・・・
「ハァハァ・・・じゅ・純一・・・もっと♪」
「ハァハァ・・・つ・詞・・・今日は・・・いつになく・・・積極的
・・・僕の・・・身体が・・・持たない・・・」
詞の自宅。灯りを消した、広い詞の部屋。部屋の中央に置かれた
テーブルには、『○○大学合格通知兼入学の手引き』が2通置かれて
いる。勿論その封筒の名前の欄には、『橘純一』と『絢辻詞』の
名前が記されている。
1月のセンター試験、純一は皆が驚く高得点を叩き出し、詞は純一と
一緒に第一志望の難関私立大学に出願した。無論センター試験利用の
入試は余り考えていなかったのだが、詞の考えでセンター試験の利用の
入試を選択した。無論一般入試も当然受験するつもりで、詞は恋人の
純一と共に、最後の追い込みに入っていた。
「純一、しっかり勉強しないと、本番の試験では、何が起こるか
解らないわ!この前のセンター試験はたまたま運が良かっただけよ!
しっかり勉強しなくちゃ!」
「解ってるよ、絢辻さん!僕だって、絢辻さんと同じ大学に入って
また一緒に過ごしたいんだ!」
流石にこの頃になると、純一も本気を出して、参考書に向かって
いた。
『フフッ♪頼もしいわ、純一♪』
詞は、真剣な表情の純一の横顔を見て、笑みを浮かべる。
「さぁ、私もガンバらなくちゃ!」
詞の部屋からは、ペンを走らせる音しかしなかった・・・
そして二人に届いた報せ・・・
二人とも、『合格』であった。
「やった!合格した!ホントに絢辻さんと同じ大学に行けるんだ!」
他の大学の受験を終えて帰宅すると、例の合格関連の書類が届いて
いて、純一は嬉しさを爆発させていた。
「純一、おめでとう!良く頑張ったね!」
仕事に出掛けていた両親に電話をいれると、両親は純一の労を労い、
優しい言葉を掛けてくれた。
本来ならば、夜は両親が純一の為に食事会を開いてくれる筈なのだが、
純一はそれを丁寧に断り、後日改めてお願いする事にした。両親も
特に何も言わなかった。
純一はそのまま私服に着替えると、ある場所へ向かって行った。
・・・
詞の自宅前。純一は少し緊張しながら呼び鈴を押す。
ピンポ〜ン!
・・・
・・・
・・・
ドアが開くと、目を潤ませた詞が出て来た。
「純一・・・」
「詞・・・」
詞は純一の手を握ると、そのまま自分の部屋に連れて行った。
詞の部屋に入ると、詞がいきなり純一を抱き締めて、ベッドの上に
押し倒し、純一の頭を撫でながら唇を貪る。
「純一・・・合格おめでとう!そしてありがとう!これで・・・
また、純一と一緒に居られる・・・嬉しい・・・」
詞の瞳からは暖かい涙の粒が溢れ、純一の頬を濡らす。純一はそんな
詞が愛しくて、詞の身体を抱き締めてる。
「僕・・・詞の為に頑張ったよ!僕だって詞と離れたくなかったし!」
純一は優しい笑顔で、詞に微笑む。
「純一・・・あたし・・・もうガマンしなくて良いのね♪」
詞はそういうと、自ら着ていた服を脱いで、白く綺麗な裸体を純一の
前にさらけ出す。そして純一の着ていた服を脱がして、純一の上に
身体を預ける。詞の秘密の花園は、既に甘い蜜で満たされていて、
何時でも純一を受け入れる準備が出来ていた。
「純一・・・あたし・・・ずっとガマン・・・してたの!ずっと・・・
純一に・・・抱かれたかったの♪」
詞は純一の分身に自分の花園の入り口を擦り付け、蜜で分身を濡ら
していく。そして純一のを握りしめると、秘密の花園に一気に入れ、
純一の身体に自らの身体を重ねる。
「純一!あぁぁん♪・・・き・気持ち良すぎて・・・イッちゃった♪」
