「はぁ・・・、絢辻さん」  
彼女とクリスマスを過ごして早数カ月  
僕はまた、開かずの教室でお宝本を片手に自慰に耽っていた  
お宝本の女の子を絢辻さんに見立て、まだ見ぬ彼女の裸体を想像し  
いきり立ったモノを擦り終える  
「ははっ、ここでこんなことをしている姿をみられたらどうなるかな?」  
やっぱり、呆れた表情で見下されながら「変態、変態」と悪態をつかれるのだろうか  
そういや、梅原と決意表明したあの日も、似たようなこと考えてたっけ?  
・・・彼女ができたのに何やってるんだろうな、僕は  
絢辻さんを知って、絢辻さんと付き合い、絢辻さんへの欲望は日々に募ってゆく  
強気な彼女に罵られたい。だが力で強引にねじ伏せるのもいい。  
しかし本当は臆病で寂しがり屋な絢辻さんを優しく抱きしめてもあげたい  
絢辻さんに玩ばれたい僕を弄って欲しい絢辻さんを滅茶苦茶にしたい欲望の赴くままに犯し尽くしたい絢辻さんを・・・  
しかし行動を起こす勇気がある訳でもなく・・・  
「はぁ・・・自分が情けない」  
こんな僕をどうして絢辻さんは好きになってくれたんだろう?  
成績・運動・器量。全てにおいてパーフェクト  
梅原によると二学期だけで軽く2桁以上の男を振り、  
二代目撃墜女王とも噂されていた天下無敵の絢辻詞  
あんなにかわいい子が僕の彼女になっただなんて、未だに信じられないよ  
もしかして、僕の妄想だったのかな?  
本当は、全部僕の勘違いで・・・  
「って、なにを馬鹿なことを考えてるんだ!」  
クリスマスまでの奇跡の1カ月半。そこに起こった数々の思い出。この1つ1つが嘘であるものか!  
僕たちの気持ちが本物であることは、あの雪夜を共に過ごして確信したじゃないか!  
自信を持て、純一!  
思えばあれ以降、これといった進展がないのは僕のせいなのかもしれない  
本当は、イヴの日だって・・・  
だとしたら、僕がやることは決まっている  
そろそろ、僕たちの関係を進めてもいい頃なんじゃないだろうか?  
もしかしたら  
〜〜〜〜〜〜(♪kiss 〜first〜)〜〜〜〜〜〜〜〜  
「あ、絢辻さん」  
「何?」  
「えっと、その・・・」  
「もう、言いたいことがあるならハッキリと!  
・・・しっかりしてよね」  
「じゃ、じゃあ」  
『あ、 絢 辻 さ ん と セ ッ ク ス し た い で す ! !』  
「・・・!!」  
「・・・ははっ」  
「・・・・・・・・・・・・・ぃぃ・・・わよ」  
「え?」  
「聞こえなかったの?いいわよって言ったの!  
何度も恥ずかしいこと言わせないで!」  
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  
な〜〜〜んてな!ははっ  
でも、いってみる価値はあるよな?  
そうさ!この熱い気持ち!昼間の教室はおろか、授業中にでも言ってみせる!  
そうだよ、今なら、きっと・・・  
うん、そうとなればリハーサルだ!ここなら誰も来ないしな!  
こほんっ  
「あ〜あ〜。あ、絢辻さん!」  
「何?」  
―――――――――――――――――――!?  
 
「はぁい」  
振り返れば彼女がいた・・・  
・・・ここ、秘密の教室だよね?  
時が凍るってこういうことをいうんだろうな  
「あ、絢辻さん?どうしてここに・・・」  
「さて、どうしてでしょう?」  
恐る恐る尋ねる僕にワザとらしく鍵をチラつかせ、こちらに寄ってくる  
「ね、橘君。あなた、時々休み時間に屋上へ行ってそのまま消えるでしょう?  
だから気になってつけてみたの。そしたら橘君、鍵の掛かった部屋に入っていくんだもの」  
「ははっ・・・」  
見られてたか・・・。いつも細心の注意を払っていたつもりだったが、さすがは絢辻さん  
「で、あたしにも内緒にするような部屋で一体何をしてるのかな〜って思って  
気になったからこの教室の鍵を職員室から拝借してきたのよ」  
ふぅ。いつかは見つかると思っていたが、  
よりによってお宝本を広げている時に見つかるとは・・・失敗したなぁ  
「それにしても。へぇ〜〜・・・橘君って、随分と勉強熱心なのね  
これだけ沢山の本をこんな所に隠れて読んでいたなんて・・・」  
「は、はは・・・」  
どう切り抜けよう  
「・・・変態」  
おっしゃる通りです  
「ふ〜ん、清純系爆乳美少女大特集ねぇ。どの娘もスタイルのいいわね〜  
あたしと違って胸の大きい子ばかりだし」  
「そ、そうだね」  
[あたし]と[胸]をやけに強調しますね  
「やっぱり橘君、胸の大きい子が好きなんだ」  
否定はしません  
「・・・あたしじゃ、欲情もしない・・・か」  
ん?何か言った?声が小さくて聞き取れなかったぞ  
そのまま暫く黙った後、絢辻さんはさらに距離を縮めてこう言った  
「これは少し、躾が必要かしら」  
にこりと笑って僕のクロスレンジに入る絢辻さん  
あ、なんか危険な感じがしてきたぞ  
「橘君。あたし、お願いがあるんだけど、優し〜〜い橘君は、勿論聞いてくれるわよね?」  
整った小顔をずいっと近づけ、眼前に迫る天使の微笑み  
これまた極上の笑顔。ははっ。  
 か ぁ 〜〜〜 い ぃ 〜〜〜 な ぁ 〜〜〜〜〜〜〜・・・  
こんな時になんだが僕はこの笑顔が大好きだ  
さらに今はスリリングな緊張感も合間ってゾクゾクと た ま ら な い  
これを普段も僕に向けてくれればいいのに  
ん?ひょっとして僕、この顔見たさに絢辻さんを困らせてる?  
そうか、ならば僕はMでも変態でもない。ちょっと安心  
「わたしの・・・」  
さて、今回は何をされるのやら。  
とはいえ、絢辻さんは発言が過激なだけで意外と甘い  
何だかんだで思い返せばいつも大した内容じゃないんだよね  
・・・・・・本気で怒らせない限りは  
「わたしの・・・」  
さぁ、覚悟はできてる。なんでも来い!  
「わたしの初めてを奪って!」  
「よし来た!  
って、えええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?!?!?」  
 
