「ほらっ、ちゃんと勉強しないと!受験まで後少しなんだから!  
解ってるの、純一?」  
「絢辻さん、解ってるよ・・・でも、この問題かなり難しくて・・・」  
夕方の絢辻邸。詞は恋人の純一を連れて来て、来春受験する大学の  
いわゆる“赤本”を広げながら、一緒に勉強していた。  
「純一、一緒に私と同じ大学に行くんでしょ?だったらしっかり  
勉強しないと、絶対合格しないわよ!」  
「厳しいな〜絢辻さんは・・・トホホ」  
純一は机に突っ伏して、自分の学力の無さを嘆いた。  
「バカねぇ、あなたはやれば出来る子じゃないの?だって・・・」  
「だって・・・何?」  
「・・・」  
純一は、急に黙って赤くなった詞を見つめながら、詞の言葉を待って  
いた。  
「だって・・・私を・・・私の心を・・・」  
「どうしたの?」  
「もう、バカッ!」  
ドスッ!  
「痛いよ、絢辻さん!」  
急に恥ずかしくなった詞は、純一にグーパンチを浴びせた。  
「ほらっ、油売ってないで勉強しないと!」  
「厳しいな、絢辻さんは・・・」  
「何か言ったかしら?」  
「い、いえ・・・何でも・・・」  
 
こうして二人の受験勉強は、夜遅くまで続いた・・・  
 
・・・  
 
「ふぅ・・・やっと終わった・・・」  
純一が赤本の問題を解き終えて背伸びをすると、目の前から詞が  
居なくなっていた。  
「あれっ、絢辻さんどこ行ったんだろ?」  
「私はここよ!もう、いつまで待たせるつもりなの?」  
詞の声のするベッドの方に目を向けると、純一は驚きの余り声を  
失っていた。  
「もう、純一ったら!おかげでお尻が冷えちゃったんだから・・・」  
詞は履いていたスカートとぱんてぃを脱いで、下半身裸のままベッドの  
上に伏せ寝していたのだ。  
「純一がグズグズしているから、すっかり冷えちゃったじゃない!」  
「絢辻さん・・・どうしたの・・・」  
「もう、いくら受験とはいえ、勉強ばっかりだったら、あなたが  
ダレてしまうから。だからあなたに気合いを入れてあげようとした  
んじゃないの!」  
こんな事を言っているものの、ホントは詞が純一に寝バックで気持ち良く  
してもらいたかっただけなのである。  
「おんなじ大学に入学しないと、純一は私を忘れてしまうかも・・・  
純一・・・ほらっ、欲しく無いの?」  
詞はお尻をゆっくり振りながら、純一の瞳を見つめていた。  
 
 
・・・  
 
「つ、詞ぁぁぁぁぁ」  
純一はすぐに全裸になると、詞の上着を脱がせてお尻の上に乗り、  
お尻の割れ目に沿って自分の分身を詞の秘密の花園へ滑り込ませ、  
詞の柔らかそうな乳房を揉みしだきながら、ゆっくりと腰を動かす  
寝バックで、詞の身体を溶かしてゆく。  
「あっ、純一!そこ気持ち良い♪もっと動かして♪」  
「詞、どうしたの?詞が勉強中に誘ってくるなんて・・・」  
「だって・・・大学が違えば、あなたに逢う機会が無くなるじゃ  
ない!そうなれば、あなたは私の事なんか忘れてしまうって考えると  
切なくなって・・・」  
詞は純一の寝バックに喘ぎながらも、悲しそうに呟いた。  
「そんな事無いよ!僕が好きなのは、詞だよ!それに、詞にそんな  
思いはさせない!僕、勉強頑張って、絶対詞と同じ大学に合格して  
見せるから!」  
純一は詞の不安を打ち消す様に、詞の乳房を揉みしだきながら、  
更に腰を詞の尻肉にパンパンと打ち付けた。  
 
「純一・・・もっと頑張って!そして一緒の大学に行こうね♪その  
為なら、私何でも協力するから・・・」  
「詞・・・」  
二人はお互いの想いを感じ取り、更に激しく身体を求め合う・・・  
「じゅ・純一・・・もう私・・・」  
「詞・・・僕も・・・」  
「純一・・・ちゃんと中に・・・中に・・・」  
「詞・・・」  
純一の腰の動きはますます早くなり、詞の身体は熱を帯びて火傷  
しそうに熱くなる。  
「詞!」  
「純一!」  
ズン!  
「あぁぁぁぁぁん、純一ぃぃぃぃぃぃ♪」  
純一が渾身の一突きを詞のお尻に挿した時、詞のお尻は純一の分身を  
ギュッと締め付け、純一は詞の秘密の花園の一番奥に、愛を大量に  
注ぎ込んで、詞の身体に覆い被さった・・・  
「ハァハァ・・・」  
「ハァハァ・・・」  
純一は残りの愛を全て注ぎ込もうと、ゆっくりと腰を動かしながら、  
詞のお尻の感触を味わっていた。  
「純一・・・これからもっと頑張れる?」  
「詞・・・もっと頑張るよ!」  
「フフッ、宜しい!じゃあ、もっとシて良いからね♪」  
「えっ?」  
「何よ〜!まだ満足した訳じゃないんでしょ?」  
「それは詞の方じゃ?」  
「もう!」  
純一と詞は、寝バックで繋がったまま、幸せな余韻に浸りながら、  
回復を計り、再び愛し合おうとしていた・・・  
 
 

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