詞は純一を受け入れ、少し腰を動かしただけで、最初のエクスタシーを
感じてしまった。
詞の身体は小刻みに痙攣し、詞は涎を垂らしながら、満足そうな
微笑みを漏らしていた。
「詞・・・もっと気持ち良くしてあげる♪」
純一は下から詞の身体を抱き締めると、詞の乳首を優しく甘噛みし
たり、乳輪を舌で丹念に舐め回して、詞の乳房を刺激する。その
間にも純一の分身は、下から詞の秘密の花園に侵入を繰り返し、
詞の花園を刺激し続ける。
「あっ、あんっ♪純一・・・そんな・・・あんっ・・・んっ♪」
詞は身体を捩りながら、純一の愛撫を身体で受け止め、快感の海に
溺れていく・・・
今まで、『本当の自分』を隠し、『優等生』を演じて来た詞。
そんな詞の前に突如現れた、価値観のまるで違う、平凡な高校生・
純一。二人の出会いは最悪な物であった。でも二人で過ごした時間は、
二人の、特に詞の心に大きな変化をもたらし、そして二人はあの日
『恋人』になった。そして、『これからもずっと側に居たい』と
いう二人の強い心が、超難関大学に二人揃って合格と言う結果に
結び付いたのである。
・・・
「純一・・・今度は純一が好きにして♪」
詞は息を弾ませながら、ベッドの上に伏せ寝して、お尻を突き出し
ながら純一を誘惑する。
「つ・詞ぁぁぁぁ!」
純一は直ぐに詞の背後に覆い被さり、詞のお尻の割れ目から秘密の
花園に侵入し、ゆっくりと腰を動かし始める。
「あっ、純一!気持ち良い♪」
詞は受験の最終追い込みで、ホントに頑張った純一の為に、純一が
何回絶頂を迎えられる寝バックで、純一の労を労う。最終追い込みに
入ると、流石に純一も受験モードに切り替わり、受験勉強に集中して
いた。『そんなにガンバった純一の為に、悦んで貰うには、コレが
一番!』と、詞は純一が腰を振り乱して、自分のお尻の上に乗って
いる気配を感じ、嬉しくなって自らお尻を震わせながら純一のを
刺激し続ける。
「詞・・・今日の詞のお尻の感触、最高だよ♪もっと動かして良い?」
「純一、今日はあたしの事は気にしないで♪純一が気持ち良くなって♪」
「詞・・・気持ちは嬉しいけど・・・僕は詞に気持ち良くなって
貰いたい!こんな・・・冴えない男の恋人になってくれて、更に
勉強を教えてくれたおかげで、詞と同じ大学に合格出来たんだよ♪
僕は、絢辻さんのものになったんだから、絢辻さんとイきたいんだ!」
「もう、ちゃんと詞って読んで♪」
純一は詞の乳房を揉みしだきながらも、詞のお尻の割れ目にそって
詞の秘密の花園を刺激し続ける。
詞の瞳の輝きは益々妖しさを増し、本当の意味で、『一人の愛する
少年の為に身体と心を捧げる、淫らに身を悶える天使』の姿そのもの
であった・・・
・・・
「つ・詞・・・そろそろ・・・限界!」
「純一・・・私も・・・もう・・・」
二人の想いはもう融けてしまい、一つに交ざり合おうとしている。
「詞・・・愛してる!」
純一はこの言葉を発すると、渾身の一突きを詞のお尻から秘密の
花園めがけて突き刺した。
「あぁぁぁん、純一ぃぃぃぃ♪」
純一が初めて自分に掛けてくれた言葉。
「愛してる」
詞はこの言葉に激しく反応し、秘密の花園は純一の分身をギュッと
締め付け、純一は信じられない濃い愛を、大量に詞の花園に吐き
出して、詞の背中に持たれ掛かった。
「ハァハァ・・・純一・・・」
「・・・つ・詞・・・」
・・・
「純一・・・あたしまだまだ純一が欲しいの♪良いでしょ?」
「詞・・・詞が望むのなら、僕はずっと詞を抱くよ!」
詞は純一と寝バックで繋がったまま、最高の幸せを噛み締めて笑顔で
意識を失っていった・・・