あ、絢辻さん?今、何を?  
思わず田中さんみたいになっちゃったよ?  
驚き戸惑う僕であったが、絢辻さんは構わず続ける  
「橘君、普段は梅原君といやらしい話ばかりしてるのに  
あたしにはキス以上のことは何もしてこないでしょう?  
その癖、こんな本ばかり集めて・・・」  
絢辻さんの表情は、何だか寂しそうで、悲しそうだ  
「あたしって、エッチな本以下なの?あなたの性的欲求の捌け口にはならない訳?」  
そんなことはない!僕はいつも絢辻さんのあらぬ姿を妄想していた!  
絢辻さんとあんなプレイやこんなプレイをしたいと、常日頃思っているんだ!  
「あたしは橘君のことを考えると、自分が抑えられないの!  
もっとあなたを近くで感じたいの!  
なのにどうして!?橘君は、わたしのこと・・・好きじゃないの?」  
僕にしがみつき、必死で訴える絢辻さんは今にも泣きそうだった  
絢辻さん・・・。絢辻さんもだったのか。それなのに僕は、なんて意気地なしなんだろう  
ごめんね、絢辻さん。・・・ごめん  
再び沈黙が続いた後、絢辻さんは何かを決め込んだ目つきをして、一括した  
「ズボンを下ろしなさい」  
「え?」  
「聞こえなかったの?ズボンを下ろしてっていったの、あたし」  
さ、さすがは絢辻さん。突然凄いことをさらっと言いだす  
「・・・ぉ、・・・・・・お○ん、ちん・・・  
くわえると・・・男の人って喜ぶんでしょ?  
小説からの知識だから・・・ぁ、エッチな小説じゃないわよ!  
そ、その・・・恋愛小説でね・・・えっと・・・軽く触れてた程度で・・・  
ちょ、ちょっとした描写を参考にするだけだから、上手くできるかわからないけど・・・」  
絢辻さん今、お○んちんって言った!どもってたけど確かに言った!  
「で、でも!絶対、橘君のこと気持ち良くしてあげるんだからっ!」  
カメさんが、僕のカメさんを?これは夢か幻か  
絢辻さんの生フェラ・・・  
ごくりっ  
そう考えた瞬間、僕のカメさんはたちまち巨大化し、グロテスクな魔物へと変貌する!  
「は、早くしなさいよ」  
「う、うん!」  
僕は一気にズボンとパンツを下ろし、凶暴なアダマンタイマイを曝け出した!  
「ひ!?きゃあぁ〜〜っ!」  
とたん、頬を朱に染め、目を覆う絢辻さん  
「大丈夫?」  
「うぅ〜〜〜・・・平気!」  
「ははっ、男の人の見るの、初めてなんだね」  
なかなか可愛い反応じゃないか。前から思ってたけど絢辻さん、結構乙女だよな  
・・・ぷっ、乙女。いや、間違ってはいないはず、うん  
「う、うるさいわね!みてなさい!  
そんな本なんてどうでもよくなるくらい、あなたを満足させてあげるんだから!」  
そういうと絢辻さんは僕のカメさんをそ〜〜〜っと握り、恐る恐る口を近づけた  
 
