クリスマスを迎えた25日の夜・・・  
純一はふと目を覚ます・・・  
「・・・ん・・・夜?いつの間にか、眠っていたんだ・・・」  
「・・・やっと起きたの?もう夜になったわ・・・」  
純一が目を開けると、そこには純一の身体を抱き、優しい眼差しを  
向ける詞の姿があった。  
「随分眠っていたのね。無理も無いわ・・・私も少し前に起きたから」  
二人は詞の部屋のベッドの中。お互いに産まれたままの姿。  
「もう、純一ったら♪あんなに激しいなんて!あなたってやっぱり  
変態なのね♪」  
「それはお互い様じゃない?詞もあんなに・・・」  
純一がそう言いかけた時、詞は純一の頬をギュッとつねる。  
「い・痛いよ!」  
「あなたが悪いんでしょう!女の子にあんなに激しくするんだから!」  
詞は頬を膨らませ、プイッと横を向く。  
「ご・ゴメン・・・」  
項垂れる純一を見て、詞は純一の唇にそっと唇を重ねる。  
「・・・んっ・・・」  
チュパチュパ・・・  
また唇を重ねて愛を確かめ合う二人。  
暖房が切れた部屋の中は冷え込んでいたが、二人の入っている布団  
の中は、火傷しそうな位熱を帯びていた・・・  
 
・・・  
 
・・・話は、前日のクリスマスイブの夜まで遡る。  
最終学年を迎えた純一と詞は、受験生という事もあり、一生徒と  
して創設祭を過ごすつもりであった。しかし、『クリスマスは皆を幸せに  
したい』という詞の強い希望もあり、詞は創設祭の実行委員に立候補  
した。もちろん純一もまた、実行委員に立候補して、詞を影から  
支えた。実行委員の主力は2年生が中心となっていたが、今までの  
経験から、実質的には詞が指揮を取り、委員を取りまとめていた。  
そして今年も、輝日東高校の伝統行事である創設祭は、成功の内に  
幕を閉じた。  
 
・・・  
 
すっかり人の居なくなったクリスマスツリーの下。純一と詞は肩を寄せ合い、  
ツリーを眺める。  
「あれから1年経ったのね・・・」  
「そうだね・・・」  
1年前のクリスマスイブ。詞は、純一に“本当の気持ち”を告白して、  
二人は恋人となった。その過程は今更語るまでも無い・・・  
「詞・・・僕は詞と釣り合っているのかな?成績優秀で皆の憧れの  
的。そんな詞と平凡な僕・・・」  
「何を言ってるの、純一?あたしが好きなのは純一、あなたなの!  
心に穴の空いたあたしを、あなたは全て受け止めてくれた・・・  
最初はあなたの事を、唯のお人好しの変人としか思っていなかった。  
でも、あなたは私の全てを知ってもなお、あたしを支えてくれた。  
今では、あたしは・・・あなた無しではいられないの・・・」  
顔を赤らめてうつ向く詞。  
「詞・・・」  
「純一・・・」  
二人は抱き合い、唇を重ねる。  
 
 
詞は純一を自宅に招待して、ささやかなイブの夜を過ごす。  
「今日は勉強しないの?」  
「折角のクリスマスだもの。今日位は・・・ね♪それとも、わたしに  
シゴカれたいの?」  
「いや・・・今日は勘弁して・・・」  
「ウフフッ♪」  
ここのところ、純一は詞と一緒に受験勉強に励んでいた。詞と同じ、  
超難関大学に合格する為に、必死だった。詞も“裏モード”全開で、  
純一をビシビシシゴイていた。  
でも、今日はクリスマスイブ。今日位は、恋人らしい事をしたい・・・  
詞の『女の子』としての、ささやかな願いだった・・・  
「純一、メリークリスマス!」  
「詞、メリークリスマス!」  
詞の手料理と小さなケーキ。二人の間に、小さな幸せの時間が流れて  
行く。詞の家族は皆留守。でなければ、純一を自宅に呼んだりしない。  
純一も、詞にあえて家族の話をしない。今は二人が寄り添えれば、  
それで満足なのだ。  
 
・・・  
 
「詞・・・綺麗だ・・・」  
「もう・・・恥ずかしいんだから・・・」  
いつの間にか二人は服を脱ぎ、ベッドの中で抱き合う。二人が恋人に  
なってからひとつになるまで、随分時間が掛かった。だが、一度  
肌を重ねたら、二人の想いは止まらくなり、愛を重ね合った。  
詞は激しく純一を求めてしまう自分に驚きながらも、自分の心が  
押さえられない。それは純一も同じ事。もう二人を引き裂く事など、  
神様でも無理な事なのだ。  
 
