『ふたりのイチャイチャGW』
「・・・り・梨穂子・・・んっ!」
「じゅ・純一・・・えへへっ♪」
GWに突入し、街は郊外へ旅行する人達で、輝日東の街は閑散として
いる。しかし、桜井邸の梨穂子の部屋からは、甘いあま〜い雰囲気に
包まれていた・・・
数日前・・・
「純一、GWはどうしようか?」
「梨穂子は何処に行きたい?」
「あんまり遠くには、行きたく無いかな?人混みが・・・」
「梨穂子は人混みが苦手だし、でも1日位は遊園地に行きたいなぁ〜!」
昼休みの輝日東高校の教室。既に恋人同士になった純一と梨穂子は、
恋人になって初めてのGWの過ごし方に付いて、あれこれと楽しく
話し合っていた。
「お二人さん、何話しているの?」
声を掛けて来たのは、純一の悪友、薫だった。
「よう薫、丁度良かったよ♪GWに二人で何処へ行こうか、迷って
いたんだ!何処か良い所無いかな?」
「・・・そっか・・・桜井さんと行くんだ・・・」
薫は純一と梨穂子が恋人同士になった事を、最近知ったばかりで
あった・・・
薫は最近まで、心を整理する事が出来なかった。薫も純一の事が
好きで、純一の隣に居たかったから・・・でも、最近になってやっと
純一と梨穂子の事を、心から祝福出来るようになった。
「そういえば今度輝日南に、新しいホテルが出来たの知ってる?」
「いや、初耳だけど。」
「そこのアフタヌーンティー、ケーキや軽食が食べ放題で、1500円なんだって!
純一、デートにぴったりじゃない?」
「ケーキバイキングか・・・」
薫と純一とのやり取りを聞いていた梨穂子は、目を輝かせていった。
「ケーキバイキング・・・純一!そこ行きたい!・・・莓ショート・モンブラン・
ミルフィーユ・・・」
梨穂子は、頭の中で大好きなケーキを想像する度に、顔がニヤけて
しまった。
「梨穂子、じゃあ休みに入ったら、直ぐに行こうか?」
「うんっ!・・・棚町さん、ありがとう!」
「いやいや・・・それじゃあね!」
昼休みの終わりのチャイムが鳴り、それぞれ教室に戻って行く・・・
梨穂子の心は、「ケーキバイキング」の事がループしていた。
デート当日、午後2時・・・
「梨穂子、付いたよ♪」
「スゴーい!あんなにケーキがたくさん♪それに飲み物も!」
「もっと人が多いかと思ったけど、座れそうだな。」
「純一〜!早く〜!」
梨穂子は純一のシャツの袖を引っ張り、店内へと入って行く。先に
お金を二人分支払うと、後は食べ放題の天国。しかも時間無制限。
梨穂子は朝食を控えてまで、このケーキバイキングを楽しみにしていた。
・・・
「梨穂子・・・そんなに食べたのか・・・」
「だって、美味しかったんだもん♪」
純一は、梨穂子の笑顔を見ながら、少しづつ食べていた。それに
対して、梨穂子は幸せそうに様々なケーキを食べ、紅茶もお代わりを
した。
「しかし・・・凄い・・・」
「もう、純一〜!」
そろそろ辺りは暗くなり、帰宅の時間になった。
・・・
「純一〜♪今日は楽しかったね〜♪美味しいケーキをたくさん食べて、
純一とたくさんお喋りして♪」
「そうだな!」
「・・・ねぇ、純一・・・これから私の家に来ない?」
「良いの?」
「今日から、お父さんとお母さん、温泉旅行に行って居ないんだよ」
「実は・・・家も・・・両親は旅行で、美也は中多さんとお泊まり
会をするって・・・」
二人はいつしか、顔を赤らめながら手を繋いでいた・・・
真夜中・・・
「・・・ハァハァ・・・梨穂子・・・」
「・・・純一・・・ハァハァ・・・」