キリッとした表情で、気合いをいれた彼女であったが  
僕のイチモツをくわえる直前まで来て、絢辻さんは急に動きが止まった  
「・・・ぁ、ぁれ?ぉか・・・しい・・・な  
色々してあげたいって・・・お、思・・・って・・・たのに・・・」  
声はかすれ、息が上がり、体はぶるぶると震えている  
「・・・っ、・・・・・・ぅっ  
・・・・・・・・・・・・・だめっ!!  
・・・・・・はぁ・・・っ、・・・、はぁっ、はぁっ、はぁっ」  
激しく息を乱しだすと、彼女はそそまま両肩を抱くようにして怯えだし  
とうとうガクッと崩れ落ちた  
「あ、絢辻さん、大丈夫?」  
「ぅう・・・っ、平気!」  
全然平気じゃない。顔は真っ赤で目は涙でいっぱいだ  
「・・・ご、ごめんなさい!すぐ、すぐに気持ち良くしてあげるから!」  
強がってはいるものの、吐息は更に荒くなる。まるでフルマラソンでも走ったかのようだ  
「・・・・・・やだ。・・・やだよ  
・・・心臓が・・・破裂しそぅ・・・!  
こんな・・・つもりじゃ・・・。わたし・・・わ、わたし・・・  
ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい・・・・・・っ!」  
震える喉を振り絞り、絢辻さんは声にならないような声で必死に謝りだした  
――ああ、そういえば絢辻さん、恋愛には意外と純情でシャイな所もあったっけ  
ファーストキスは震えてた。見つめるだけで真っ赤になって逃げ出したこともあった  
それなのに絢辻さん、僕の為に・・・  
不甲斐ない僕の為に、こんなに頑張ってくれたんだ・・・  
女の子にここまでさせて、ここで何もできないようじゃ僕は彼氏の資格なんかない!  
「絢辻さん!」  
僕は彼女の身体を優しく抱き寄せた  
ゆっくりと、かつて母が僕をあやしてくれた時のように  
頭を撫で、丁寧に、丁寧にさする  
「あぁ・・・」  
絢辻さんの口から安堵の息が漏れる。それを確認した僕は顎を持ち上げ、今度は唇を重ねた  
「ん・・・・・・・・・」  
柔らかく、弾力のあるみずみずしい唇を僕は情熱的かつ紳士的に奪い取った  
少しずつ、少しずつ、僕の気持ちを伝える為に  
やがて口内では自然と舌が絡み合い、互いを求めるように貪りあっていた  
「ふぅ・・・」  
ははっ。もう何度もしてるはずなのに、どうしてかな?  
胸の鼓動が一段と激しくなるのを感じるよ  
銀の糸が互いを結びあげた頃には、僕たちは恍惚とした表情を見せあっていた  
 
そして僕は、最愛の人に僕なりの愛情表現を捧げる  
    『 ア マ ガ ミ 』  
まずは耳に。その際、ふっと息を吹きかけるのも忘れない。  
そして首筋から肩にかけて、絢辻さんを傷つけないよう、痛がらせないよう  
優しく、優しく甘噛んでゆく  
はみゅ・・・チュッ・・・はむんっ・・・チュッ・・・はぅむっ・・・  
きめ細やかな肌はうっすらと紅く染まり、浅い歯痕を刻み込む  
誰よりも愛情に飢えた絢辻さんの為に、何よりも深い愛を伝える為に  
「落ち着いた?」  
「もう平気。今度は本当に・・・」  
(あぁ、やっぱりこの人は、わたしにとってかけがえのない人なんだ)  
平静を取り戻した絢辻さんは一瞬なにかを思い、  
キリッと決心したような顔つきで僕に語りかけた  
「ありがとう、橘君。  
 ね?続き、しよっか」  
「え?でも・・・」  
「ほんとにもう大丈夫。  
・・・橘君。わたしの体、あなたの好きにしていいわ。  
あなたの望むこと、何でもやって。あなたになら何をされても、わたしは一切拒まない。  
今なら、全部受け止められるから」  
「いいの?」  
心配そうに見つめる僕に、彼女はにこりと微笑む  
「せめてものお詫びです」  
僕だけにみせる、絢辻さんのはにかんだ笑顔  
この眼差しが可愛くて、愛おしくて、僕は・・・  
「あ、絢辻さん!」  
思わず僕は絢辻さんを古びた体操用マットの上に押し倒し、胸に顔を埋めた  
クンクンクンカクンカスーハ―スーハ―スゥ〜〜〜〜ハァ〜〜〜〜〜〜・・・  
はぁ・・・はぁ・・・おっぱい!夢にまでみた絢辻さんの、おっぱい!  
穏やかな起伏が僕の顔を優しく包み込む。その柔らかさと芳香!なんと心地のよいことか!!  
スリスリッスリスリスリスリスリ・・・すんすんすんっふぅ〜〜〜〜はふぅ〜〜〜〜・・・  
右へ左へ頬を擦りつけ、夢中になって僕は制服越しの胸に貪りつく  
「ん・・・っあ、・・・・・・っ」  
と喘ぐ絢辻さんの声に刺激され、たまらず僕はブラウスに手をかける  
プチッ プチッ プチッ  
一つ一つゆっくりとボタンを外し、最後の一つも外し終えると胸元を一気に開いた!  
 
