい? 」  
 耳に息を吹きかけられるように囁かれると、身体は勝手に顎を引いていた。  
「 直接触ってもいい? 」  
 なんでもいいから早く触って欲しい。その一心で即座に頷く。いまは触ってもらうことしか考えられない。  
ブラウスのボタンが外され、王二郎の指が滑り込むのを、期待と不安のない交ぜになった視線で追う。  
“ふにゅん”王二郎の手の平の下で、形のいいふくらみがつぶれた。  
ブラジャーを押し上げ先端を引っかくと、林子は切なく震え、甘い吐息を洩らす。  
「 んッ……ん……んふッ…… 」  
 そうやって、胸のほうに気を取られているあいだに、いつに間にか林子のお尻を撫でていた王二郎の右手が、すべらかな内腿をゆっくりと這いのぼり、ショートパンツの脇から林子の股間にふれてくる。  
「 ちょ、そこはタンマ… 」  
 さすがにあわてた林子が右手を握り阻止しようとするが、  
「 はひッ 」  
 不意にひねられた乳首の刺激に、思わず甲高い声がでてしまう。  
「 エンジェリックレイヤーをやってる子はやっぱり敏感だね…他の子も楽しみ♪ 」  
 小さく呟くと王二郎はショートパンツを、その下に着けているショーツと一緒にずりおろした。  
林子の恥毛は薄く、可愛いほころびはすでに熱く潤み、透明な蜜で太股を濡らしていた。  
それを見て、王二郎は微笑むと腰を屈めて顔を近づける。“チラリ”と上目遣いに林子を見ると、ゆっくりと舌を秘裂に伸ばす。  
 
「 んあッ 」  
 王二郎の舌が秘裂を“ペロリ”と舐め上げると、林子は身体を仰け反らせ、無防備に白い首筋をさらした。  
舌で舐め上げるたびに林子は大きく腰を振り、切なさに耐えるように王二郎の髪をかきむしる。  
「 うぁッ……んぅッ……ああッ…… 」   
 舌はぬらつく秘裂を浅くかき回しながら、包皮を被り外にでるのを怖がっている突起にしゃぶりついた。  
「 あはッ……んンッ…んあッ…… 」  
 真珠をねぶると、鮎のようにはねる白い肢体を押さえつけ、王二郎は飽きることなくなめしゃぶる。  
その熱心だが決して強引ではない愛撫が、身構えていた処女の肉体を徐々にとろけさせてゆく。  
「 んんっ…あッ……はぁあッ…… 」  
 そして、それは唐突にやってきた。林子の身体が“ビクンッ”と震える。林子は一切の動作をやめると、  
壁にもたれるようにして“ズルズル”と崩れ落ちてゆく。軽くイッてしまったようだ。  
  ……自分の手じゃないとこんなに、すごい……いいんだ………  
 白いもやのかかる頭でそんなことを考える林子を“ジィ〜〜ィ”チャックを下ろす音が引き戻す。  
赤黒く膨張したペニスが逞しくそそり立ち、ヒクヒクと蠢きまるで威嚇しているようだ。  
林子もボカシは入っているがビデオで一応男性器を見た事はある。亀の頭に似てるとは聞いていたので  
おおよその形は想像していたが、聞くのと見るのとでは大違いだ。  
王二郎の優しげな顔と凶悪なモノとのギャップもありすぎて、一瞬思考が停止する。  
「 こんどは林子さんの番だよ… 」  
 王二郎はしゃがみ込んだ林子の口元に当然のように凶悪なモノを突き出してきた。  
巨大な亀頭は、テラテラと鈍い光を放ち、黒々と口を開ける鈴口からは、先走りの液があふれている。  
「 林子さんの所為でこうなったんだよ♪ 」  
 そう言って頬をゆっくりと撫でる指は、やがて少し開いた林子の口唇にたどりつく。  
 
