「橘君、今日暇?よかったら私の家に来ない?夏休みも終わるし、
たまには一緒に過ごしましょう♪」
夏休みの終盤、純一は詞から電話で呼び出され、詞の家に向かって
いた。
『珍しいな・・・絢辻さんから電話なんて・・・それも絢辻さんの
家に招待なんて・・・』
純一は少し考え込んでしまった。
別に詞の部屋を訪れた事が無かった訳ではない。これまでも数回、
詞の家に行った事はあった。殆どは、詞が純一に抱かれたくて、
半ば強制的に純一を部屋に連れ込んで、純一の身体を求めた事は
あった。しかし今回の様に、純一に電話を架けて呼び出す事など、
一度も無かったからである。
・・・
「絢辻さん、来たよ。」
「いらっしゃい、橘くん♪さぁ上がって♪」
純一はインターホンを鳴らした後、ドアを開けた。そして詞の姿を見て、
胸がドキドキしてしまった。
詞の身体にフィットした、淡いピンクのシャツ。そしてかなり短い、水色の
ミニスカート。それはとても詞に似合っていて、純一は素直に詞の事が
『可愛い♪』
と思えたのである。
「今日は、ご家族の方は?」
「誰も居ないわよ。居たら貴方を呼んだりしないもの。」
純一は不思議な事に、詞の両親に会った事が無い。今までの経緯
から、詞が自分の家族の事を余り良く思っていない事は、何となく
判っていた。
・・・
「ちょっと待ってて。今冷たい麦茶持ってくるから♪」
詞はリビングのソファーに純一を座らせると、台所に向かっていった。
この時純一は、ある“違和感”を感じていた・・・
『・・・そういえば、いつもならもっとキツい感じがするのに、今日は
学校にいる時の絢辻さんみたいだ・・・』
二人で居る時の詞は、所謂“裏モード”の筈なのに、今日に限っては
“表モード”で接している。その事が純一には、不思議でならなかった
のである。
「橘くん、お待たせ♪」
詞が台所から麦茶を持って来た。そして純一の前ににコップを置いて、
麦茶を勧めた。
「ありがとう。暑かったから、喉が渇いていたんだ。」
純一はコップを手に取ると、ゴクゴクと麦茶を飲んだ。
「そうだ、お菓子もださなきゃ♪」
詞は思い出した様に呟くと、ソファーから立ち上がり、また台所まで
お菓子を取りに行き、直ぐに戻って来た。
すると、純一の目の前で不意にポテトチップスの袋を落としてしまった。
「いけない!」
詞が袋を拾おうとしている姿を見ていた純一は、「ブーーーッ!」と、
麦茶を吹き出してしまった・・・
「あっ・あっ・絢辻さん?ど・ど・どうしたの?」
詞がポテトの袋を拾おうとして前屈みになった時、詞のお尻が丸見え
になったからである。
「あっ・絢辻さん?何でぱんてぃを履いていないの?」
純一は、かなり動揺していた。
「あら、純一を驚かせる為じゃない♪何よ、何時も私のお尻で
気持ち良くなってるクセに!」
詞は純一の反応を楽しむ様に、妖しく目を輝かせながら、いつもの
“裏モード”になっていた。
詞はテーブルに手を付いて、純一を誘う様にお尻をゆっくりと振った。
「ほらっ、純一♪どうしたの?欲しく無いの?」
詞の秘密の花園からは、甘い蜜がジットリと溢れていた・・・
「つっ・詞ぁぁぁー!」
純一は我慢出来なくなり、素早くズボンとトランクスを降ろすと、詞の
身体をテーブルに据え付け、詞のお尻を抱えて、そのまま立ちバックで
詞の身体を貪り始める。
「純一っ、あっ、気持ち良い♪」
詞は純一の分身を中に感じながら、身体を捩って悶え始める。
「詞・・・どうしたの?詞がこんな事するなんて・・・」
「多分貴方の変態気質が伝染ったのかも・・・もう、純一が悪い
のよ!」
「そんなの、言いがかりだよ!」
「もう・・・純一の変態!」
「そんな事言うんだ・・・なら!」
純一はシャツの中に手を入れて詞の乳房を鷲掴みにすると、物凄い
速さで腰を動かし、詞に刺激を与える。