         おおっ! ブラジャーだぁ!!  
絢辻さんの純白のブラが眩しく輝く!  
「ぁ・・・橘君」  
はぁ・・・はぁ・・・。これを外せば絢辻さんは・・・  
ははっ梅原、僕は一足先に高みへと行くぜ!  
僕はホックを。背中のホックを!そう”ホック”を!”ブラのホック”を自らの手で!意思で!  
彼女の同意の許に確実にホックを外し、絢辻さんのブラを奪い取った!!!  
「きゃっ!」  
と反射的に両手で胸を隠す絢辻さん。真っ赤になって目を逸らす、そんな仕草もそそるよな  
で、これが絢辻さんのブラか・・・。  
すんすんっ・・・はぁ・・・やっぱりいい匂いだ  
それに、微かに温かい。絢辻さんの温もりを感じる。  
絢辻さん・・・  
ぎゅう〜〜〜〜〜〜っ  
絢辻さん!!  
はむっ・・・もむっもむ・・・んむっ・・・んんぅ〜〜〜〜〜〜〜・・・  
「・・・ねぇ、橘君。ブラに気を取られるより・・・」  
おっと、僕としたことが。絢辻さんが若干引いてるぞ?  
「ご、ごめん。つい興奮しちゃって。ははっ  
こほん。では・・・」  
気を取り直すと僕は胸を隠す手をそっとどけて、絢辻さんのおっぱい鑑賞を始めた  
  お お ぉ 〜 ! !  
思わず声を上げてしまうのも無理はない  
絢辻さんのおっぱいは実に素晴らしいのだから・・・  
白くすべすべな肌に淡いピンクの綺麗な乳首。これが絶妙なバランスで成り立っている  
柔らかくハリのある、ツンと上を向いた形の良い乳房。巨乳ではなかなかできない芸当だ  
それでいて膨らみはしっかりとあり、揉みごたえも充分に堪能できる  
そして何より僕の手にジャストフィットするBカップ強のこのサイズ!  
そうか、これが美乳!巨乳貧乳と語り合った日々が馬鹿馬鹿しく思える  
おっぱいは大小二極が全てじゃないんだ!  
輝日東のおっぱいマイスターと呼ばれた僕だが所詮は童貞の妄想  
僕は今、悟りを開いた!開眼したのだ!  
「最高だよ!絢辻さんのおっぱい最高だ!  
まるで僕の為だけに存在しているみたいだ!」  
夢中になって揉みしだき、絢辻さんの乳首にむしゃぶりつく  
ちゅっ・・・・っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・ぷはっ!ちゅっぱちゅっぱちゅっぱちゅっぱ・・・  
「馬鹿・・んっ!あなたにしか・・・触らせな、はぁ!・・いんだから  
・・・はぁんっ・・あなたの為にあるのは、当然でしょ・・・んぁう!」  
恥ずかしがりながらも嬉しいことを言ってくれる。だったら僕もお返ししなきゃ  
ちゅっちゅっ、れるれるっれるんっちゅぱっ!ちゅぱんっ!  
巧みな舌使いに卑猥な音を上げながら、僕と絢辻さんに快感がこみ上げてゆく  
「ぁ・・あんっ!・・・はぅっ・・・ん、・・・ぅあん!」  
う〜〜〜ん。もっと強く攻めてみたいな。よし、強く吸い上げるぞ!  
むちゅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ  
「ひぁああああ〜〜〜〜っ!らめっ!橘君!橘くぅんっ!!」  
っ〜〜〜〜〜〜〜〜!ぴちゅっちゅ、れるんっぎゅっ  
「あふんっ!や、やぁっ!?あぁん!ふぁあ〜〜〜〜〜っ!」  
ははっ、思ったより効果があるじゃないか!  
そして目線を下ろすとこのくびれ・・・  
細く無駄のない、キュッと引き締まったウエストが目を惹く  
見事なまでの造形美だ。あぁ・・・くびれぇ・・・く・び・れぇ!  
さすりさすりと腰をまさぐり更なるスキンシップを求める僕  
そのまま僕の右手は下腹部を通って更なる秘境へ  
長すぎず、短すぎず、理想的な丈で、  
美しく健康的なふとももをチラつかせていたミニスカートに手をかける  
このミニスカートと魅惑のふとももに、一体今までどれだけの妄想を焚きつけられたことか  
だが真相は今、目の前にある!  
真実を明かす為、僕は今、この絶対領域を破壊した!  
 