「 んん……んぁ…… 」  
 決して無理やりにという感じではなく、王二郎の指が林子の口唇を割って中に侵入を果たした。  
林子の唾液に濡れる王二郎の指は今までよりも更に動きがゆっくりとなり、オズオズと絡めてくる舌と戯れる。  
いつしか、その行為に夢中になっていた林子は口唇から指が引き抜かれると、“ちゅぽッ”と可愛い音がした。  
「 あン…… 」  
 林子の口唇から、王二郎の指を追うように下が伸びる。  
「 こんどは、こっちをしゃぶってくれますか 」  
 熱く欲情しているモノが、林子の眼前に突き出された。  
“ゴクッ”唾を飲み込むと、林子は微かなためらいと共に王二郎の股間に口唇を近づける。  
「 ん… 」  
 目を閉じた林子は、亀頭にそっとキスをしてきた。いったん口を離すと、唇との間に粘液の糸が張るのが  
見える。  
「 んん… 」  
 味を確認するように眉間にシワを寄せていたが、思ったほどマズくなかったのか、小さな口を一杯に開けて、王二郎のモノを呑み込んだ。  
温かく濡れた口内の粘膜が、亀頭を包み込む。  
林子の頬には、亀頭の形が浮き出ている。亀頭を含んだだけで、林子の口内は完全に制圧されてしまった。  
それでも必死に根元まで含もうとする。“アイドル瀬戸 林子のご奉仕”ファンなら見ただけで射精ものだ。  
「 んッ、んンッ、んッ… 」  
 なんとか根元まで口に含んだ林子は、ゆっくりと顔を前後させ始める。  
じゅぷじゅぷと卑猥な粘着音がたち、口元からあふれた唾液が顎を伝って、喉元まで垂れてきた。  
林子は口の周りを唾液まみれにしながら、それでも懸命に奉仕してくる。  
そんな林子を無邪気な笑顔で見下ろすと、“ブルッ”と腰を震わせいきなり放った。  
 
「 うッ!?…ごほ……はッ…… 」  
 驚愕で目を見開いた林子の口に、濃厚な白濁液がぶちまけられる。あわてて吐き出そうとするが、  
頭はガッチリと王二郎に抑えられて逃げる事もできない。息苦しさに白濁液を飲み込むしかなかった。  
王二郎は白い喉が“コクッ”と動くたびに林子の頭を撫でる。その様はペットの子犬を撫でる主人の目だった。  
「 よくできました… 」  
 林子の小さな口から、まるで手品のように長大なペニスが吐き出される。唾液と白濁液にまみれたソレは  
テラテラと濡れ光り、吐き出したばかりなのに萎える気配も見せずいっそうイヤラしさを増していた。  
「 もっと欲しいですか♪ 」  
 物欲しそうにペニスを見つめていた林子に、王二郎はからかうように聞いてくる。弄ばれているのは  
わかってはいたが、お腹の奥から湧き上がる切なさには耐えきれず、林子は羞恥に震えながら頷いた。  
「 じゃあ… 後ろを向いて、お尻を上げてください 」  
 王二郎も興奮しているのか、声は心なし上ずっている。林子は王二郎に背を向けると、オジギのように頭を下げ“ギュッ”と目をつぶると震えるお尻をゆっくりと上げていく。  
腰の高さまで上がってきたお尻を王二郎は愛でるように撫でまわすと、ペニスの先端をあてがい一気に体重をかけ、腰を沈めた。  
「 かはぁッ! 」  
 粘液質の音とともに、複雑に入り組んだ柔らかな肉壁が巻き込まれていく。中は熱くヌメり、奥へ奥へと  
誘うように締めつけてくる。  
「 …んぐッ……いッ… 」  
 頬を流れる涙は歓喜の為ではなく痛みの為だ。処女喪失の痛みは、林子の想像より遥かに痛い。  
唇を噛み締めて耐えることしかできない。  
 
「 もっとチカラ抜いて、大丈夫みんな気持ちよくしてきたから♪ 」  
 王二郎は涙で濡れた頬をなでて耳元で囁くと緩やかに律動を始める。  
「 うッ…うッ…んあッ…あッ…はぁんッ…… 」   
 根気よくほぐすと、最初は痛みしか訴えてこなかった林子の口唇から徐々に艶のある声が漏れ出してきた。  
「 気持ちいくなってきました? 」  
「 あッ、あッ、ああッ…… 」  
 腰から送られてくる快楽パルスに、なにも考えられない。痛みと熱さが同時に襲いただ翻弄される。  
林子の返事をあきらめた王二郎は、剥き出しになった胸を両手で揉みしだき、不意にきつくつまんだ。  
「 ひんッ 」  
「 聞かれたらちゃんと答えないと、…これはオシオキだね 」  
 その声を合図に、根元まで叩きつけるように腰の動きが激しくなる。  
 …じゅむッ……じゅむッ……じゅむッ……  
「 はひッ……ひッ……あ、ンぁッ…… 」  
 後ろから襲ってくる快感に堪えきれず、林子はヒジを折り顔を床に擦りつけた。  
王二郎は新しいオモチャを与えられた子供のように飽くことなく、ペニスを胎内の奥深くまで届かせてくる。  
「 あッ…ひッ……んぁッ…… 」  
  林子はいつの間にか、テレビの前では決してする事のない淫らな顔で腰を振っていた。  
容赦なく王二郎に秘部を突かれ、だんだん頭の中が白いもやに犯されていく。  
「 林子さん、このままイクよ… 」  
 そしてひときわ強く“ズンッ”と膣奥を突かれた時、林子は頭の中が真っ白になるのを感じた。  
「 はひッ…はひッ……ふぁあッ! 」  
 最奥にほとばしりを感じながら、林子は白い奔流に飲み込まれた。  
 

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