梨穂子の部屋。既に二人の熱気で、部屋の温度はかなり上昇して
いる感じがした。
「梨穂子・・・んっ♪」
純一は、少し赤みを帯びた梨穂子の柔らかな乳房を優しく揉み、
ピンと垂直になった乳首を、チュパチュパと音を立てて吸い続けている。
「純一!あんっ♪」
梨穂子は愛しむ様に、純一の頭をそっと撫でている。
「純一・・・私・・・純一が欲しい・・・来て♪」
梨穂子は身体を起こすとベッドに伏せ寝して、純一の大好きなお尻を
見せながら、瞳を輝かせる。白くて大きくて柔らかそうな、梨穂子の
お尻。甘い蜜を湿らせながら、純一の愛を求めている。
純一は、梨穂子のお尻を見た途端、心の奥から興奮が沸き上がって
来るのを感じ、梨穂子のお尻の上に乗り、ゆっくりと梨穂子の愛の
花園へと侵入して、梨穂子のお尻の感触を味わい始める。
「り・梨穂子・・・気持ち良い・・・梨穂子はホントに柔らかくて、
良い匂いがして・・・梨穂子、好きだ!梨穂子は僕の・・・僕の
ものだ!」
純一はすっかり興奮してしまい、梨穂子の首筋にキスしながら、
大きくて柔らかい乳房を揉みしだき、お尻の感触を堪能する様に
ゆっくりと腰を動かす。
「純一・・・あっ!そこ、気持ち良いの♪」
梨穂子もまた、純一が優しく胸を揉んで刺激し、お尻の方から自分の
中に入って来て、お尻や中から時に激しく、時に優しく愛撫されて
いるのに、段々と身体が熱を帯びて、快感が沸々と沸き上がって
いくのを感じていた。
「梨穂子・・・もう少しだけ・・・」
純一は興奮を抑えられなくなって、梨穂子の乳房を揉みながらパンパンと
腰を梨穂子のお尻に打ち付ける。
純一の好きな寝バック。特に梨穂子のお尻は大きくて柔らかいので、
寝バックで快感を得やすいらしく、純一はいつも最後には、寝バックで
梨穂子の身体を堪能していた。
梨穂子もまた、後ろから抱かれ、純一が興奮してくれる寝バックを
気に入っていた。ホントは顔が見えないのが少し不満なのだが、
まだ淫らになった時の自分の顔を見られたくない、という想いが
強いので、寝バックは丁度良かったのである。それに、お尻から自分の
身体の中にダイレクトに伝わって来る純一の腰の振動が、いつも梨穂子を
天国にイカセるからである。
・・・
「純一・・・良い・・・もっと・・・もっと純一が欲しいよ!」
「梨穂子・・・好き!」
純一は更に腰の動きを複雑にして、大きく『あ』の字を描く様に、
腰をじっくり動かして、お互い快感を味わおうとする。
「じゅ・純一〜!あぁぁん♪気持ち良い♪そんなにしたら・・・」
「梨穂子・・・好き♪好き!好き!♪」
純一の腰の動きは益々速くなり、梨穂子の乳房を揉みしだきながら、
『その』時を迎えようとしていた。
梨穂子もまた、お尻を震わせながら純一を刺激し、愛を受け止め
ようとしていた。
「純一・・・私も・・・もう・・・純一・・・お願い!純一の・・・
全部欲しい!」
「梨穂子!」
ズン!
純一は渾身の一突きを、梨穂子のお尻に挿し、梨穂子の中にある
秘密の花園へ濃いクリーム色の愛情を大量に注ぎ込んで、梨穂子のお尻に
繋がったまま、背中に持たれ掛かった。
「梨穂子・・・ハァハァ・・・」
「純一・・・好き♪・・・気持ち良かった・・・」
梨穂子は身体を小刻みに震わせながら、繋がった純一から愛を更に
絞り出そうとしていた。
「私・・・純一がそばに居てくれるだけで・・・」
梨穂子は、純一の温もりを背中に感じながら、純一の全てを自分の
身体で受け止めた事が嬉しくて、満足気な笑顔を浮かべていた・・・