お ぉ 、 パ ン ツ だ ぁ ! !  
スカートをたくしあげ、僕は反射的に歓喜の雄叫びをあげていた  
白のレースか!やや際どい食い込みが清楚なボディにエロさを加え、絢辻さんを妖艶に仕立て上げる  
とはいえエロさの中に必要以上のいやらしさや下品さは一切なく、  
彼女特有の品のよさ、かわいらしさを両立させており、絢辻さんの魅力を余すことなく引き出していた  
絢辻さん、僕の為に時間をかけて選んでくれたんだろうな  
そのまま腰のホックを外し、スカートを脱がすと、綺麗なふとももが露わになった  
なんて・・・美味しそうなふとももなんだ!  
スレンダーな体型に反して、ここだけやや太めな肉付きがとてつもなくエロい  
下着姿ということもあって、その破壊力は凄まじいものがある  
こ、これは・・・なんということだっ!  
じゅるりっ・・・  
・・・はっ!  
気がつくと、絢辻さんのすべすべのふとももは僕の唾液で覆われていた  
むむむ、僕としたことが。無意識に舐めまわしていたというのか!  
紳士をも惑わすとは、恐るべし、絢辻さんのふともも!  
ふぅ〜む、そしてこの脚線美・・・  
すらっとして、綺麗な脚だなぁ。そういえば僕、靴下を脱がしたことはあったっけ  
ははっ、何気に凄いことやってたんだな、僕は。あの時は事情が事情だったけど。  
そう、確かこんな感じに・・・  
ず・・・ずるずるぅ・・・  
ふむ、改めてやってみたけど・・・  
お、女の子の靴下を脱がすのって、なんか背徳感が  
ずずず・・・ずるっ・・・すぽっ!  
おっほぉ!脱げたっ!もっ、もう片方も!  
ずる・・・ずるずるずるぅ〜・・・すぽんっ  
やった!絢辻さんの靴下を脱がした!脱がしたぞ!  
それにしてもかわいい足だなぁ。ふにふにして。  
特にこの足の指、いい・・・  
ぱくっ!れろちゅっ  
「ひゃっ!?」  
思わず頬張りたくなった僕は問答無用で足の指に食らいついた  
あおぅむちゅっ!れるんられるれるっ!もっきゅうもっきゅ、じゅるるるんっ!  
指先から土踏まずの始め辺りまでをしっかり呑みこみ、舌を這わせて舐め回す  
「や、いやぁああああ!!へ、変態!変態!」  
地につく場所を頬張り舐められるとはあまり予想していなかったのか、  
絢辻さんは少々取り乱してしまったようだ。  
そんな絢辻さんの反応が楽しくて、僕は舌の動きをより活発にする  
「き、汚いわよ!ねぇ?橘君?聞いてる?あ・・え・・・嘘・・・くぅっ」  
じゅっぷ!じゅっぷ!じゅっぷ!じゅっぷ!じゅっぷ・・・ぷはっ!  
失礼な。僕は変態じゃないぞ。ただ足の性感帯を調べてるだけなのに。そんな子はこうだ!  
はむっ!はぁむっ!ふぅははははははっ!おいひー、おいひいほおぉぉぉぉぉ!!  
「きゃっ!もう、くすぐったいからぁ!」  
れろんべろっじゅるんぺろりゅっ  
どうだ、足の裏も徹底して攻めてやるぞ〜〜  
「あはっあははははははははっ!  
やっ、やあぁん!やめ、やめて!やめてえぇぇ〜〜〜〜〜!」  
ははっ。絢辻さん、だいぶ緊張がほぐれてきたかな。  
僕の行動は決して男の本能に忠実なだけじゃない。  
紳士的な計算の下に動いているにすぎないんだ。  
じゃあ、そろそろ絢辻さんの股座を視姦しよう!  
 
「あれ?絢辻さん、かなり濡れてるね」  
「・・・・・・ばか」  
僕の意地悪に顔を背け、力なく答える。やはりこの子は照れてる時が途轍もなくかわいらしい  
「いいよ、凄くいい」  
僕の愛撫を感じてくれてる。とても嬉しいよ絢辻さん。もっと感じて、喜んで!  
ショーツ越しに股間を弄り、指を立てる  
さわさわ・・・くちゅっ。ぐっぐっむにっ  
「んぁ!はぁっあっ、あ、あぁ・・・」  
う〜〜ん、いい反応だ。絢辻さんって感じ易いのかな?  
きゅっとショーツを引き上げたり、中に手を突っ込みこねくりまわしたりと  
やりたい放題の僕  
対する絢辻さんはというと、相変わらず悶え喘ぎ、恥じらいのある目で見つめるだけ  
な、なんだか楽しいぞ!  
調子に乗ってきた僕は、ひざ裏を掴み  
このいやらしいふとももを押し分け、股間に顔を密着させる  
そのまま顔をぐぃと押しつけ、更にふとももで僕の顔を挟み込むよう  
両脇から締め付け、自らの嗅覚を最大限に発揮した  
くんくんくんかくんかくんかすぅ〜〜ふぁ〜〜〜っすぅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜はぁあ〜〜〜〜〜〜〜  
んぅ、んむぅん、れるっじゅるじゅるんっぴちゅ  
「ひっ、や、やだ!橘君!?」  
「あれ?全部受け入れるんじゃなかった?」  
「そ、そうだけど・・・汚いわよ・・・ふぁっ!」  
「ん?僕は全然そう思わないけど」  
ふふ、はははっ・・・、いいぞ!ずっと僕のターンだ!  
絢辻さん、もっと喘いで!恥じらって!僕を楽しませて!  
ぐっぐぃっ、むにゅっべろれろんれろ!っっぷはっ!、・・・ふ、ははっ  
ははっ、ははははは!あはははははははははは!あ〜〜! た の し い !  
ごめん、絢辻さん。やっぱ僕、変態かも!  
「あぁあっ!だ、ダメ!だめぇっ・・・はずかしぃ・・・・」  
「ははっ、ダ〜メ!まだまだこれからだよ。ほら、こっち見て絢辻さん!」  
ハイテンションな僕と対照的に、全く余裕のない絢辻さん  
かぁ〜〜っと火照りっぱなしの彼女だが僕は攻撃の手を一切緩めない  
いつまでも続く僕の波状攻撃の前に、とうとう絢辻さんは力尽きた  
 
