七咲は風呂場のマットに仰向けに寝そべっている。  
胸の前に手を置いて、時たま不安そうに僕のほうをチラチラと見ているが、僕と視線が合うと恥ずかしそうに目を逸らせてしまう。  
それは、これから行う行為の事もあるかもしれないが、それ以上に僕の股間にいきり立つ肉棒を隠さずにいるからかもしれない。  
さて、いつまでも女の子を待たせるのは紳士のする事じゃないよね。  
では早速……。  
 
 
 
寝ている七咲の膝を立てて足を開かせ、その間に僕は座る。  
風呂の湯と自身の蜜に濡れて、ぴっちりと体に張り付きその形を浮かべている水着の股間部分にあたる布に指を掛ける。  
 
――――ニチャ  
 
秘部と張り付いていた股布との間に、そこより分泌された蜜の糸が伝う。  
股布を太ももの付け根へとずらしていくと、蜜の溢れ出る秘部が露となった。  
 
……クチュ  
 
恐る恐る七咲の秘部に触れると、七咲は緊張したように体を震わせている。  
僕の指先にはトロトロの蜜がまとわり付いてくる。  
 
―――ツプ  
 
そっと指のわずか第一関節まで挿入する。  
指先に伝わるのは肉の圧迫感。  
それと七咲自身が分泌する熱を帯びた蜜。  
七咲を見てみると、所在なさそうに目を泳がせていた。  
 
思ったより大分濡れている。  
もう少し入れても平気だろうか。  
 
「………ふ、あ」  
 
円を描くように指を動かし、ゆっくりと七咲の体内へと侵入してゆく。  
第二間接ほどまで挿入された指先に伝わる圧迫感は更に強まり、同時に七咲の口から声が漏れ出す。  
 
……ヌチュ……プチュ  
 
少しずつ動かす指のスピードを速めると、風呂場という空間のせいだろうか、僅かに卑猥な音が響く。  
その音は僕にははっきりと聞き取れているし、おそらく七咲の耳にも入っているだろう。  
 
「うぁっ!……んっ……あっ……」  
 
空いているもう片方の手で、敏感な突起に触れる。  
挿入している指先が締め付けられたが、七咲の蜜もどんどんと溢れだし、指先に感じる摩擦力は弱まっている。  
 
もう、そろそろ平気かな。  
 
指を七咲の蜜壷から引き抜くと、付着した蜜のおかげで指がテラテラと光っていた。  
その指に付着している蜜を、肉棒に塗りつける。  
七咲の体液が僕のこんな部分に塗られるというだけで興奮するのは仕方ない事だろう。  
 
「行くよ、逢」  
「―――キス……そのまえに、キスしてください」  
 
仰向けの七咲の腰を抱き寄せて起き上がらせると、僕の顔の正面に七咲の顔が現れる。  
目を閉じて唇を突き出している七咲に、僕は自分の唇を重ねた。  
 
「ん……チュ……」  
 
はじめは軽いキス。  
僕の七咲に対する気持ちを込めて。  
 
時間にすればわずか数秒。  
それでも僕の気持ちは七咲に伝わっているはずだ。  
 
次は深く甘い濃厚なキス。  
舌を七咲の口内に侵入させ、唾液を送り込む。  
 
「んふっ!……む、んぅ……チュウ、チュパッ……」  
 
侵入させた舌に生暖かい物が絡みつく。  
七咲の舌だ。  
僕の舌に絡みつくようにうねり動くと、二人の唾液が混ぜ合わさっていく。  
そのまま数十秒の間、唇をくっ付け合い、互いの口内での体液の交換を続けた。  
ようやく唇を離すと、混ざり合った唾液がツゥーと糸を引いた。  
 
七咲は息を乱していたが、少し困ったような顔つきで 先輩、続きをしてください と言った。  
 
消え入りそうな声で続きをせがむ七咲をとても愛しく思いながら、僕は自身の肉棒を七咲の蜜壷にあてがう。  
先端でスジをなぞるように動かすだけで、僕の脳髄に電気が走るのが分かる。  
それは七咲も同じようで、僕の肉棒が触れるたびに細かく吐息している。  
 
このまま、七咲を―――  
 
―――ズプッ  
 
「あっ……いっ……あぁっ……!」  
 
男を知らない秘肉をこじ開ける感触。  
肉棒の先端が七咲の中に埋まった瞬間、僕の理性はどこかへトんでしまった。  
 
―――ズププッ  
 
「あああっ!」  
「逢!逢っ!!」  
 
七咲の全てを感じたいという欲望に支配され、強引に肉棒を突き入れる。  
途中、七咲の純潔の証を肉棒の先端に感じ取ったが、かまわずその膜を破り去った。  
 
「うあああぁっ!!」  
 
風呂場に七咲の悲痛の叫びが響く。  
けれど、その声は僕にはまるで聞こえていなかった。  
最奥まで肉棒が埋まると、一息入れること無く次の欲求に動いていた。  
 
―――ズチュッ  
 
「いっ、先輩っ……あっ、やあっ……動かさないでっ……くださ……ああっ!?」  
 
根元まで埋めた肉棒を、今度は一気に引き抜く。  
カリ首まで引き抜いた肉棒を、同じように根元まで突き入れる。  
僕は、肉棒から伝わるしびれるような快楽に酔っていた。  
 
―――ズチュッ、ズチュッ、  
 
「せ、んぱいっ……おねがいっ……します……」  
 
七咲のあげる声に若干の興奮を覚えながら、僕はその行為を止めようとはしない。  
それどころか、より早く腰を打ち震わせ快楽を追求する。  
 
―――ズチュッズチュッズチュッ  
 
「ふっ……う………うぁ………っ………うっく……」  
 
風呂場に響くのは肉の擦れ合う音。  
ときおり漏れ出す七咲の声。  
 
その二つをBGMにして、僕は上り詰めていった。  
 
そして――――。  
 
「逢、いく……いくよ!」  
 
僕は渾身の力を込めて最奥まで肉棒を突き入れた。  
そして七咲の中で肉棒がビクビクと脈動する。  
 
ビクンッ!!・・・ドクッ・・・ドクドクッ!!  
 
爆ぜた欲望は、白濁の液体となって七咲の中へ広がっていった。  
 
 
一息ついて、七咲の顔を見た僕は愕然とした。  
七咲の目尻からは、涙がこぼれていたのだ。  
それを見た僕はやっと我に帰ることとなる。  
結合部を見ると、七咲の蜜と破瓜の血が入り混じった液体でピンク色に染まっている。  
僕は自分のしてしまった行為の愚かさに気づいた。  
 
 
「……すごく痛いのに……先輩のバカ」  
「ごめん……」  
「やさしくしてって言ったのに……」  
 
なにやってるんだ僕は……。  
自分の欲望のままに動いて、七咲の躰を傷つけて。  
こんなんじゃ彼氏失格じゃないかっ!  
 
「許してくれなんて言えないよな……」  
「………絶対に許しません」  
「本当に、ごめん」  
「―――これから毎日キスをして下さい」  
「……え?キス?」  
「それと、毎日必ず愛してるって言ってください―――そしたら、少しだけ許してあげます」  
「い、いいの?」  
「………先輩は、私の体に虜になっちゃったんですよね?それなら―――」  
 
七咲は僕の唇のそっとキスをした。  
 
チュ  
 
「私も先輩の虜ですから」  
 

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!