「あぁ〜〜〜〜ん、純一!ちょっと刺激が強すぎ!」
詞は涎を垂らしながら、髪を振り乱して身体を捩る。
「何を言ってるの?今日は詞が誘ったクセに!じゃあ、もっと動かす
から!」
純一は腰の動きを更に加速させる。パンパンと詞の尻肉に純一の腰が
当たる音が、リビングの中にこだまする。
「つ・詞・・・そろそろ・・・」
「純一・・・早く・・・早く来て♪」
純一は詞に愛を伝える為に、腰の動きを加速させる。
「純一ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
詞が身体を捩ると、詞の秘密の花園が純一を締め付け、純一は濃い
愛の液体を大量に詞の中に吐き出した。
「ハァハァ・・・」
「ハァハァ・・・」
純一は詞の身体に覆い被さり、呼吸を整える様に身体を震わせる。
詞もまた身体を痙攣させ、最後の一滴まで純一の愛を絞り出そうと
していた。
「純一・・・どうだった?気持ち良かった?」
「詞・・・もしかして?」
「ふふっ♪夏休みが終われば、貴方とこんな事する機会が無くなる
じゃない?だから・・・」
詞は純一に悦んでもらおうとして、あえてこんなシチュエーションをセットした
のである。そこには、恋人の純一を満足させようとする、一人の
優しい少女の姿があった・・・
「純一・・・ベッドに・・・行こうよ♪」
「うん・・・」
純一はズボンとトランクスを手に取ると、詞と立ちバックで繋がったまま、
詞の部屋に向かった・・・
・・・
詞の部屋・・・
「純一・・・良いよ・・・」
詞はスカートを脱ぐとベッドの上に伏せ寝して、お尻を高く突き出して、
純一をまた誘惑する。
「詞・・・」
純一はゆっくりと詞のお尻の上に乗り、再度詞の中に入っていく。
「詞・・・いつもありがとう・・・僕の事を気に掛けてくれて・・・」
純一は詞を労る様に、ゆっくりとした動きの寝バックで、詞の花園を
刺激していく。
「純一・・・気持ち良い♪」
純一はさっき興奮し過ぎて、詞を壊すような暴力的な腰の動きを
してしまったので、今度はゆっくりと詞の花園をかき回していく。
「あぁっ、純一♪」
詞は目を瞑って、純一の感触を味わいながら、お尻を小刻みに震わせる。
「詞・・・どう?この位で良い?」
「凄い・・・さっきのも気持ち良かったけど、今のもとっても
気持ちイイ♪」
純一は詞の乳首を優しく摘まみながら、ゆっくりと小刻みに腰を
動かし、詞の身体を労る様に刺激していく。
二人共既に汗が身体から吹き出し、お互いに着ていたシャツは汗が
滲みだして、湿り気を帯びていた。
・・・
やがて純一は、下半身がモゾモゾして来たのを感じて、腰をゆっくりと
『の』の字を描く様に動かした。
「詞・・・また・・・」
「純一・・・良いよ・・・」
純一は詞の乳房をゆっくり揉みしだきながら、詞のお尻に腰を重ね、
「その時」を待った。
「純一・・・あぁ〜〜〜ん♪」
詞のお尻がギュッと純一のを締め付けると、純一はまた詞の中に、
クリーム色の愛を吐き出した。
「ハァハァ・・・」
「ハァハァ・・・」
詞は意識が朦朧としながらも、純一の愛を身体の中に感じて、笑みを
浮かべた・・・
「純一・・・今までで一番気持ち良かったかも・・・」
「詞・・・僕も・・・気持ち・・・良かった・・・」
詞のお尻はまだ小刻みに震えていて、純一の愛を絞り出そうとして
いる。
「純一・・・暫くこのままでいて・・・」
「誰か帰ってくるんじゃない?」
「大丈夫、今日は誰も帰って来ないから・・・」
「だから僕を誘ったの?」
「ウフフッ♪」
「純一、明後日から学校が始まるから、明日までこうしていましょう♪」
「えっ?」
「何よ〜、嫌なの?」
「そんな事・・・無いよ!」
「じゃあ決まりね♪」
純一と詞は、寝バックで繋がったまま、幸せな気分に浸っていた・・・