上気した絢辻さんはとても色っぽかった。  
手触りのよい綺麗な黒髪は激しく乱れ、全身に汗を滴らせながらぐったりとしたその姿は  
僕の底知れぬ性欲を更に滾らせるには充分すぎた  
綺麗なものを汚す快感って、こういうことなのかも・・・  
もっと・・・汚してみたいな  
 絢 辻 さ ん を 僕 の 色 に 染 め 上 げ た い   
駄目だ。とても我慢できない。前戯は、終わりだ  
「脱がすよ・・・」  
何もいわないが、静かにこくん、と頷くのを確認した僕は、絢辻さんを守る最後の一枚を奪い取る  
一糸纏わぬ絢辻さんは、とにかく美しいの一言だった・・・  
「わぁ・・・」  
綺麗に整えられた陰毛。滴る愛液。手で拭うとねっとりとした感触が僕の指に絡みつく  
「綺麗だよ、絢辻さん」  
女の子の秘部って、こうなってるんだ  
「ははっ、絢辻さんのショーツ、この愛液でぐっしょりしてるね」  
握りしめた脱がしたてのパンツをパッと開いてまじまじみつめ、濡れた部分を口に含んで舐め回す  
次はパンツを鼻に被せ、興奮した自分を抑える為に深呼吸を試みる  
すぅ〜〜〜〜〜〜っ・・・はぁ〜〜〜〜っ  
「うん、やはりこっちの匂いも、これはこれで」  
「やっ、・・・もぅ、変態!さっきから女子高生の下着になにやってるの・・・?」  
「絢辻さんの味をもっと知りたくてね」  
「へんたいっ!  
変態。変態。変態。変態。変態。ほんっと、・・・変態  
あなたみたいな人、普通ならドン引きよ」  
ははっ、わかってる。絢辻さんだから、安心してできるんだ  
君が僕のこと、誰よりも依存してくれてるってこと、ちゃんとわかってるから  
「わたしじゃなかったら、・・・こんなこと、させてくれないわよ」  
「うん。ありがとう、こんな変態を好きになってくれて」  
再びキスを交わし、一呼吸置いた後、僕たちのステージは本番へと移行した  
「絢辻さん、そろそろ・・・限界なんだ。挿れるよ」  
「・・・はい。あなたに、わたしの初めて・・・捧げます。  
よろしく・・・、ね」  
 
亀頭を当てがった瞬間、絢辻さんの体がピクッと動く  
緊張のせいだろうか、絢辻さんは微かだがまた震えていた  
「大丈夫?力抜いて」  
「・・・えぇ。平気よ。気にしないで」  
強張る絢辻さんを後目にしつつも、我慢の限界を感じた僕は挿入を開始する  
ぐっ・・・と膣口をこじ開け、僕のモノは絢辻さんの膣内に侵入した  
「ひっ・・・!っ・・・・・・・・ぁぁっ」  
うっ・・・。温かい。なんて、気持ちがいいんだろう・・・  
カメさんを包む柔らかさと絢辻さんの体温、そして艶めかしい声に反応して、  
僕の股間の血流は限界を超えて尚激しさを増し、更なる膨張と硬度を作り上げる。  
それにしても、随分狭いんだな。  
このまま無理矢理貫いて大丈夫なんだろうか?  
幸い、絢辻さんのアソコは充分に濡れているので、負担は和らいでくれるはず  
ゆっくり、ゆっくりと慎重に・・・  
ぐぐ・・・、ぐりゅっ、ぐぃっ!  
「ぅああっ!・・・んぅっ」  
時々短い悲鳴が聞こえるが、これがかえって興奮する  
躊躇している場合じゃないぞ、純一!これはあくまで性行為なんだ!性行為!!  
そんなことを思いながら、じわりじわりと侵略を進めていると  
ある程度のところで、亀頭が何かに当たった  
そうか、これが処女膜か。  
いよいよ絢辻さんの純潔を散らす時が来たようだ  
「絢辻さん、貫くよ。いいね?」  
「ええ・・・。平気よ  
大丈夫。早く、来て・・・!」  
どれだけこの瞬間を待ったことか。高揚する気持ちを解放し、自らの欲望を暴発させる!  
僕は絢辻さんに、己の欲棒を力ずくでねじ込んだ!  
あぁ、なんだろうこの快感・・・  
プチプチッと小気味よい感触が僕のカメさんを刺激し、益々性欲を高ぶらせる  
そしてなにより、絢辻さんを征服したという充実感が、僕に何よりの快楽をもたらした!  
その一方、絢辻さんはというと、金切り声に近い大きな悲鳴をあげていた  
「痛っ!ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」  
口を一文字に結んでずっとこらえていたが、とうとう耐えかねた様子だ  
「んあぁあああああっ!!さ、裂けるぅっ!!痛ぃ・・・痛い!」  
結合部からは鮮やかな血が滴り落ち、目からは大粒の涙をボロボロと零しだす  
「絢辻さん!?」  
泣き叫ぶ絢辻さんを目の当たりにして、さすがに僕は一端引き抜こうかと考えたが、  
快楽に溺れる現状では止めたくない自分もいる  
さて、どうするか・・・  
迷うこと一瞬、腰の動きを鈍らせた僕だったが、すぐに挿入を再開した  
 