・・・  
 
「じゅ、純一!もっと吸って♪」純一はベッドの上で、詞の柔らかな乳房を揉み、乳首をチュパチュパと  
音を立てて吸いながら、詞の心を満たしていく。  
「あっ、そう・・・純一・・・」  
詞は指を噛み、身体を捩る。純一の舌先は乳首から乳房・領を辿り、  
今は詞の秘密の花園へと進んで行く。  
「詞・・・もうこんなに・・・詞も溜まっていたんだ♪」  
「もう、バカッ♪」  
詞の花園からは、甘い蜜が溢れ出し、その度にシーツを濡らす。純一は  
その蜜を吸いに来た動物の様に、詞の花園を舐め回す。  
「あんっ、純一♪」  
詞は指を噛み、更に悶える。  
「今度はあたしが・・・」  
詞は身体を起こすと、純一の垂直になった分身を握り締め、舌て  
チロチロと舐め始める。  
「詞・・・今日は積極的だね!」  
「フフッ、いつも純一ばかり・・・たまにはあたしが可愛がってあげ  
ないと♪」  
詞の目は妖しく輝き、いつもの優等生の姿は影を潜め、淫らな女の  
本性を露にする。ここでも“裏モード”が炸裂する。いきなり純一のを  
くわえ込むと、激しく舌を動かして、純一を一気に天国へと誘う。  
「詞、激しいよ!そんなにしたら・・・」  
詞は悶える純一の姿に興奮して、更に舌を動かす。  
「つ・詞・・・」  
そろそろ純一が限界に達しようとした時、詞は純一から離れ、ベッドの  
上に伏せ寝して、形の良いお尻を高く突き出しながら、潤んだ瞳で  
純一を誘惑する。  
「純一・・・来て♪」  
 
純一は詞の淫媚なお尻を見たとたん、胸の高まりを抑えられなくなり、  
詞のお尻の上に乗り、自分の分身をお尻の割れ目に当てがい、秘密の  
花園の一番奥に入って行き、そのまま詞の背後から自分の身体を  
重ねる。純一の大好きな、超密着寝バックである。  
そのまま詞の乳房を揉みしだきながら、純一はゆっくりと腰を動かし  
始める。  
「純一・・・気持ち良いよ♪あたしオカシクなっちゃう♪」  
「つ・詞・・・早く動かすとイッちゃいそうだ・・・もっと詞のお尻の  
柔らかさを感じたい!」  
純一は直ぐに果ててしまわぬ様に、詞の乳房を揉みしだきながら、  
じっくりと腰を前後に動かす。  
純一のが自分のお尻から秘密の花園へと前後に動く度に、詞は身体を  
捩り、枕を掴んで純一の快感に身を委ねる。普通の恋人ならは、  
愛を確かめ合う時は正常位なのだろうが、詞も純一もこの寝バックと  
いう体位がお気に入りなのだ。とにかく純一は詞のお尻の柔らかさに  
興奮して、何度も絶頂を迎える事が出来るから。そして詞もまた、  
純一が興奮している姿がはっきりと解る、この寝バックがとても気に  
入っている。  
もちろん、正常位や騎乗位もそれぞれ違った良さがある。  
でも詞は、純一に首筋を舐められ、乳房を揉まれ、乳首を摘ままれ  
ながらされる寝バックが、一番好きなのだから・・・  
 
・・・  
 
そろそろ純一も限界が来た様だ。純一の腰の動きが早くなり、  
息も乱れて来る。  
「つ・詞・・・そろそろ、限界!」  
「良いよ、純一・・・いつでも、好きな時に・・・」  
純一は今までの腰の動きを早め、詞を天国へと誘う。  
詞もまた、純一を天国へと誘う為に、お尻にキュッと力を入れて、  
純一を快楽の海へと沈めて行く。  
「つ・・・詞・・・もう・・・」  
「純一・・・私も・・・限界!」  
純一が渾身の一突きを、詞のお尻から秘密の花園へと貫く。  
「あぁぁぁぁぁぁぁぁん、純一♪」  
純一は、詞の秘密の花園とお尻の締め付けに耐えられず、持てる  
愛情の全てを、詞のお尻を沿って繋がっている分身から、詞の秘密の  
花園の一番奥に吐き出した・・・  
 
・・・  
 
 
・・・  
 
そして話は、25日クリスマスの夜に繋がって行く・・・  
 
・・・  
 
「純一・・・ホントに凄かった・・・(照)」  
「つ・・・詞・・・流石に・・・疲れた・・・」  
結局、二人は25日の昼過ぎ迄、お互いの身体を求め合った。  
寝バックはもちろん、正常位・詞の好きな超密着騎乗位・・・  
数え上げたら、キリが無い・・・  
二人は結局昼過ぎまで身体を重ね合い。疲れ果てて眠ってしまった。  
 
・・・  
 
純一は何回詞の中に出したのかも解らない位、詞の身体を抱いた  
のである。  
 
・・・  
 
「純一・・・このまま純一と離れたくないの・・・」  
詞はまたしてもベッドの上に伏せ寝して、寝バックで純一に抱いて  
貰おうとしていた。  
「詞・・・良いの?」  
「早くぅぅ♪」  
純一は詞の願いを叶える為、詞のお尻の上に乗り、乳房を揉みながら、  
寝バックで詞の身体を抱き始めた・・・  
 
 

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