「ごめん、絢辻さん。止められそうにないや」  
こんな状況下だが、むしろ痛みに耐える絢辻さんをみて興奮している自分がいた  
普段気の強い絢辻さんを僕が蹂躙している。しおらしく、僕にされるがままな絢辻さんがここにいる。  
なんて興奮するシチュエーションなんだ  
彼女ほどギャップの使い方が上手い子はそうそういないだろう  
ああ、もう本当にたまらない!ここでやめるなんて、僕には絶対に無理だ。それに・・・、  
「い、いいの。、抜かないで!そのまま、、続けて!」  
「わかってる!」  
彼女も続けることを望んでいる  
「わたし、橘君と一つになれて嬉しい!確かに凄く痛いけど、そんなこと以上に嬉しい!  
だから、変な遠慮なんてしないで」  
絢辻さんは苦痛に顔をゆがめ、涙をながしながらも、とても嬉しそうな顔をしていた  
「好きにして・・・わたしを壊すつもりで。わたしのこと、本当に好きならもっと夢中になって・・・  
橘君には、沢山喜んで欲しい。わたしの、ロストヴァージンなんだから」  
「ありがとう。大好きだよ、絢辻さん」  
絢辻さんに、心から感謝の気持ちを込めて僕は一気に彼女を貫く  
「っああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」  
再び教室に悲鳴が響いたこの瞬間、僕は絢辻詞の処女を完全に奪い去った  
「はっ・・・、はっ・・・はぁっ  
橘君が・・・、入ってる・・・んっ」  
「動くよ」  
ゆっくりと腰のストロークを再開し、絢辻さんを満喫する僕  
「あん・・・、あぅ!あぁうっ!っはぁ・・・はぁ・・・くっ・・・、ぅ」  
しかし絢辻さんの発する声は、喘ぎ声というよりはまだ痛々しい悲鳴にしか聞こえない  
困ったな。なんだかセックスというより絢辻さんをレイプしているみたいだ  
どうすれば気持ちよくしてあげられるんだろう・・・?  
あ、まずい。どうにかしてあげたいのに、絢辻さんの膣内が気持ち良すぎて腰が止められないぞ!?  
はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・っ  
次第に愛欲に溺れる自分を抑えられず、更なる前後運動が絢辻さんを襲う  
しかしそんな僕も、彼女はしっかりと受け入れてくれた  
 
「ん、んっ・・・、ぅんっ!動・・・いて!・・・っくぁ!  
いっ!っぅ・・い、いいわ!橘君が!橘君が感じられる!」  
絢辻さん!たまらないよ、絢辻さん!まだだ、もっと君を犯したい!  
「お願い!もっと、もっと激しくして!」  
僕のモノが絢辻さんの膣内で締め付けられる!絢辻さんがヒクついてくる!  
「痛くても・・・、いい!もっと・・・、  
もっと橘君が欲しい!橘・・・君、を・・・感じたい・・・!」  
く・・・っ、絢辻さん、理性が飛びそうだよ!  
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ・・・  
開かずの教室一杯に響く肉体の饗宴。  
僕も絢辻さんも貪欲なまでにお互いを求め続けていた  
「あぁ・・・っ!あんっあんっあぁんっ!凄い!橘君のおっきなの!奥まで届いてる!  
もっとわたしを犯して!橘君・・・!橘君・・・!!」  
「うっ・・・あ、絢辻さんっ!気持ちよすぎるよ・・・!  
中でぎゅっって、絞り取られそうだ・・・」  
全身から快感がこみ上げ、震え上がる。  
絢辻さんへの気持ちが体一杯に満ち溢れ、僕の股間はもはや決壊寸前だ  
「うぅ・・・絢辻さん!」  
射精を抑えることで精一杯の僕は、情けなく名前を叫ぶことしかできなかったが、  
絢辻さんはちゃんと理解してくれていた  
「うん、橘君!」  
「絢辻さん!僕は・・・」  
「出したいんでしょう?わたしの中に。いいわよ・・・、膣内に出しても。  
今日は大丈夫。大丈夫だからっ!」  
「う、で、出る!」  
「来て、橘君!一緒に大人になりましょう・・・!」  
「うん!いくよ!・・・・・・っ・・・ぁああっ」  
「はっ・・・!あ・・・あ、あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」  
ドクッドクッドクッドクッドクッドクッドクッドクッドクッドックドクンッ・・・  
絢辻さんの膣内に、愛と欲望の権化を流し込む。  
とんでもない量だ・・・オナニーの時とは比較にならない。まだ出る!溢れだす!  
「凄い・・・まだ入ってくる・・・橘君が・・・橘君の遺伝子が・・・」  
絢辻さんは、自らの胎内に熱く濃厚なドロドロの粘液が滾々と侵入してくる様を恍惚とした表情で受け入れていた  
それにしてもこの量・・・  
もしかしたら僕は、絢辻さんを孕ませたいのか?  
構わない!覚悟はできている!僕は・・・絢辻さんと共に歩むと決めたんだ  
絢辻さんに、僕のありったけの子種を注ぎ込んでやる!  
僕は絢辻詞を汚した。僕だけのものにした。  
 
「ふふっ、妊娠しちゃうかと思った・・・」  
「絢辻さん、もし妊娠したら、その時は僕が・・・」  
「ありがとう。その気持ち、最高に嬉しい。  
でも平気よ。時期的には問題ないはずだし、念のため、避妊薬も事前に呑んでたから。  
誰かさんが煩悩を抑えられずに、中に出しちゃうんじゃないかなって思ったからね」  
「ははっ。面目ない」  
しょうがない人ね、とばかりに苦笑する絢辻さん。「でも・・・」  
ん?  
「いつかは欲しいな。あなたとわたしの赤ちゃん。  
・・・わたしの欲しかった、本当の家族」  
そういって、腕の中で俯く彼女に温かい気持ちにさせられた僕は  
そっと頭を撫で、自らも偽りのない、素直な気持ちを伝えた  
「僕も、そう思ってた。絢辻さん、全部僕がプレゼントしてあげる」  
それを聞いた絢辻さんは、僕の背中に手を回し、何度も僕の名前を呟いて泣いていた  
愛しいよ、絢辻さん・・・  
大丈夫。僕は絶対に君から離れたりしない。約束する。  
「ところで、絢辻さん」  
「ふふっ、なぁに?」  
「もう一回、いい?」  
「え?ちょっと・・・もう少し余韻ってものを・・・あんっ」  
「ごめん、我慢できないや」  
・  
・  
・  
「絢辻さん!今度はこういう体勢でやってみよう!」  
「・・・え?ぇえ・・・!?待って、やっ」  
・  
・  
「絢辻さん、次は・・・」  
「はぁ・・・はぁ・・・少し、休ませて・・・」  
・  
・  
「絢辻さん!縛っていい?」  
「お・・・お願い・・・。もう、・・今日は許して・・・」  
「そういう絢辻さんもそそるなぁ」  
・  
 
もう10時近くだろうか、辺りはすっかり暗くなっていた  
「とうとうしちゃったのね。わたし達」  
「なんか、照れくさいね」  
そういうと絢辻さんは頬を赤らめてふふっと笑いかけてきた  
「ごめんね、橘君。手、貸してくれる?」  
「あ、うん」  
「ありがとう」  
僕の腕に掴まり、ぐっと体を引き上げるように立ち上がると、そのまま体重を預けるように僕に寄りかかり  
腕に組みついたまま、ひょこひょこと歩き出した  
「ねぇ、このまま家まで送って貰ってもいいかな?今日はあなたと、こうしていたい」  
「うん」  
嘘じゃないだろうけど、痛みを誤魔化してるのがみえみえだよ。  
やっぱり、相当痛かったのかな?  
そんな風に考えてまじまじと見つめていると、僕の視線を感じ取ったのか  
絢辻さんはいつもの悪戯っぽい笑顔で僕にじゃれてくる  
「ねぇ、そんなによかった?あたしのか・ら・だ」  
「うん。とても言葉に表現できないくらいにね」  
「素直でよろしい。でも残念だな。今回は60点です」  
「え?」  
「あなたの行為に対する評価よ。  
確かに好きにしていいとはいったけど、途中から女の子への配慮がまるでなくなってたわ  
あれじゃただのケダモノよ」  
ははっ、確かに途中から理性がなくなってたかも  
「でも、壊してっていったのは事実だからね」  
「限度ってものがあるでしょう」  
開き直った僕の発言に素敵な笑顔で返してくれる絢辻さん。  
この一瞬世界が凍るような感覚・・・  
ゾクゾクするぅ〜〜〜〜〜  
嬉し半分、怖さ半分でにやける僕にため息をつき、絢辻さんは続ける  
「全く。欲望の赴くままに痛がるあたしを何度も何度も犯すなんて、橘くんってとんだ変態よね」  
「でも、及第点はくれるんだ」  
「まぁ・・・一応はね」  
気持ちよかったから?と聞こうとしたが、一発殴られそうだから控えた。僕だって学習はしてるのさ(キリッ  
「いい?採点はあり得ないほど甘くしてあげたんだから、次はもっと紳士的にお願いね」  
「肝に銘じるよ」  
「いい返事ね。それじゃあ、これからもよろしく!  
(・・・・・・わたしの愛しい変態さん♪)」  
ん?何か言ったかな。最後何か聞こえた気がするけど・・・まぁいいか。  
う〜ん、紳士への道のりは厳しい  
 
「ねぇ、橘君。この教室、本当にだれも知らないのよね?」  
「うん。屋上はいつも鍵がかかってるし、荒らされた形跡もまったくないよ  
入口の鍵をもってきたのは絢辻さんが初めてだからね」  
ふ〜んと一言、絢辻さんは興味ありげに教室を見回した  
「そっか・・・。じゃあ、あたしと橘君、二人だけの秘密の部屋なんだ」  
そういって絢辻さんは嬉しそうな顔をする  
ははっ、秘密がバレたのはちょっと残念だけど、これはこれで僕も嬉しい  
「でもさ、学校の教室の私物化を共犯しようだなんて、絢辻さんもなかなかのワルだよね」  
含み笑いでからかうと彼女も「何それ?」とばかりに笑顔で返す  
「それ、あなたがいうの?」  
スッと組んだ腕を放し、左手を胸の前に当て、右手を腰の裏に置き、  
子供っぽい大きな瞳をまっすぐ僕に向ける  
「もうとっくに知ってるでしょ。  
私は、天下無敵の仮面優等生ですからっ」  
 
こうして絢辻さんと談笑した後、僕達は秘密の教室を後にした  
その際、お宝本はきっちりと没収されたのはいうまでもない  
家のお宝本は創設祭で美也に全部売却されたばかりだというのに、とほほ・・・  
でも、わたしがいるから必要ないでしょってことは  
絢辻さん、また期待していいんだよな!  
いぃ〜〜〜〜〜〜やっほぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜う!  
 
(♪自宅にて)  
「今日はお楽しみだったね、にぃに!  
・・・え?なんで知ってるかって?や、やだなぁ。その顔みたらバレバレだよ」  
 

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